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こんにちはこゆきんぐ2号です。めちゃくちゃ久しぶりなので下手です。これ駄作です。えーあらすじの方しっかり読んでいただけると嬉しいです。この話はpixivでも載せてありますので通報はしないでください。
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「全く君ってば物好きだよね」
「あぁ?」
「そんな物いつまでも大事にしなくてもいいのに。」
そんな物。とは昔中也が付き合っていた彼女からの贈り物の事。僕はアクセサリーとかには詳しくないから分からないけれど、腕につけるやつらしい。中也はそれを今でも大事そうに持って使っている。
「手前には、関係ねぇだろ。」
「そんなんだからモテないんだよ中也。」
「うっせ、少なくとも手前よりかはモテる自信あるわ。」
「チビなのに?」
「はっ倒すぞクソ太宰っ!!大体之はデザインが良くて気に入って使ってんだ!!別に彼奴には未練もなんもねぇよ!」
「へぇ?」
中原中也とは、チビで莫迦で凶暴だし頭にきたら直ぐに手を出す脳筋だ。
「じゃあ、もしその君の元恋人の子が君に未練があって、復縁を求めてきたらどうするの?」
「あ?だから俺にはもう彼奴に未練ねぇって…」
「でも、君のその腕に付けている物には少なからずそういう意味合いがあるでしょう?」
そういうと中也は顔を顰める。分かってるから。
脳筋な中也でも少しは良いところがある。不器用ながらも相手を気遣うところだ。
もう無関係な相手の事なんて気遣う必要なんて無いのに。今中也が想像しているのが頭に付く。
「ふふっ、本当に中也は莫迦だね。」
「うるせぇ」
「もしかして、そうなったらって想像しちゃった?」
「チッ…俺を遊びやがって。」
「ほ〜んと中也って直ぐにこういう事に引っかかるよね。直ぐに想像に行き着くなんて僕なら無いなぁ。まぁ、想像力が豊かでいいと思うけどね??そもそももう1年も会ってないんでしょ?そんな子が未練あると思う?あるならとっくに復縁求めてるよ。しかも連絡先も向こうから消してって言ったんでしょ。」
「……ンで手前にそこまで分かった風な口聞かれなきゃなんねぇんだよ。」
と中也は少し怒りながら此方を見ている。そんな中也に私は1歩近づく。そして僕は多分今日一番の笑顔で君に言うよ。
「ふふっ、分かるよ?だって僕君の事が好きだから。」
僕はなんでも分かるんだよ?君の恋愛の事も、君の性格の事も、君が僕に1mmも興味を持っていないこともそしてこれから君がどんな言葉を言い、どんな顔をするかだってぜぇんぶ知ってるよ?
予想外なんて有り得ない。