口移しはえっち
ー現代文ー
ネオンライトの繁華街
この世は平和を守る為に騎士や武士が多々存在する。その中でも美しく綺麗な者だけが選ばれる時代。丁寧な作法で仕上げられたその人物とは、何年掛けて平民が学ぶと挑戦しようと無理なことだと言われている。そんな時代で同性愛というものなど存在してはならぬ人。だが我という僕は酒に酔ったフリを男に絡んで口付けをする。頰と耳は赤く染まりそんな彼こそ、さぞ美しい妖艶な者だろう。紫の着物を肩から落とし鎖骨と喉に手を触れれば、透明な液体を口に含み男に移し入れ舌を侵入させる。暖かい口内が下部に影響し畳に押し倒す。指を絡め着物を崩して腰に手をまわす。ビクッと身体が震えて愛嬌が沸く、その声にもう一度口付けをした。顔を上げると蕩けた涙を流して下唇を噛んでいた男の姿。あぁ、なんて可愛らしいんだその甘んじる美体に無し崩した理性。生涯愛する者とは全てに深く繋がっていたい。
ー古文ー
電飾光の繁華街
この世は平和を守る料に騎士や武士が多々あり。その中にも麗しく清げなる者ばかりの選ばるる世。ねんごろなる作法に仕上げられしその人物とは、何年掛け平民まねぶと挑まむとあながちなることと言はれたり。さる世に同性愛といふものなどあらばならぬ人。されど我といふ我は酒に酔ひしフリを男に絡みて口付けす。頰と耳は赤くうつろひさる彼こそ、さぞ麗しき妖艶な者ならむ。紫の衣を肩より落とし鎖骨と喉に手を触れば、透明なる汁を口に含み男に移し入れ舌を侵入さす。暖かき口内が下部に影響し畳に押し倒す。指絡め衣を崩して腰に手をまはす。ビクッと体がわななきて愛嬌の沸く、その声にいま一度口付けせり。顔を上ぐと蕩けし涙を流して下唇を噛める男のさま。あな、など美しその甘んずる美体に無し崩しし理性。生涯思ふ者とは全てに深く繋がりたらばや。
古文で小説書きたかった……
これは昔の時代にちょっと合わせた
和風な物語の一つで
ザックリ説明すると
奏斗は酒を飲んでいた
雲雀にキスをするために酒を飲んで酔ったフリで
キスをした。奏斗が雲雀のことが好きで
だけど同性愛とかがない世界でも自分は男を好きになる。男を愛する。というものですね