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#孤独
Raphael
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どうも〜
お久しぶりです!
最近学校が始まってなかなか書くことができませんでした💦
今回は第3章 「初めての任務」
最後まで読んでみた感想を教えてください!
それではどうぞ!
光と闇
第三章 初めての任務
翌朝。
光の本部に、朝を告げる鐘が鳴り響いた。
――ゴォォン。
一紫音は、自分の部屋で目を覚ました。
紫音「……朝か」
昨日の出来事が、頭の中を駆け巡る。
突然現れた光の力。
空中に浮かぶ剣や槍。
自分以外の誰にも触れることのできない武器。
そして――
光と闇という、二つの組織。
紫音「……本当に、俺は光の組織に入ったんだな」
ベッドから起き上がり、窓を開ける。
朝の光が部屋に差し込んだ。
紫音は手のひらを見つめる。
紫音「光……」
意識を集中させる。
すると、手のひらから白い光が生まれた。
その光は少しずつ形を変え――
一本の剣になる。
剣は紫音の手には握られず、そのまま宙に浮かんだ。
紫音「……やっぱり浮く」
紫音が右へ手を動かす。
剣も右へ動く。
左へ動かす。
剣も左へ。
紫音「昨日より、少しだけ分かってきた気がする」
その瞬間。
コンコン。
扉を叩く音がした。
紫音「どうぞ」
扉が開く。
立っていたのはカイだった。
カイ「おはよう、紫音!」
紫音「おはよう」
カイ「朝飯食べたか?」
紫音「まだ」
カイ「じゃあ早く行こうぜ!」
紫音「分かった」
紫音は剣を消した。
カイ「……なあ」
紫音「ん?」
カイ「それ、便利だよな」
紫音「何が?」
カイ「武器を持ち歩かなくていいところ」
紫音「ああ」
カイ「しかも敵には触れられないんだろ?」
紫音「そうらしい」
カイ「だったら絶対に強いじゃん!」
紫音「まだ使いこなせてないけどな」
カイ「そのうち使いこなせるって!」
二人は食堂へ向かった。
-–
光の戦士たち
食堂には、すでに多くの光の使い手が集まっていた。
様々な武器。
様々な魔法。
様々な性格。
光の力を持つ者たちは、それぞれ違った戦い方をしている。
紫音はその光景を眺めながら席に座った。
カイ「今日の訓練、楽しみだな!」
紫音「訓練?」
カイ「昨日リナが言ってただろ。今日から本格的に能力を調べるんだって」
紫音「そうだった」
ミナ「……紫音」
紫音「ん?」
ミナがこちらを見る。
ミナ「昨日より、魔力が安定してる」
紫音「分かるのか?」
ミナ「少しだけ」
紫音「すごいな」
ミナ「……そうでもない」
ガルド「魔力の変化を感知できるのは、十分な能力だ」
カイ「ガルドは何でも褒めるよな」
ガルド「事実を言っているだけだ」
そんな会話をしていると――
食堂の入口からリナが入ってきた。
リナ「みんな、集まって」
全員が静かになる。
リナ「本部近くの村から連絡が入ったわ」
紫音「村?」
リナ「ええ」
「昨夜、闇の戦士と思われる集団が確認された」
食堂の空気が変わる。
カイ「また闇か」
リナ「村人から救援要請が来ている」
ガルド「被害は?」
リナ「まだ詳しいことは分からない」
ミナ「……調査が必要」
リナ「その通り」
そして、リナは紫音を見る。
リナ「今回の任務に、紫音も参加してもらう」
紫音「俺も?」
リナ「ええ」
「あなたは光の力を得たばかり。でも、実際の戦場でなければ分からないこともある」
紫音「……分かった」
カイ「俺も行く!」
ミナ「……私も」
ガルド「なら俺も同行する」
