テラーノベル
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「っんぅ…ふ、ん…」
静かなワンルームの部屋。息の漏れる音とくちゅくちゅといやらしい水音が響く。
「っは……前こんなになってる」
無抵抗のままパンツまで脱がされる。意地悪くツーッと糸が引いているのを見せられて、思わず顔を覆いたくなる。
わざと音を立てながら優しく愛撫されるそこ。人に触られる初めての感覚に、腰がビクビクと跳ねる。
「っも…いきそ…」
「はや…笑 いーよ、いけよ」
「っん…ぅ、〜っ」
痙攣しながら悠の手に白濁を吐き出す。
「っは…ぁ、は…」
「ふは、いっぱい出た…溜まってた?」
「っ、るさ…」
「お前ってどっちの方なの?」
「…?」
「入れる方か、入れられる方か」
「っ?!」
そこまで考えてるのか?!
「入れられるほう……?」
「ふは、素直…なんでも答えるじゃん」
「るさ…っ」
背中に腕を回され抱き込まれながら、耳を甘く喰まれる。そっと後孔に触れられ、思わずビクッと震える。
「……ここ自分でしたことある?ローションとか…」
「っ…そこの棚…」
「はは…っ、えろ……」
悠はベッドサイドの小さな棚から、ローションを取り出しタラリ、と手のひらに広げる。
俺が1人でするために買ったものを、他人が使っているのがひどく興奮する。
優しく入口を撫でられる。耳や首を喰まれ力が抜けると、ゆっくりと悠の指が侵入してくる。
「っ、うん……っ、ぅ…」
「力抜けって…体重預けていいから」
口が裂けても言えない、これが初めてだとは。でもやっぱり怖い、自分でも触ったことないところに触れられる感覚。
向かい合わせて悠の膝に座り、ぎゅっと抱きしめられる体制で後ろをほぐされる。悠の顔が見えない。けど、くっついている分少し安心できる。
「っんぅ…へん、そこ…」
「ここ…?」
「っひぁ…っあ、そこ…っや、う」
「…ふ、よさそー……」
徐々に指を増やされる。1人でする時とは全然違う、気持ちいい。
徐々に体の力が抜けて、ただただ快感に呑まれる。
「っんぁ…っは、ぁ…っく、いく」
ぐりっと敏感なところを擦られて呆気なく達してしまう。ぴゅっと お腹にまで飛んだのがわかる。
「っ、はぁ…はぁ…… 」
「へばるの早くね?」
ぐったりと肩で息をしているところに、悠のそれが当てがわれる。
「なぁ…いれてい…?」
耳元で強請るように呟かれ、ドクン、と身体の中心が熱くなる気がした。
本当は彼氏なんかいたことないとか、なんで悠とこんなことになってるのとか。……俺は隼兄が好きなのに、とか。
思うことは沢山あるのに。
この快感の先を知りたいだなんて。
熱をはらんだ悠のまっすぐな瞳に捕まる。俺は何も言えず、ただ小さく頷いた。
「っあ!や…いっ、くいくっ…〜っ」
もう何度目かわからない絶頂を迎えた。
飛びそうな意識をなんとか保ったまま、ベッドに倒れ込む。
ぐちゅ…と再び後ろから入ってくる悠のそれ、苦しいのに、それを受け入れようと開く身体が浅ましくて涙が流れる。
「お前感じすぎじゃね…っ」
「うぁう…まって、っきもち、のやらっ」
「ふ…っ舌回ってないじゃん…」
浅いところに執拗に当てられたかと思えば、 腰を掴まれ深いところまで入ってくる。どうしようもなく気持ちよくて、恥ずかしくて涙が止まらない。
「…きもちー…っ?」
「っはぁ…っん、っきもち、きもちぃからぁっ」
ビクビクっと痙攣する。色も粘度も薄いそれがとろー…っと先っぽから垂れるだけ。
「はっ…さすがに薄いな…」
「っんぅう…」
ずるる…っと引き抜かれたかと思えば、ぱちゅんっと奥まで入ってくる。ゆっくりじっくり出し入れされる感覚が、お腹の奥にじんわり快感を広げていく。
「あっ、おかし…から、へんっ…なぅ…」
「っ、は…きつ……」
後ろからぎゅっと抱きしめられ、息がかかってドキドキしてしまう。相手は大嫌いな悠なのに。
首筋にキスされながら、深い快感に呑まれる。
「あぁう…あ……また、っく…っ」
「…っおれも……っ…」
ビクビクっと中で悠のが震えるのがわかった。じんわりとゴム越しにも熱が伝わる。
「っは…ぁ、は……」
悠のが引き抜かれる。まだ奥にいるみたいに、ジンジンしている。
なんでこんなことになったんだろう。
上手く働かない頭ではそれ以上考えられず、フッとそこで俺は意識を手放した。
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