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優馬と澪が同棲中
NTR注意
(澪side)
隣の部屋に住む男と仲良くなったのは数日前からのこと。
作りすぎたおかずを持っていったら少し話してくれて、……そして何故か、
「や……っ、ぁ、」
その男の部屋に連れ込まれて、訳の分からないことを散々された。
「ま…ッ、なに、これ………ッ」
「あ…澪イっちゃった?可愛いなぁ………」
頭が真っ白になって何も考えられなくなって、
「ん…っ、んん、」
「えっちって知らなかったの?…そうなんだ」
ただ………次々に与えられる快楽が気持ちよくなってしまって、
「行ってきます!澪!」
「…うん、行ってらっしゃい」
優馬が仕事に行っている間、ずっとその男の元に通っていた。
「ん……、…っふ、」
「そうそう…フェラ上手くなってきたね………、」
「ぁ…もう、無理……ッ、」
「じゃあ少し休もうか、よく頑張ったね」
「うぅ……ッ、なにこれ…きもちいぃ………、」
「泣いちゃって可愛いなぁ………もっとここ突いてあげる」
何も考えられなくなって、ただすごく気持ちが良くて、
………少し怖かったけど、それを求めている自分もいた。
「……なあ、澪」
「………」
「……、………澪」
「……
………ぁ、……何?」
もう、あの人とする事しか考えられなかった。
「聞いてなかったか……、…あのさ、次の日曜久々に休みとれて、……良かったら2人で、ゆう………………、……澪?」
……そんな事をしていたら、いつの間にか、
「……あ、ごめん何?」
「…っ、…………ううん、
なんでもない、ごめんな」
本当に大事にしなければならない人を見ていなかった。
背中の後ろでぐちゃぐちゃにしてしまった遊園地のチケットも、
「日曜も仕事入ったみたい」と眉を下げて笑う優馬の事も、
……何も、何も気付かなかった。
ーーー
ただ堕ちていく日々が続いて、ある日。
「澪、そろそろ新しいことしてみようか」
「………新しいこと、?」
とうとう戻れないところまで来てしまった。
「深イキって言うんだけど………いつもより気持ちいいんだよ」
「……っ、」
少し怖かったけど、
「………やって…みたい」
「……そう」
あの時、あんなこと言わなければ良かった。
「ぇ………、…あ………ッう」
それはいつもと全然違くて、
「………ぁ…あ”ッ、…ッあ”ぁあ…ッ?!!」
頭が真っ白になって、息が出来なくなって、
「………ははっ、潮吹いちゃったねぇ」
汗が止まらなくて、…何も、何も考えられなくなって、
「…あ、……落ちちゃった」
ーーー
その日から少しづつ、日常が変わっていった。
(やってみてって言われたけど………1人で出来るかな)
自慰、というものをやってみたけど上手く出来なかった。
「ん…、入んなぃ………、」
「…澪、お風呂あが…………、
………ッ?!」
していたら優馬が部屋に入ってきてしまった。
「………!……ぁ、」
「見られちゃ駄目」だって言われたのに、
「っ…ちが、」
「…どうしたの?お風呂入ってきていいよ」
…………、
気まずい空気になってしまった。
(何でだろう……上手く出来ない、)
あの人は簡単そうに出来てたのに、
「………なあ、澪」
もっと上手くなりたい、
もっと、あの感覚が欲しい、
「澪………、」
もっと………もっと、
「ッ……………」
………あの時の僕は、本当に何も見えていなかった。
…だから、僕のせいで優馬は壊れてしまった。
ーーー
「ッ嫌………!!」
その次の日も、次の日も、
ずっと隣の部屋に通ってはあの感覚を求めていた。
……でも、最近、
「ねぇ……またするの………?」
「うん、足りないでしょ」
「っ…むり、力入んない………、」
なんだか少し、
「………ねぇ、やめよ……?………ッやだ、待ってやめて、!!」
………少しずつおかしくなっていく気がした。
「苦しい……!!やめて……、」
「この前深イキしたんだからこんなのじゃ足りないよ、…ほら、」
……………怖い
「やだ……ッ、家に帰して、………ッあ”、」
泣いてしまって、頬を叩かれた。
「なにこれくらいで泣いてるの、この間深イキしたでしょ」
……………
「早く足開いて」
「………っ……、」
日に日に、おかしくなっていく気がした。
ーーー
そんなある日のことだった。
「え………、なんで家に……………」
「最近来ないから心配になっちゃって、…ほらシよ?」
隣人はとうとう、うちに来るようになってしまった。
「っ……まって、…お腹痛いから、だから、」
「何?知らないよそんなこと」
……………っ、
「やめて………やだぁ…………ッ」
怖い…怖くてたまらない、
拒むに拒めず、無理矢理受け入れさせられた。
………そして、
「…ただいま。………え…」
……………タイミングが悪くて、
「……ぁ……ッ、ゆ……ま、」
見られてしまった。
「……ッ、」
助けを求めたかったのに、
優馬は部屋を出ていってしまった。
ーーー
「余計な事に巻き込むなよ、もう終わりだよ」
「ッ…嘘、なんで、」
あの日から隣人の家に行くことはなくなった。
捨てられて、居場所が無くなって、
「澪は澪の好きにすればいいと思うよ、俺は平気だから。」
優馬は僕を見てくれなくなって、
「優馬…ごめんなさ、「謝るくらいなら最初からしないでくれるかな………」」
………何も、何も残らなかった。
「優馬…今日も帰り遅いの………?」
「んー…そうだな、先寝てていいよ」
「……最近帰り遅いね、朝も………」
「仕事だからな、俺の事なんか気にしないで澪は1人で過ごしててよ」
「……………ごめんなさい」
「…何も悪くないよ、俺がちゃんと教えておけば良かったんだ」
優馬の目に僕は映らなくなって、
そうなって初めて、あの時の優馬の気持ちが分かったような気がした。