テラーノベル
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劇と決まった日から数日が経った
教室内が騒がしい
クラスメイト「劇の内容どうすんの」
クラスメイト「俺は票入れてねーからパス」
クラスメイト「めんどくさすぎ」
赤「ちょっとみんな落ち着こう?」
桃「ここで騒いだって仕方ないだろ?」
クラスメイト「はぁ?」
言い合い
担任はいない
彼は本を開いた
家から持ってきた物
目次を見る
「20、教室でトラブルが起きた場合」
彼はページをめくる
1番上に「教室でトラブルが起きた場合」
がくると下に指をスライドさせる
「観察する」
黄「、、、」
顔を上げた
クラスメイト「そもそも! 劇なんかやりたくないの!」
橙「でも、多数決で決まったやろ?」
クラスメイト「私たちの意見じゃない!」
紫「ちょっと、」
クラスメイト「黙ってよ!」
桃「その言い方はないんじゃないか?」
クラスメイト「お前っ!」
青「一旦、全員黙れ!」
怒号と共に教室は静かになる
青「協力的じゃない人もいるのは承知の上! でも、決まった物は最後までやろ? 最後の文化祭だよ?」
最後、
その言葉が妙に引っかかった
クラスメイト「ごめん、、、」
青「怒鳴ってごめんね、?」
橙「俺も言い過ぎたわ」
桃「俺も、、、」
教室が静かになった
赤「しんみりするのやめよ? 最後だし、せっかくなら賞とろう?」
クラスメイト「そうだね」
橙「よぉ〜し! やるかぁ〜」
また、教室が騒がしくなる
彼は本に目を落とす
「口を挟まない」
「見てて」
「余計な事はしない」
「大丈夫」
「ーーーがなんとかしてくれる」
文字が見えない
黄「、、、」
前を見ると
みんな笑顔だった
彼は反射的にとでも言うように
目を逸らす
彼は本を閉じ、
カバンにしまった
その動きを見ていた人が1人
苦しそうな顔をした
ーーーーーーClass conflict
コメント
1件
うわっ、今の第15話めっちゃゾクゾクした……。クラスの揉め事に割り込まず、ひたすら「観察」してる黄くんが不気味というか切なくて。彼が本に書いてるルール通りに動いてる感じ、すごく気になる。最後に誰かが苦しそうな顔してたのも、ただ事じゃないよね……続き早く読みたい。