リナ「決まりね」
こうして――
紫音、カイ、ミナ、ガルド、そしてリナ。
五人の光の戦士が、村へ向かうことになった。
-–
村への道
馬車で移動すること数時間。
目的の村が見えてきた。
しかし――
紫音「……静かすぎないか?」
村の入口には誰もいない。
家々の扉も閉まっている。
カイ「嫌な感じだな」
ガルド「警戒しろ」
全員が周囲を見る。
リナ「村人を探しましょう」
五人は村へ入った。
すると、物陰から一人の老人が姿を現した。
老人「光の方々……!」
リナ「大丈夫です。私たちは光です」
老人「助けてください!」
紫音「何があったんですか?」
老人「昨日の夜、突然闇の戦士たちが現れたんです」
「村を支配すると言って……」
リナ「今は?」
老人「森の奥へ行きました」
カイ「何人くらいいた?」
老人「……十人以上はいたと思います」
紫音「十人以上……」
カイ「俺たちだけで大丈夫か?」
ガルド「だからこそ慎重に行く」
リナ「村人の安全を確認してから、森へ向かいましょう」
そのとき――
紫音の光が突然反応した。
紫音「……!」
手のひらが白く光る。
リナ「どうしたの?」
紫音「近くに……何かいる」
ミナ「……私も感じる」
ガルド「来るぞ」
直後。
森の方向から黒い魔力が飛んできた。
ドンッ!!
地面に黒い衝撃が走る。
村人「ひっ!」
リナ「全員、構えて!」
五人が一斉に戦闘態勢に入る。
森から、黒い服を着た人間たちが現れた。
闇の戦士「光の連中か」
別の闇の戦士「ちょうどいい」
「まとめて倒してやる」
紫音の周囲に光が集まる。
一本。
二本。
三本。
光の剣が現れる。
さらに――
槍が一本。
紫音「……」
五つの武器が宙に浮かぶ。
カイ「やっぱりすげえな!」
紫音「行く!」
紫音が手を動かす。
五つの武器が一斉に飛び出した。
シュッ!
闇の戦士「何!?」
黒い盾を出そうとする。
しかし、光の剣が盾を弾き飛ばす。
別の闇の戦士が紫音の武器を掴もうとする。
闇の戦士「この武器を奪えば――」
手が剣に触れようとした瞬間。
スッ。
指が剣をすり抜けた。
闇の戦士「なっ!?」
紫音「俺以外には触れられない!」
紫音が腕を振る。
剣が方向を変え、闇の戦士の前を通過する。
闇の戦士「くっ!」
後ろへ下がる。
その隙を、カイが狙う。
カイ「今だ!」
光の魔法が放たれる。
闇の戦士が吹き飛ばされる。
ミナ「右!」
紫音「分かった!」
紫音は反射的に槍を動かした。
槍が空中を高速で飛び、迫っていた闇の攻撃を弾き飛ばす。
ガルド「よく見えている!」
紫音「みんなが教えてくれたからな!」
リナ「その調子!」
五人は連携して闇の戦士たちを押していく。
しかし――
突然。
森の奥から、これまでとは比べものにならないほど強い闇の魔力が現れた。
ドクン……。
空気が震える。
カイ「……なんだ?」
ミナ「……強い」
ガルド「全員、下がれ!」
森の奥から、一人の男が歩いてくる。
黒い服。
長い黒髪。
そして、全身から溢れる巨大な闇。
男「なるほど」
男は紫音を見る。
男「お前が、一紫音か」
紫音「……!」
男「王都で新しい光が生まれたと聞いていた」
紫音「お前は誰だ?」
男は笑った。
???「名乗る必要はない」
「お前は今日ここで――」
男の周囲に黒い魔力が集まる。
???「闇に消える」
紫音の周囲にも、無数の光が集まり始めた。
剣。
槍。
そして、まだ使ったことのない武器。
紫音「……」
自分の力が、今までより強く反応している。
紫音「俺は……負けない」
白い光と黒い闇が、村の中央で向かい合う。
光と闇。
その新たな戦いが――
今、始まろうとしていた。