テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ESFPside
ENFP「……P……FP……ESFP! 」
俺はENFPの声で起きた。どれくらい眠ったのだろう、ENFPに色々話を聞いてもらったらいつの間にか寝ていた。
「ん、ごめ、めっちゃ寝てた」
ENFP「大丈夫、ご飯できたって、食べれる?」
食欲があるかと言われたら正直ない。人間の臓器を間近で見てしまったんだから仕方ないと思う。まぁでも何も食べないのは身体にも良くないから飲み物くらいは飲まなきゃ。
「あんま食欲ないけど少し食べてみる」
ENFP「了解」
ENFPはそう一言返事をしてリビングに向かった。俺もあとに続いた。
ESFP母「2人とも来たのね、ESFPオムライスだけど食べれるの?」
「うん、少しだけでも腹に入れとかないとだし、」
俺はENFPの横に座っていざ食おうとしたら突然強い吐き気に襲われた
「ウッ……おぇ゛ッ……」
何も食べてないし出てくるのは胃酸だけだった
ENFP「ESFP?!」
ESFP母「ちょっと!大丈夫?!」
「カヒューカヒュー…ゴホッおぇ゛ッ」
なんで吐き気がしたのか自分でも分からなかった。パニックで過呼吸になってると誰かの手で視界が塞がれた。
ENFP「落ち着いて。俺の呼吸に合わせて」
ENFP「吸って、吐いて」
「すぅ……はぁ……すぅ……はぁ」
ENFP「ん、上手」
ああ、ENFPの声がする、安心するな……なんて思ってると吐き気も消えた。
ENFP「……多分ソーセージ…いや、肉自体が無理なのかも」
ENFPに背中をさすられながら自分でも知らなかったことを知る。
「俺肉まで食えなくなった……見ることすら出来ねぇのかよ……俺、もうどうすればいいんだよ……」
ESFP母「確かにそうね…オムライスじゃなくてお粥とかゼリーとかもっと気が利くものを出せばよかったわ……ごめんねESFP」
「んや、母さんはなんも悪くないし……」
ENFP「一旦俺ら部屋戻りますね、折角オムライスつくってくれたのに申し訳ないです。後で食べるので置いておいてください」
ESFP母「わかったわ。嘔吐物の処理はするからESFPの事よろしくね」
ENFP「すみませんありがとうございます。」
ENFPは母さんに謝罪と感謝をしてた。吐いたのは俺なのに、俺ばっか迷惑かけてるのに、ENFPにまた気使わせた……
「ENFPごm」
ENFP「謝らなくていいよ、大丈夫だから、俺も気づくの遅くなってごめんね、あんなことがあったんだから体が受け付けないってことがあってもおかしくないから…」
「うん、ありが、とうポロッ……泣」
何も出来ない自分がいつも以上に嫌いになった。
コメント
3件
俺と喋ってないから書く気力がないのかな?? 投稿頻度おちてるぞぞ