テラーノベル
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こと🎀🌌
42
2,566
既読
夜。
Ი𐑼のスマートフォンが静かに震えた。
LINE
送信者は👁️🗨️。
短いメッセージだけが表示される。
「彼氏の家にいます。」
それだけだった。
いつもなら、もう少し言葉が続く。
今日は違う。
Ი𐑼はすぐに返信する。
「状況を報告しろ。」
既読。
しかし返事はない。
数分後。
画面に「入力中…」が表示される。
消える。
また表示される。
消える。
ようやく届いたのは、一文だけだった。
「大丈夫です。」
Ი𐑼は画面を見つめる。
短く返信する。
「本当か。」
また既読。
返事は来ない。
部屋は静まり返る。
数分後、ようやく新しい通知が鳴る。
「……少し怖いです。」
その一文を見たᲘ𐑼は、すぐに返信した。
「報告を受理する。」
「一人で抱えるな。」
「危険を感じたら、その場を離れ、安全な場所へ移動しろ。」
しばらくして、👁️🗨️から小さな返事が届く。
「……はい。」
画面は静かになった。
Ი𐑼はスマートフォンを手にしたまま、いつでも動けるように待ち続けた。
コメント
1件
うわ、この静かな緊迫感、すごく効いてますね……。「少し怖いです」って一瞬で心臓掴まれました。既読→入力中→消えるの繰り返しだけで、相手の迷いや恐怖が手に取るように伝わってくる。Ი𐑼の「報告を受理する」っていう距離感と信頼の塩梅が絶妙で、この二人の関係性が一気に気になりました。次が待ち遠しいです!