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007n7 x Elliot
Elliot視点で進みます。
※カップリング注意
※キャラ崩壊注意
※捏造注意
※解釈違い注意
※誤字、脱字
※苦手な方はブラウザバック
リクエストありがとうございました
Elliot「ふぅ……疲れた……。……このぐらいかな…」
僕はピザ生地を冷蔵庫にしまい、手を洗う。
皆を回復させる事は僕の仕事だ。皆のために、少しでも多くピザを作って役に立つんだ!
タオルで手を拭いていると、扉の方から足音がした。
Elliot「…誰ですか?」
僕が扉の方に問いかけると、少し物音がしてから、扉が開いた。
Elliot「………うげ、」
007n7「や、やぁ。Elliot……?」
露骨に顔をしかめる。今すぐにでも「どの面下げて来やがった」、と言いたいところだ。
このハンバーガー野郎とその息子のせいで、自分の店が何度被害に遭ったか。
復讐するために探してみれば、あのハッカーは改心していると来た。それから、彼の顔を見るだけでイライラする。
………現に、試合中彼にはあまりピザをあげていない。
あげていないというか……あげる気が無い。
Elliot「………で?何の用です?またピザ屋を燃やす気ですか?」
007n7「あぁ、いや………何してるのかな…って」
Elliot「はぁ?」
理解出来ない。どうしてわざわざ僕の所に?
007n7「あぁ、す、すまないね。……ごめん、帰るよ。」
Elliot「………そうですか。じゃあ。」
扉がバタン、と閉められる。
………いや、一体何の用だったんだ?!何してるのかなんて…気でも狂ってしまったのか?
よく理解出来ない。だから苦手なんだ。
…だが、少し最近冷たくしすぎたかもしれない。
ちょっとだけ、様子を見に行ってやろう。
ロビーに着いて007n7を探してみると、彼はGuest1337と談笑していた。
Elliot(あの二人って仲が良いんだ。…にしても、随分と楽しそうにしてるな)
奴がにっこりと笑っている所など中々見ないからか、
少し新鮮な気持ちになる。
……………なんだかモヤモヤする。気分が悪い。
Elliotはその場を後にして、自室のベッドに倒れ込んだ。
Elliot「…………はぁ……。……気持ち悪い………」
なんとも言えないモヤモヤした気持ちに苛まれる。…きっと疲れているんだ。今日はもう寝よう。
苛立ちを抑える為に枕をぎゅっと抱き締めて、その日は眠りについた。
次の日。
Elliot(よく眠れなかった……。…それもこれも全部あのハンバーガー野郎のせい………!)
007n7「…ん、?…あぁ、E、Elliot!おはよう。げ、元気…かい……?」
Elliot「……………。」
最悪だ。起きがけから奴の顔を見るハメになるとは。
…………なんか、イライラモヤモヤしてきた。
007n7「E、Elliot……?」
僕は007n7の頬をぐっと掴んで、唇を重ね合わせた。
数秒間ぐらいだったと思うが、何時間のように長いことのように感じた。
007n7「ぷはっ……!!…はぁっ………きゅ、急に何を……!」
Elliot「…はっ………。……はぁっ……。……あ…?」
Elliot「…………!!!!」
やっと頭が回ってきて、自分の今の状況を理解する。
一体何をやっているんだ、僕は!
顔が熱くなってきて、自分の行いを後悔し始める。もうわけが分からない。
Elliot「………ぁ……。…その……。すみません…」
007n7「……。Elliot、ちょっと良いかな」
Elliot「…?…何ですか——」
007n7に近付かれて、また先程と同じ感覚が唇に走る。
少し息苦しくて彼の肩を押しのけようとするが、腕に力が入らなく抵抗できない。
暫く恥ずかしさで死にそうな思いをしながらそれを受け入れていると、ようやく唇を離された。
Elliot「…な、何するんだ、この………!!」
007n7「……さっきの、お返し」
多分お互いに顔を赤らめていたと思う。なんとも言えない気分になったし、敬語も外れてしまった。
何となく居心地が悪くなったので、逃げるようにその場を後にしてしまった。
……まぁ、悪くはなかった。
その日からなんとなく007n7と顔を合わせ辛くなった。
でも、あっちが悪い!あっちが………
…いや、僕の方が悪い。寝ぼけていたとはいえ、あんな事を先にしたのは僕だ。
ずっとこのまま、というわけにも行かないので、僕は彼の元へと足を運んだ。
終