「」ついてないのは三途の心の声
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蘭「なぁ、はるちよー」
春千夜「?、どうした?」
蘭「モンブラン好き?」
春千夜「え」
カブッ
蘭「うまぁ…」
かぶ
春千夜「……うま」
蘭「ここのモンブラン前々から目付けててよー」
蘭「『カリスマ』コックが作ってるだけあって、やっぱ当たりだったな」
春千夜「……ほんとに、好きだよな、モンブラン」
蘭「ん、まぁな笑」
春千夜「…」
カブッ
蘭「うぉ、このタルト最高だわ」
蘭「サクサクなのにしっとりしてる…一体どんな手使ったんだ?」
何その顔、すっげぇ可愛い…
春千夜「……」
蘭「?、はるちゃん?聞いてんの?」
春千夜「うぉ、急に顔近づけんなよ…聞いてるっつの…//」
蘭「…ふーん、ならいいけどー」
蘭「よし、次あそこ行こーぜ♡」
グイッ
春千夜「うぉ、わかったから、ゆっくり!」
かぁーかぁー
蘭「あ”ーめっちゃ遊んだ」
春千夜「だな笑」
春千夜「俺はほぼ蘭くんについて行っただけだけど」
蘭「まー、でもお前も結構楽しかったでしょー?」
春千夜「うん、まぁそれは、すっげぇ、楽しかったけど」
蘭「だよね笑」
蘭「んー、次どこ行くかなー」
春千夜「…なあ、」
蘭「ん?」
春千夜「行きてぇとこ、あんだけど…」
蘭「?」
びゅおおーー、ザパン(海)
蘭「うおー、やっばー」
蘭「すげぇ、自然感じるわー」
春千夜「んだそれ、感想適当すぎだろ笑」
蘭「笑」
海を背景にして砂辺に立つカリスマ
めっちゃいいな
蘭「てかよー、デートに海とかすげえド定番だなー」
春千夜「あー、そうか?あんましたことねぇからよくわかんねぇわ」
春千夜「ただ…この景色、蘭くんに見せたかっただけ」
蘭「ふーん」
蘭「なんか今の、すっげぇキザくね?笑」
春千夜「俺も思った…はず」
蘭「笑笑」
蘭「はー、今日すっげぇ楽しかったー」
春千夜「俺も」
蘭「あ、んじゃあ、俺ん家ここだからもうそろいいわ」
春千夜「ん、わかった」
蘭「じゃ、またな」
春千夜「じゃあな」
蘭「、春千夜」
春千夜「?なんだ」
蘭が春千夜の背中を壁に付ける
春千夜「っな」
ちゅ
春千夜「ん?!」
ぱっ
蘭「ふはっ、間抜け面ー笑」
春千夜「いや、は?え、」
蘭「それじゃあ、また明日な」
春千夜「…え、あ、おう、また、明日」
この後はいつの間にか家に着いてていつの間にかご飯食ってて、風呂はいってて、ベットにいた。
春千夜「……うああああ…」
春千夜「…ヤバすぎる…あのカリスマとき、キスしちまった……」
春千夜「……可愛かったなぁ…」
その後何度かデートを重ね「蘭くん」から「蘭」に呼び方が変化した。
1ヶ月前
蘭「んじゃ、今日もここまででいいわ」
春千夜「ん」
最近わかったこと
蘭「…春千夜」
春千夜「……」
ちゅ
蘭「、じゃあまた明日な」
春千夜「おう、また、明日」
カリスマは別れ際にいつもキスをする。
春千夜「心臓もたねぇーっつの///」
半月前
蘭「…じゃあ、今日はここら辺でいいわ」
春千夜「お、う」
蘭「…春千夜、ちょっとこっち」
手招きしてる…可愛い…
春千夜「…んだよ」
路地裏の方へ
蘭「…」
ちゅ
春千夜「…ん」
そういえば、キス、いつも、蘭にやらせてばっかだよな、俺
春千夜(…積極的になってもいいよな、)
春千夜「…」
春千夜が蘭を少し引っ張る
春千夜「…」
ちゅ、ちゅ
蘭「へ、…」
春千夜「ふは、間抜け面ー笑」
蘭「え、えぇ、」
春千夜「…蘭、……すっげぇ好き」
ぎゅー
蘭「…っ」
蘭「…お、れも、好きだよ、春千夜のこと」
春千夜「…蘭、顔赤くね?笑」
蘭「うるせぇー//」
春千夜(すっげぇ可愛いー。この顔を今俺しか知らないのかと思うと、超興奮すんな…。)
(半月後)
そして丁度先程
今日もまた蘭のことを送る流れになった
春千夜「…今日、楽しかったか?」
蘭「んー、まぁまぁ笑」
春千夜「あ?そこはたのしかったって言えよ笑」
蘭「じょーだんじょーだん笑楽しかったっての」
春千夜「そーかよ」
蘭「んじゃ、今日もここでいいわ」
春千夜「おう」
蘭「…」
春千夜「…」
春千夜が蘭の手を引っ張る
ちゅ
蘭「…//」
春千夜「…じゃあな」
蘭「…っ春、千夜」
春千夜「ん?」
蘭「きょ、今日、家に誰もいねーんだけど…その、寄、ってく?俺ん家、」
春千夜「え、は、ぁーっと」
え、俺がか、カリスマの家に?!そんなのヤバすぎんだろ…いや、確かにすっげぇ気になる気になるけど…でもでも家に入って普通で居られる気がしねぇ…叫んだりとかしねぇかな…カッコ悪ぃとこ見せたくねぇしな、、。
蘭「…春、千夜…?」
春千夜「…」
…蘭、これで、「行かない」って言ったらすっげぇ悲しそうな顔、するだろうな…
よし、漢になれ三途春千夜。
春千夜「…蘭がいいなら、あがらせてもらうわ」
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次回、ついに