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年齢操作注意
付き合う前です
カプ要素薄め
💡視点
昔、俺が中学校入りたてぐらいの時にかっこいいヒーローに助けてもらったことがある。
そのヒーローみたいになりたくて地元の西で機械を使って頑張ってた。
それでも中学3年くらいから虐められるようになっていった。
その時の俺のヒーローになりたくて。
小さかった時俺を助けてくれたヒーローみたいに、俺のヒーローになりたかったんだ。
だからがむしゃらに走り続けた。
自分がなりたいヒーローになる為に。
かっこいい大人になる為に。
憧れたヒーローみたいになりたくてずっとずっと走ってきた。
ヒーローになって、やっと。
やっとあの時の俺を助けてあげられた気がした。
それでもまだ足りない。
あのヒーロー見たいに誰かを救うために。
1人でも助けるために。
俺が背中を見せる時は誰かの涙を拭うために見せる。
もし俺の足が傷ついて、心が傷ついて走り続けられなくなっても絶対に誰かを救うためにここに俺は立ってる。
だから誰にも見られてないとしても頑張らなきゃ。
走り続けなきゃ行けない。
敵もずっと強くなり続けているんだから俺も走り続けて、強くなり続けなきゃいけない。
休んじゃいけない。
もっともっと、頑張らなきゃ。
あのヒーローみたいに。
前が見えないことも先に進めないこともあるけれどそれすらも大切にしていきたい。
そうやって頑張っていたらやっと西でヒーローになれた。
悪口は言われるし嫌がらせもされるけど俺は昔の俺も、昔の俺みたいな人も助けてあげたいから。
こんなところでへこたれてる訳には行かない。
そうやってDyticaに入ってからも走り続けてたら休み方が分からなくなった。
どうやって走るのを止めたらいいのかわからない。
どうやって頼ったらいいのか分からない。
…なんか、あの時の俺みたい。
頼り方を忘れて、生きることを諦めようとしてた俺みたい。
まだ救えてないのかも。
それならもっと、先に行かなきゃ。
色んな人を救うために。
ハンマーだけじゃダメだ。
色んな武器が使えないとダメだ。
体術が出来なきゃダメだ。
もっと役に立つ機械を作らなきゃダメだ。
ダメだらけに縛られてきた俺の生活。
あのヒーローみたいにって頑張った俺はなんだったんだろう。
きっとあの時のヒーローはもっともっと、輝いててみんなから好かれてて………
あれ、あの時のヒーローって本当に好かれてた?
あの時のヒーロー、ってやっぱりあいつなんじゃ……。
100歳超えてから年齢数えてないとか言ってるぐらいだし有り得るかも。
ねぇ、ヒーロー。助けて……。
👻視点
ライと初めてDyticaとして会った時見覚えがあった。
何処かで見た気がした。
でもきっとそれだけだろうと放っておけば時間が経つにつれて本当にあの時助けた子供にしか見えなくて。
気にかけていたけどあいつは常に背伸びをし続けてる気がする。
それもずっと。
軽く背伸びしてたぐらいだったのが最近は指先しか地面についてないくらいの背伸びな気がする。
無茶しすぎてるな。
なんて思うがこういう時どう声をかけていいか分からない。
大切な存在ができてからというもの自分は不器用だったのだと思い知らされていく。
それこそライもそうだ。
MECHATU-Aのやつらは全員大切な存在だけどライは特別。
アイツらとは少しどころかだいぶベクトルが違う。
ずっと恋心を抱いている。
助けた時から。
あの真っ直ぐな瞳に愛らしい口元、あの眩しいくらいの笑顔も全部全部。
だから、そんなやつのことを放っておくことなんかできない。
絶対に助けてやるから覚悟しとけよ、みんなのスーパーヒーローさん?