『叶くんとふわっち大丈夫だった?』
「2人ともかなり酒入ってたし大丈夫だろ、気にすんな」
叶くんにご飯に連れてきてもらって慰めてもらうはずだったのに
気づいたら隣の席にローレンとふわっちがいて
気づいたらローレンと二人で抜け出していた。
……どうしてこんなことに。
手首を捕まれそのままどこに行くのかと思いきや
もう来ないと言ったはずの家に連れてこられた。
数日ぶりで何も変わっていないはずなのに前回と違って仕方なく、
というかなにか入るきっかけがあって入ったわけではないから緊張してしまう。
2人並んでベッドの上に座る。ただそれだけでも心臓が馬鹿みたいにうるさかった。
「話、戻るんスけど」
『…はい』
いつもと違い真っ直ぐな目で見つめられ背筋が伸びる。
「都愛のことマジで特別だし、大切。」
「恋愛感情だなんてミリも思ってなかったけど誰にも取られたくねーくらいには好きになってた。」
「でもやっぱ俺みたいな男よくねーと思うんだよな、それがずっと邪魔してるっつーか」
『いいか悪いかなんてわたしが決めるよ、そんなの』
「……ま、そう言うよなあ、お前は」
『…好きなら好きでいいじゃんって思うんですけど。』
『諦めろとか言われてもそう簡単に諦められる好きじゃない』
「わかってるよ」
わかってない、って言いたかったけれど
真剣に考えてくれてると思うと何も言えなかった。
ローレンの言いたいこともわかるけど今はそんな難しい話をしてるんじゃないんだから
もっと簡単に考えてもいいのに、なんて。
「諦めろとか俺みたいなのはよくないって言ったし実際に今も本気でそう思ってる。」
「思ってるんだけど」
一瞬、何が起きたのかわからなかった。
抱きしめられていると気づいた時、ローレンの身体は少し震えていた。
声も少し泣いているように感じた。
「ごめ、あー……マジでかっこ悪」
『かっこ悪くないよ』
「バカかっこ悪いだろ」
吐息が耳にかかるこの距離感、体温が上がるのを感じる。
「都愛」
「俺の彼女になって」
____________
いいところで主入ってくんなって感じですよねすみません😭
フォロワー様100人突破しました!!!
ありがとうございます!
これからも見て頂けたら嬉しいです!!
コメント
6件
わぁぁぁ!!東雲様おめでとうございます!!⇩これからうるさいです ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!ローレンマジで!?はっ!おま、え?普通にイケメン。無理。キャパオーバー! 今めっちゃ顔両手で覆ってうだうだしてる え、東雲様天才?もう大好き、愛してる普通に、神様!いつもほんっっっとうにありがとうございます!!