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❥・ uppln × lt
【通り過ぎるのは始発電車】
⚠Attention
・mmntmr様主催のmmmrの皆様の二次元創作です。
・ご本人様には一切関係ございません。
・地雷・苦手さんはブラウザバッグ推奨🔙
up「明日、始発の早い時間に行ってさ、に二人で一緒に登校しない?」
そんな約束を交わしたのは、つい昨日の話だった。
なんだかそれまで過ぎるのが長い。
なのにこんな結末になってしまうなんてね、笑
朝。私はいつもより早く設定した目覚ましの音に目を開ける。
やっと…やっと朝かぁ
私は少しづつ体を起こして、目を擦る。
…って、こんなゆっくりしている暇なんてないんだったね。
今日は、始発の電車に乗る、という早い時間に行かなければならない約束があるんだから。
私は勢いよく体を起こして、用意を始めた。
「って、もうこんな時間じゃん…!?」
私がふと時計を見ると、約束の時間の8分前だった。
やばい、、こんな時間にイン◯タなんて見るんじゃなかった
嘘…間に合うかな…!?
私は焦りのままカバンを背負って、家を出た。
どうにか間に合って──!
そんな思いで、永遠と走った。
近くの駅でupさんと合流するって約束があるんだから。
絶対に守らないといけないんだよ…
神様お願い…!
ついに神頼みゲーミング部にも所属し、私は走り続けた。
「はぁっ、はぁ、」
丁度 駅が見えてきた時、
私の目に見慣れた水色の髪が見えたような気がした。
…upさんかな?
不安のような少し期待のような、そんな思いで、upさんの元へ走った。
だけど、駅についたときには。
ゴォ──────ガタンゴトン
駅の発車アナウンスとともに、電車が動き出した。
「嘘…」
私は呆然として、そう呟くことしかできなかった。
ごめんなさい、upさん。
はぁ、私が朝もっと急いでいたらいけたのかな?笑
そんな諦めの思いで俯くと、
ポン
背中の方で温かい感触がした。
後ろを振り向くと、そこには。
「u、upさん !? 」
私は驚きのあまり大きな声をあげてしまった。
どうして?電車に乗ったんじゃ……
そう言いたかったけど、今でも泣きそうなほど辛くて、喉が言うことを聞かない。
up「誰か大切な人を置いていくか。
遅れちゃったのには怒ってるけど、次の電車で、一緒に行くよ?」
upさんは私の手を取って、ホームのベンチへ引っ張ってくれた。
というか今さっき、私のことを大切な人って言ってくれたよね…?
このまま、両思いエンドとかないかな。笑
…………流石に私が遅れて散々なんだからありえないか
でも、両思いじゃなくともさ、これだけは言わせて。
「ん、ごめん……でも、私も大切な人に置いてけぼりにされたくなかったよ。」
プリしょで長編ver. 作ろうか悩んでる…🤔