ゴッ!!!ドガッ!!!バキッ!!!不良「す、凄ぇっ…」
不良「あの赤髪…何もんだよっ…!」
総長「オラァ!!!」
ドガッ!!!
中也「っ…カハっ!?」
ズザァッと後退り
中也「ぺっ…結構やるじゃねぇか」
総長「フッ……なかなか手強いな、おチビさん」
中也「お前も、なかなかだな……フンッ!」💢
(中也、蹴りをかわしつつ反撃の構えを取る)
中也「よぉし……天下無双、まだまだ本気出してねぇぜ!!」🔥
不良A「うわぁ……やっぱ赤髪ヤバい……」
不良B「総長、こいつ……ホントに強ぇ……」
総長「ほぉ、面白い……その意気込み、買ったぜ」
中也「面白くなってきたぜ……覚悟しろ!!」
総長「だが…」
中也「あ?」
総長「ふんっ!!!」
ドッ!!!!
中也「っ?!」
中也が吹っ飛び…後ろの壁にぶつかる
中也「ん”ぅ!?」
総長「これで終わりだ!」
中也「…いってぇなぁ…っ…」
瓦礫の底から起き上がる
中也「イライラすんだよ…💢」
中也「身の程を知れぇ!このクソ野朗がぁ!!!💢」
中也「まだ終わるわけねぇだろォォォ!!!」
瓦礫を蹴飛ばし、後ろ蹴りで総長を吹き飛ばす
総長「ぐはっ!?な、なんだこの力!!」
不良達「総長…あの赤髪…化け物かよ…!」
中也「これが俺の全力だ…天下無双の力、思い知れぇぇぇ!!」
拳を握りしめ、一気に突進して総長に連続攻撃
そして総長の肩をガシッと掴んで…
中也「これで終わりだ!ゴミカスがぁ!!!」
ゴンっ!!!
頭突き!!!
総長「グハァ!!!」
ザワザワ…
「おいこれマジかよ…」
「総長がっ…負けた…?」
中也「ふぅやっと終わったか」
全身に疲労が残るが、顔には達成感の笑みが浮かぶ
不良「こ、こいつ…マジで化け物だ……」
不良B「総長があんなに吹っ飛ぶなんて…信じられねぇ……」
中也「次は誰でもかかってこい…俺は天下無双の中原中也だ」✨
周囲を睨みながら拳を握りしめる
中也「…はぁっ…はぁっ…」
ふらつきながら帰る中也
太宰「あれ?中也って…なっ!?」
太宰「なっ…中也、何やってんの……?!」💦
(息を切らし、全身泥だらけの中也を目の前にして呆然)
中也「……帰る…疲れた…」ヨロッ
太宰「いやいやいやいや!!何その状態で帰る気!?怪我とか大丈夫なの!?」💢
中也「……大丈夫だ…」ボヤッ
太宰「大丈夫じゃねぇよぉ!!!天下無双とか言って、総長まで倒しちゃって……全くもう!」💦
中也「……フッ、疲れたけど、面白かったぜ」ニヤッ
太宰「……面白かったって言うなぁぁぁ!!!」
(太宰、思わず頭を抱えながら、泥だらけの中也を支えようと追いかける)
太宰「バカ!本当にバカ…ほら家来て?治療する」
中也「…ん」
太宰「ほら、無理すんなって……さっさと連れて行くよ」💢💨
(中也の腕を軽く支えながら、力強く引っ張る)
中也「……ちっ、手間かけやがって」ボソッ
太宰「手間じゃないよ!心配なんだからね!」ニコッ
中也「……あ、あぁ」
(太宰に支えられながら、フラフラと家路へ向かう中也)
ナレーション:
天下無双の赤髪ヤンキーも、幼馴染・太宰の前では素直にならざるを得ない──✨







