テラーノベル
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続き
🇯🇵(車が止まった…着いたんだ)
日本はまだ気を失っているフリをし、トランクが開けられるのを待った。
ガチャン!
🇯🇵(…)
??「僕は先に行く。くれぐれも気をつけて運んでね。」
??「……ああそうだ、死にそうになったら治療しといて。生かして、情報源として使うから。」
モブ1「了解です。」
モブ1「…!おい見ろよ、血がすんごい出てるぜ、これ大丈夫なのか?」
モブ2「うっっわ……あの方は力が強いからなぁ……随分と強い力で殴られたんだろうな、いったそ〜〜…死んでないよな?」
モブ1「…知らねえ」
🇯🇵(……随分と医療に疎いな)
日本は目隠しをされた状態で運ばれ、建物の中に入った。
🇯🇵(そういえばなんで私下着だけなの?これレ◯プとかされないかな。)
そして、地下のかなり奥に位置する牢に入った。
ガチャガチャ……
ガチャン!
日本は手足を拘束具で硬く縛られた。
🇯🇵(……これレ◯プとかされないかな(2回目))
目隠しを外されたが、未だ体の自由は無かった。
モブ1「んじゃ俺仕事あるから見張りよろ」
モブ2「おー」
🇯🇵(おお3pじゃなかった)
うっすら目を開けて見ると、牢には窓一つなく、さらに防犯カメラらしきものがあり、自力の脱出は無理そうなことがわかった。
しかし、見張りのポケットにスマホがあるのを見つけた。
見張りは指紋認証だけでスマホを開くような動作を見せた。
🇯🇵(あの人、かなり医療に疎かったから、私の怪我の酷さを瞬時に判断できないはず)
🇯🇵(いけるな)
日本は気を失ったフリを続け、見張りがいなくなる時を待った。
そして
モブ2(…トイレ行ってこよ)
🇯🇵(…!)
およそ1時間後、やっと椅子から立ち上がって見張りがどこかへ行こうとするのが見えた。
日本は身を起こし、見張りがいなくなってから防犯カメラの死角で頭を床に打ちつけた。
ドン
鈍い音が鳴り、日本の頭には新しい傷ができた。血が溢れ出してくる。
🇯🇵(よし!)
ガリ
さらに日本は自分の舌を噛み切り、口から血を流し始めた。
その時、見張りが戻ってくる音が聞こえた。
🇯🇵「グッ……ゴホッゲホッ」
モブ2「!!」
ビチャビチャ
日本の口、頭から先ほどよりも多く血が流れているのを見つけ、見張りは焦ったのか
モブ2「ゔッ……誰か呼んだ方が良いのか……!?」
🇯🇵(まだ足りないか)
ドサッ
日本は大きな音を立てて倒れ込んだ。
モブ2「!!大丈夫か!」
このままだと死んでしまうと思いパニックになったのか、見張りは近寄って拘束具を外し、運び出そうとした。
🇯🇵(ありがと♡)
日本は見張りの顔を引き寄せ、ありったけの力で首を締め付け、床に打ちつけた。
地面に血が飛び散る。見張りの血か、日本の血か分からないが。
モブ2「アッ……ガッ……」
しかし体の小さい日本では見張りを完全に押さえつけることが難しく、腰につけていた通信機のボタンを押されてしまった。
🇯🇵(余計なことを……!)
見張りは動かなくなり倒れ込んだ。すぐさま彼のスマホを取り出し、指紋認証でロックを解除する。
押された通信機のボタンは、他の見張りへ緊急事態を知らせるためのものだったのだろう。
階段を大人数で駆け降りる音が小さく聞こえた。
誰かが走ってくる音を聞きながら、スマホで評議会の電話番号を入力した。
モブ「📞はい、」
電話で職員が話すのを無視し、早口で話し始めた。
🇯🇵「P 1600 ペンシルヴァニア! 」
モブ「……と言われたのですが。『P』はプロトコルのことですよね?」
🇬🇧「『1600 ペンシルヴァニア』は住所ですね。」
🇺🇸「よくやったMy dog!
