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『俺だって出来るよ』

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『俺だって出来るよ』

2 - 『お前は出来るよ』

♥

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2023年08月04日

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・前回参照


わんく























──────

ほんと最悪。

後ろから襲われて、何人かにリンチされた。

俺の顔は惨めな事になっているだろう。

気づくと、knさんが俺を抱えてくれてた。


shp「ぅ”……、、??」

kn「大丈夫か、!」

shp「……てき、、は、」

重たいまぶたを持ち上げて、周りを見渡す。

そこには、あの弱っちいciが暴れている姿があった。

ciは人数的の不利を背負っているはずなのに、まるで目が後ろにもあるかのようなスピードで相手に気づく。

そして、痛そうなパンチを出していた。

ciは口から血を吐いていた。

そうか、さっきボコされていた。

喉が切れたのだろう。

なんで?

じゃあ、なんで今勝ってんの?

俺が負けてるんだぞ。

なんで。


そんなことを考えていると、ciは爆弾を敵の口に詰めた。

shp「…、!?」

tn「あ、あれで全員まとめて殺る気や!」

zm「じゃあ、ここから離れよう!!」

俺はみんなに連れてかれた。

待って。

嫌な予感がする。

ci。

早く逃げろよ。

相手を捕まえなくていい。

それ、規模でかいって。

ci。

早く。

ciッ、!!







─────

大きな爆発音が響き、ここまで瓦礫が飛んできた。

目を細めて見る。

ciは倒れていた。

やっぱり。

あいつ、自分を巻き込みやがった。


俺は、折れてるだろう足を持ち上げて、ciに駆け寄った。

痛いとかじゃない。


shp「ciッ、、おい、生きとるか、!!」

ciをゆっくりと起こす。

だが、ciは目を少し開けてこちらを見るだけ。

まるで、死んでいるように。


shp「なんで犠牲にしてんねんッ、、ばかッ、」

   「俺のッ、、大切な親友やのにッ、、」

ciは俺の頬に手を当てた。


ci「俺だって……でき、るよ、」

違う。違うんだ。

ciはなんでそうなの。

確かに、援護しろとは言ったよ。

自分を犠牲にしてまでとは言ってない。

お願い。

ダメ、目を閉じないで。

俺を見て。

お願い。

逝っちゃ嫌だ。






────────

shp「ciはさ、ほんま凄いよな」


ci「んえ…おれ、?」


shp「おん、俺の持ってないもんを持っとる」


ci「そんな事ないよ、shpの方が凄い」


shp「…例えば」


ci「なんでもできる、頼りがいがあるやん」

  「俺には無い、そんなもの。」

  「皆はここに居てもいいって言うけど、」

  「ほんとはここに居ちゃいけない存在だよ」


shp「なんでそんなこと言うん?」


ci「…事実じゃん、」


shp「俺は、ciが居らんと楽しくないな」


ci「…なに、笑いものってことかよ、」


shp「ちゃうちゃう」



shp「お前は皆の光だよ」






────────

あれから、ciはどこかへ行ってしまった。

恐らく、大きな手当をするため。


その1ヶ月間。

幹部はまるで下水のような暗さで、

ほんとつまんなかった。

ciは、色んな話を持ってくる。

それに、色んな話を聞いてくれる。

なにが出来るとか、強いとかじゃなくて。

ほんと、そのまま光のような存在だった。

ね。言ったでしょ。

だから、お前は帰ってこなきゃダメだ。



そんな時、扉が開いた。

皆が一斉に扉を見る。



ci「……、ただ、いま、」




皆「ciッ、、、!!!」



そう、ciが帰ってきた。

皆は一気に笑顔になり、ciに駆け寄った。

ciはまだ全部完治してないのか、包帯だらけ。

なのに、ずっとニコニコと皆と話をしている。

ほら、お前は光だよ。


ci「…shp、ごめんな、」


shp「んなこといーよ、また会えてよかった、」


ci「…俺、ここに居てもいいって自信ついたよ」


shp「ほんまか?」


ci「うん、思い出したんだ、昔のshpくんと話したこと、」

  「俺、忘れるなんて酷いよな」


shp「思い出したなら、大丈夫やで」


ci「ほんま、shpはカッコええな」

  「こういう時に、ずるいぞ」


shp「ciやってカッコええやん」


ci「バカにしてる癖にッ、、!!?」


shp「ふははっ、バレた」


さっきまでが嘘かのように笑顔が溢れる。

皆はciについて回っている。

話したいことが沢山あるようだ。

ciは必ず、夜になると俺の部屋に来てくれるようになった。

そして、沢山話して、そのまま寝落ち。



そんなしょうもない毎日だけどさ。

これが案外楽しいんだわ。





すんません。ボツりました‪💦‬

なんか途中で何を書いてるのかを見失ってしまいました。

元はこれ、1話で終わり予定だったので、どう切ろうか悩みました 笑

ここまで読んでくれた人ありがとうございます!!

♡…欲しいでs

この作品はいかがでしたか?

7,504

コメント

26

ユーザー

涙腺崩壊アラル海.°(ಗдಗ。)°.

ユーザー

これでボツってほんとですか?! それがほんとなら主様の作品はすごいです!涙出てきてこの作品すごってなりました!ハートめちゃ押します!

ユーザー

初コメ失礼します

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