※多少の暴力表現があります。大丈夫な方は読み続けてくれたら嬉しいです。※
音魅(…私迷惑かけてるよね)
音魅(優しくしないで欲しいって関わらないでって思ってるのに、優しくされる事を関わってくれる事を拒めない、受け入れてしまう自分がいて本当に嫌になる)
音魅(いつになったら私は自分に素直になれるんだろう)
音魅「車…はない」
音魅「良かった…産むんじゃなかったって言われないで済むかも」
ガチャ
音魅「ただいま」
音魅(食欲もないしこのまま寝ちゃおっかな)
数時間後
音魅「…ん、ふぁ〜」
音魅「いつもみたいにいろんな事を考えなかったからかな、よく寝れた気がする」
音魅「…喉渇いた」
音魅「あれ?リビング電気ついてる」
音魅「もしかして…」
ガチャ
音魅「お母さん…??」
母「あら、音魅じゃない」
音魅「あはは、帰ってきてたんだ…?」
母「その作り笑いやめて、イライラする」
音魅「あ、ごめん」
母「また謝る、それしか出来ないの?」
母「ほんと、なんで産んじゃったのかしら」
母「はぁ、離婚した時あの人に預ければよかった」
私のお母さんは、仕事が忙しくて精神的に病んで、そのせいで情緒が不安定になっているとお医者さんに言われた。性格も変わっちゃってもう戻らないらしい。
音魅(何回も言われた言葉でもやっぱり、痛いっ……)
音魅(私がいじめられてる理由も、私をいじめても誰かに言われる心配がないかららしい)
音魅(なんで親にもみんなにも嫌われなきゃいけないの?)
母「いつまでそこにいるつもり?」
音魅「私部屋にいるね」
母「そうしてちょうだい、あなたの顔も見たくないわ」
音魅「…っ!」
音魅(もう…嫌だ…)
音魅(家にいても、外にいても辛い…)
翌日
音魅(結局昨日は寝れなかったな)
音魅(学校行きたくないな)
音魅(休みたい)
音魅(…でも家にいるよりはマシか)
音魅(家にいると、昔のお母さん思い出したりして苦しいし)
音魅(…足が重たい)
音魅(とりあえず準備して…今日は体育あったっけ)
音魅「よし、行ってきます」
音魅「やっぱり行きたくないな」
「じゃあいけなくしてやるよ」
音魅「あ……」
バキィっ
音魅「痛っ!」
「お前最近来ないよな?来なかったら来なかった分だけ痛めつけるって言わなかったっけ?」
「それが嫌だから毎日来てたんだもんなぁ?」
ゴッ
音魅「っ!!」
「ハハハ!やっぱお前殴るのが1番のストレス発散だわ!!」
音魅(もういいや、どうせ助けなんて来ないし、気が済むまでやらせよ)
「こいつ諦めてやがるw」
「じゃあ思う存分痛めつけてやるよ!」
どれだけ時間が経ったか分からないけど、長い間暴力を振られた
「じゃまた明日なw」
音魅(やば、結構血出てる)
音魅「血が止まったら、学校行こ」
音魅「多分お母さん今日も早いだろうし、家汚したらもっと言われそうだし」
音魅「まぁ、いつやられてもいいように、絆創膏とかは持ってるから…」
ピロン♪
音魅「…?あ、阿賀くん…か」
今日休み?大丈夫?
音魅「流石に返したほうがいいよね」
音魅「学校は行くよ、大丈夫」
ピロン♪
そっか、無理しないでね
音魅「…全然大丈夫じゃないのに…」
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