episode4
白い紫陽花
『 さぁ、…………どうしようか……、、 』
独り言でそうつぶやく、……、実際愛してる人と付き合いたいし、その分……不安もある、人の死を変えることは難しい、……付き合ったら最愛の人が5回〇ぬことになる
『 ……でも、今しかない、 』
自分でそう覚悟を決めた
『 ……よしシオン先輩の下駄箱に手紙いれ、 』
『 何してるの?沙花叉 』
そう話しかけられ
『 え、あ、あ、え、 』
『 ……動揺しすぎって……ん、?これ手紙? 』
『 なんの手紙?、なんか沙花叉に、喜ばれるようなことしたっけシオン 』
『 …… 』
『 沙花叉?とりあえず開けるねー 』
『 ……字が…… 』
『 ……ほ、 』
『 何書いたの? 』
あなたは不思議そうにこっちを見てきて、
だから答えたんだよ、……けれどあなたは、笑ってくれるのではなく泣いていた
『 シオン先輩……?そんな嫌でした……? 』
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2週間後
『……風呂入れー 』
『 え、嫌です 』
同じ寮の一室でこのような会話をいつものようにしている……
あ、反応はYESだったんだよ。ほんとに嬉しい
『 ……眠いから寝ます 』
『 今入るなら一緒に入るよ? 』
『 え、ほんとですか!? 』
『うるさいなー、ほんとほんとー 』
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浴室にて、
『 ……沙花叉服脱ぐの早くない? 』
『 別にいいですよー好きな人に裸見られるんですから 』
『 おいしょっと 』
沙花叉を浴槽へ押し
『それじゃ 』
『 え、っちょ、シオン先輩!? 』
うわぁぁぁだまされたぁぁぁ
などと沙花叉は叫び
だけど静かになり
『 沙花叉?え、大丈夫? 』
『 仕返しです、 』
服を着たままのシオンを浴槽に押し
『 え、ちょ、! 』
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『 濡れたんだけど』
『……シオン先輩の下着は今日は上下黒と 』
『 ちょ、 』
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7月
『 シオン先輩!紫陽花咲いてますよ 』
『 最近熱いもんね 』
『 ですね 』
『 ブフッ 』
『 w 』
『 シオン先輩? 』
『 ごめんってwww 』
『 バブルショット! 』
『 ちょ、上級魔法は聞いてなっ 』
ずぶ濡れになって授業に遅れたのは別の話
『 …… 』
『……シオン先輩、 』
『 ん、? 』
『 見事に2人とも風邪引きましたね 』
『 そうだね、沙花叉のせいで 』
『 先にやってきたのシオン先輩でしょw 』
『風邪治る魔法あるけどどうしますか 』
『 沙花叉と一緒に居れるからこのままで、 』
『 可愛いですね』
『 沙花叉そういえば……これ、 』
今日自分が作った白い紫陽花の花輪を見せられ
『……嬉しい 』
『 ……喜んでくれたなら、嬉しいです 』
『 シオン先輩こっち来てください 』
『ん、?』隣に行き
『 よしよし 』頭を撫で
『 え、、あ、……』
まぁ心地いいしいいやと思い
『 あれシオン先輩寝ちゃった、可愛い子供みたい』
コメント
2件
楽しそうに過ごしてる塩シャチ最高…