おい紅茶ジジイとその仲間ども行くぞ!」
🇨🇳「いや罠だったらどうすんだよ。そもそもあいつはどうやって住所知ったんだ?」
🇺🇸「知らねーよ。ただアイツ、弱い代わりに頭ぶっ飛んでるからな」
🇬🇧「万が一がありますし、そこら辺の奴に行かせましょうよ」
🇫🇷「なんでそれで『そこら辺の奴』に私が含まれてんだよ!!」
🇨🇳「結局その後、本当にそこがアンチ・コードの拠点の1つだったことが分かったらしい」
🇫🇷「で?一気に3人も向かわせたってわけ?配置ミスってんじゃないの?」
🇮🇹「?…4人じゃなくて?」
🇫🇷「誰お前」
🇮🇹「え?」
🇩🇪「いや、そこに4人向かわせるわけじゃない」
🇫🇷「?」
🇩🇪「本部の場所が分かった」
🇫🇷「!? 聞いてないんだけど!?」
🇩🇪「言ってなかったからな」
🇫🇷(マジで死ね)
🇩🇪「組織の協力企業や支援者が割り出せてるからな。物資や資金の流れを辿れば出てくる。 日本が言った場所が本当に拠点だったってのも、それが証拠だ。」
🇨🇳「それが本部という確証は?」
🇩🇪「ない。が、物流・資金の流れが特に偏っている。その上、協力企業の職員・支援者の証言から特定したから、かなり可能性は高いだろう。 」
🇩🇪「少なくとも、アイツらにとって最重要拠点であることは間違いない。」
🇩🇪「本部の候補が2ヵ所ある。俺とフランスで1ヵ所、中国でもう1ヵ所、イタリアは日本の言っていた拠点に行け」
🇫🇷「お前と!?イヤア”アアァァァァ!!!」
🇨🇳「分かった」
🇮🇹「僕1人!?イヤだイヤだッッ!!帰るっ!」
🇩🇪「どうせ、日本がいたところは誰もいないだろう。日本もどこか別の場所に運ばれてるかもな。」
🇮🇹「じゃなおさら行く意味ないね、さよなら」
🇨🇳「一応だ。逆に、行く意味がないからお前を行かせたんだろ」
🇮🇹「? それってどういう…」
🇫🇷「あ”あも”う”!!うるさいうるさい!!」
🇨🇳「お、見えてきたぞ。まずイタリア降りろ」
🇮🇹「えッ!?僕本当に1人で…!?」
ガチャッ
中国がドアを開けた。
ゲシッ
そしてイタリアを蹴りつけ車から降ろした。
🇮🇹「僕これで蹴られるの何回目え!?」
🇮🇹(ああもう…本当にイヤだ……)
建物内は暗く、人1人いやしない。
🇮🇹「ねえぇ〜〜…?にほん〜〜…?いないのお〜…?」
カツン…カツン…
🇮🇹「誰もいない…?本当に誰もいないね…?僕帰るよ〜…?」
コツ…
🇮🇹「!!」
🇮🇹(終わった終わった終わった!!さっき絶対に僕の靴と違う音したあ”!!)
🇮🇹「いッ……ヒッ」
🇮🇹(死にたくない死にたくない死にたくない!これが終わったら絶対にこんな仕事やめてやる!!)
モブ1「!? 誰だお前!!」
🇮🇹「ギャアアアアアアごめんなさああ”」
暗闇の中から男が現れ、イタリアに銃を向けた。
イタリアは咄嗟に短剣を取り出し真っ正面から突撃する。
モブ1「はッ……!?」
ドン!!ドン!!
放たれた弾がイタリアの手に命中し、短剣が手をすり抜ける。
だが
🇮🇹「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ!!!!」
そのまま血が溢れ出る手で男の顔を殴りつける。
男「ぶゴハッッーー!!!! ビチャビチャ」
男の口から、血と歯が飛び出す。
銃を再びイタリアに向けようとするも、その暇なく皮膚が剥がれた拳が飛んでくる。
🇮🇹「いぎだい”!!!!泣」
そのまま脚で男の腹を蹴りつけ、もう一度、顔を殴りつける。
ゴギッゴキ
手の骨が折れるのも構わず殴り続け、やがて男は動かなくなった。
🇮🇹「ハッ…ハッ…ハッ…」
??「えぇ〜〜……なんでそれで勝てるの……?」
🇮🇹「!?」
🇮🇹「……父さん」
👑「久しぶりだねえ、イタリア」
👑「無駄にデカくなって……殺し甲斐があるよ……!」
第4話 終わり
コメント
3件
わぁ……! えまってくださいバリ癖に刺さりますありがとうございます😭
うわ…第4話、めっちゃ重かったけど一気に持ってかれた…!日本の自伤覚悟の脱出シーン、冷静すぎて逆に怖かったし、最後の「ありがと♡」でゾッとしたよ…。イタリアが1人で突っ込んで父親と再会って展開も熱すぎるし、「♡♡♡甲斐があるよ」の台詞で終わるのズルいよ…続きが気になりすぎる🥀