週明けの朝、1限前の食堂で日替わり定食を食べている明那を見かけた。
『明那〜! 課題死んだ?』
後ろから肩を叩くと、明那は驚いて声を上げていた。
おはよー、と挨拶を交わしてから、
akn「ウッキウキで『死んだ?』じゃねえよ! ちゃんと出せたわ!」
『いやちょっと声でかい……』
akn「今のはでかすぎたかさすがに」
明那の向かいに腰を下ろし、コンビニで買ってきたおにぎりを食べはじめる。
akn「それなに?」
『ツナマヨ!』
akn「ツナマヨめっちゃハマってるじゃん」
『そうだっけ?』
全然意識していなかったから、私は首を傾げた。
でも、たしかに先週もツナマヨを食べた気がする。
akn「そうだよ。菜央 最近ずっとツナマヨ食べてんな〜と思ってた」
私でも分かっていないような私のことを、
明那が知ってくれていて すごく嬉しくなってしまった。
akn「まあでも……菜央に締切教えてもらってなかったら死んでたなぁ……」
食堂を後にして、1限の教室へ向かっている道中、明那が呟いた。
まあまあまあ、と私は言って『じゃあ今日寿司行こ』と返す。
akn「え ちょ まって。接続詞どうなってる???」
明那は宇宙猫の表情でそう言いながら、なんだかんだスマホのカレンダーを見て、
互いの時間割を確認して、5限が終わったら最寄り駅の近くの回転寿司へ行くことになった。
課題の締切を、明那が勘違いしてくれててよかった。
と、心のなかで少し思った。
コメント
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宇宙猫かわ笑 明那も菜央ちゃんも可愛い♡ 頑張って~!