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「いやー、今日も楽しっすねー!」
私は今、現在進行形で食糧調達を行なっている。普段通り小屋に篭っても一週間ほどはの維持できる量を集めている。集める物として、山菜、果実、魚、そして肉だ。山菜などは森に生えているからすぐに見つかる。魚も魔法を使って調達できる。そして肝心の肉だが、これは魔物の肉で代用している。豚や牛など探せば見つかるだろうが、場所が場所なのだ。実は、私の小屋のある森は『魔法の森』と呼ばれていて特に魔物が集まりやすい場所なのだ。だから豚とかを探すより、数が多い魔物を狩った方が効率が良いのだ。
何?私一人で魔物に勝てるのかって?チッチッチッ、舐めてもらっちゃ困る。これでも国に住んでた時、学園主席の実力なのだよ。勝てないはずがないだろぅ⤴︎…まぁ稀に大型の魔物が現れて面倒い事もある学園。
ドォン…
「あ…」
噂をすればってやつですねうん、見た感じ『ワーウルフ』かな?「少し面倒いわね、コイツら集団で動くからまだ数がいるはずだし。」
『ワーウルフ』基本普通の狼と同じく集団で群れを成して行動する。数でしっかり連携を取ってくるため、一人で戦うには少々大変な相手。
「まぁ、時間を掛けるのもやだしさっさと終わらせましょ」
そうして私が孤立しているワーウルフに手を掲げて…
「『魔力結入』そんでもって『遮音結界』」
一応説明しておくと『魔力結入』は私が学園で書いた卒論『魔法過多による破壊について』から編み出した私の創作魔法。自分の魔力量が相手より多い時に使える、相手の体内に極端に多い魔力を流し込み急性魔力過多により殺す魔法。この魔法の良い所は倒した時相手に流し込んだ魔力と、元々相手が保有していた魔力をどちらも回収できる点。つまり倒しさえすれば使った魔力と更に相手のがプラスせれて戻ってくる。もう一つは普通の魔法と違い使っても獲物に傷がつかないため、食糧調達という点で優しいという所。 因みに『遮音結界』は回収する際バレない様に張ったものである。
「さってと、食糧調達終わり。さっさと回収して帰りますか。」
週一の食糧調達を終えた私はすぐさま帰路についた。