mga短編集

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若&藤×大

( 微 ) 曲パロ

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大森「　若井、？　」

「　涼ちゃーっん、？　」

朝起きると、隣にいたはずの2人が居なくなってて

「　今日オフの日なのに…　」

そう、今日は皆でカードゲームをしたり、ドラマを観たりして過ごす予定の日だったのだ。

なのに、若井も涼ちゃんも家にいない。

「　玄関行ってみる、か　」

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「　靴も、ない、、　」

溜まっていた涙が込み上げてくる。

なんで、？なんで？僕なんか悪いことしちゃった、？

以前にもこんなことが数回あった。

でも、前のときはすぐに帰ってきてくれたから、今回は本当に捨てられちゃったかもしれない。

「　やだっ、”　 」

やだ、絶対に捨てられたくない。

「　ﾋｯｸ、ん゛、　」

だんだん呼吸がうまくできなくなっていく。

そんな自分に慌ててメメルのぬいぐるみに抱きつく。

「　やぁ゛ｯぁ、わかっ、゛　」

気付くと目から涙が溢れていて、地面に倒れこんでいた。

「　りょ゛ｯｯちゃっ、もぉ゛！！　」

しゃっくりが止まらず、過呼吸気味になってきてしまい、だんだんパニックになる。

誰よりも2人を愛しているのに、分かっているはずなのに、

2人は僕のことを見捨てるの、？

「　ぃき゛ッ、できな゛っっ、か”ひゅっ、　」

だんだん視界が真っ暗になっていく。

助けが必要なのは分かってる、今すぐにでも救急車を呼ばないといけないのは分かってる。

こうなったのもストレスと2人のせい。

耳鳴りが酷くなり、頭痛が悪化する。

「　捨て、ないっ、れ゛！！！　」

息が切れるくらい叫ぶ

何でこんなに叫んでいるのかもわからない。

慌てて床に落ちていた薬を飲み込む。

死にたいのかな

そんな自分に疑問を問いかける

なんで、なんで生きてるの？

僕は何のために生きてるのかな、？

何で僕は2人のことが好きなんだろう

だんだん分からなくなってくる

「　あ゛ーーー”“ー！！！　」

2人のせいで死にそうなのに2人のために泣いている自分が意味分からなくて、イライラして、机の上にあったカッターで心の傷を誤魔化す。

傷ができたら構ってくれるのかな、？捨てないでいてくれるのかな、？

2人は僕のことを愛してくれるのかな

「　血、？　」

血が出ている意味がわからない。

血って痛いときに出てくるのに、腕は全然痛くない。

それが快感でたまらなくて、次から次へと、色んな所に刺していく。

「　わぁ、っ゛、たのしぃ゛かも、っ、！　」

これが頭のいい自分の痛みの消し方なのだと、

苦しくない死に方なのだと、初めて自覚する。

そんなことを思いながらも、心臓の方に刃を向ける。

「　元貴！！　」

そんな言葉が聞こえて、ふと我に返る。

「　だ、ぁ゛れｯｯ、？　」

どこか震えたような感じで声の主に聞いてみる。

若井「　元貴、それ…　」

大森「　若井と涼ちゃんだぁ！　」

藤澤「　え、…　」

若井「　元貴、その身体どうしたの　」

少し怒ったような口調で話してくる彼が怖くて嬉しさが半分消し去る。

大森「　んー、わかんなぁい！　 」

その怖さを誤魔化すように、笑顔で答える

「　何で居なかったのぉ、？　」

若井「　何でって、　」

藤澤「　元貴、本当に覚えてないの？　」

大森「　ん、遊ぶぅ、？　」

メメルを抱きながら幼稚園児のような口調で話してみる。

そうすれば、きっと笑ってくれるよねって、好きになるよねって、

若井「　元貴が、新作のゲームほしいって言ったから…　」

藤澤「　近くのお店で買ってきたんだよ　」

大森「　んぇ、？　」

若井「　置き手紙すればよかったよね、ごめんね元貴　」

大森「　そんなの、知らなっ、ぃし　」

藤澤「　元貴のために買いにいってたんだよ？　」

大森「　そうなんだぁ、　」

若井「　でもこんなんじゃ遊べないよね…　」

藤澤「　メメルも元貴も血だらけだよ、　」

大森「　んぁ、メメルさんごめんなさぁ、　」

若井「　近くのお店だから大丈夫かなって思ったんだけど、色んな人に見つかっちゃって、　」

藤澤「　ごめんね元貴、、　」

安心したように目が潤った感じがした。

大森「　もぉ捨てない、？　」

藤澤「　何で捨てるの？　」

若井「　別に、捨てた訳じゃないもんね　」

大森「　汚くして、ごめんなさい…　」

そう言って、立っていた若井と涼ちゃんの足に頭を近づける。

若井「　元貴、病院いこ　」

大森「　その前にちゅーする。　」

若井「　わかったよ　」

藤澤「　1人にしてごめんね　」

大森「　んーん、いつもありがと、！　」

元貴を抱き上げて甘い口付けをすると、

元貴は深い眠りについた _ 。

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雰囲気だけ「Lonliness」カスったんだけどどうかな❓

ブクマ一言🙇‍♀️

またねー