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⚠️注意事項・妄想強め
・捏造注意
・ゲーム設定や皆の性格は変わらない
・いじめ描写あり(主にいじめられるのが主人公と監督生)
・主人公はnot監督生のセーラです
・うちのオリキャラ達(監督生含め)出てきます
・学園長はオリキャラのメビウスでクロウリーは学園長の秘書
・結構暗い
・前作の悪女など使われている(前作→悪の花と強き信念)
・流血表現があったりなかったり(なくても悲惨かも)
・ハッピーエンドは確実なのでご安心を
それでもいいならどうぞ!
〜講堂〜
リンネ「…来たな、性悪女」
セーラ「リンネ、あの子の前では言わないでよ?」
リンネ「分かってる。それに今は認識阻害かけてあるからお前しか見えないし、聞こえないさ。んで、周りは?」
セーラ「ひしひしと憎悪のオーラがする。元から僕が気に食わないみたいに」
リンネ「なるほどな。んで、あの女の行動によって周りが更に変化するってわけか」
セーラ「ええ」
〜空き教室〜
ロゼッタ「んで、グレイ。貴方の報告通りよね?」
グレイ「はい…」
{グレイの回想}
〜オンボロ寮 談話室〜
セーラ「まずはグレイくんから仕掛けるよ」
グレイ「う、うん」
ルミナス「そう言えば、作戦の内容セーラちゃんの事に関してで頭が行きがちだったけど、彼には何をさせるの?」
セーラ「グレイくんにはそのお嬢様の作戦の途中結果を正直に報告してもらいます」
皆「え⁈」
リンネ「どういう事だ?それだと作戦の意味が、」
セーラ「まぁ話は最後まで聞くものだよ、リンネくん」
リンネ「…すまん」
セーラ「グレイくん。君には確かに報告してもらうけど、少し彼女が優位になると思われる情報を流して欲しい」
グレイ「情報?」
セーラ「うん。例えばこんな風に言えばいいよ」(例えを言い始めた)
{回想終了}
ロゼッタ「監督生とやらにかけるのは誰かが庇って失敗した。だけど、その庇った人が全校生徒にほぼ愛されてる可愛い見た目の男がかかった」
グレイ「はい。それにより全校生徒はほぼ彼にとっての敵。しかも異世界から来たからなのか監督生達にはお嬢様の力は効きませんでした。その代わりに監督生達はその子を庇い、寄り添っています。その男とまとめて排除するのが得策かと」
ロゼッタ「…そうね。当初の予定とは違うけど、監督生とやらを追い出せるならいいわ。他に女はいるみたいだけど、私の言う事が聞けるみたいだし。それにその男、私より弱いんでしょう?」
グレイ「はい。彼は皆よりか弱いからこそ皆に優しくされたと聞きました。なので、魔法で負ける心配もありません」
ロゼッタ「ふーん、そっかぁ。分かったわ。あ、あと私好きなようにやるからアンタも“余計な事”しないで好きなようにしなさい。じゃあ〜ね〜」(行った)
グレイ「…ハァ〜〜〜」
リンネ「大丈夫か?グレイ」(認識阻害魔法を解除した)
グレイ「はい、なんとか。この会話も無事録音できました」
リンネ「よくやった。あとはあのお嬢様を野放しにして証拠を集めてアイツを社会的にヤる」
グレイ「はい。…あの、リンネ先輩」
リンネ「ん?」
グレイ「本当にセーラは大丈夫なんでしょうか?」
リンネ「…正直に言えば俺も心配。でも、信じるしかねぇ。アイツは誰よりも優しくその分、正義感も強い。だから身を挺してやる事も厭わない。精神が弱いくせに本当…」
グレイ「…」
リンネ「まぁ今日は一旦嫌な目されるだけだ。とりあえず大丈夫。でも、明日から恐らく本格的だ。気を引き締めていけよ」
グレイ「はい。あの、気になった事あるんですけど」
リンネ「なんだ?」
グレイ「セーラ強いですよね?なんであんな嘘を言わせたんだろう…」
リンネ「ああ、それか。そりゃあ、あの胸糞悪りぃ女を騙す為さ」
グレイ「え?」
リンネ「だって、確かにセーラは嫌われていても元々マレウスより強いから太刀打ち出来なくて、そいつの野望を叶えられないし、証拠も集めにくい。だけど、自分が優位だと分かったら必ず油断して隙を見せる」
グレイ「へぇ、納得しました。でも、皆セーラが強いって知ってますよね?」
リンネ「ああ、昨日記憶改竄した」
グレイ「え⁈」
リンネ「セーラが強いって知っているのはセーラを味方にしてる奴らだけだ。他の奴らはお前がロゼッタに言った通りに貧弱者と思っているぞw」
グレイ「いつのまに…」
リンネ「セーラは頭もいいからな。色々予測して先回りしていたのさ。それにご本人も力調整してる。今頃、皆セーラの実力に油断してるぞ」
グレイ「なるほど」
〜2階外廊下〜
リンネ、グレイ(一緒に歩いてる)
???「そんな酷い!」
リンネ「ん?」(その場から声が聞こえた中庭の方を見た)
グレイ「!あれは…」(同じく見た)
〜中庭〜
ロゼッタ「せっかく仲良くしようとお茶会を誘ったのに〜」
セーラ「お誘いは嬉しいですが、今日は予定があるので無理です」
ロゼッタ「どうしても外せないんですか〜?」
セーラ「はい。大事な用事なので失礼します」(行った)
ロゼッタ「そんな〜…」(両手で顔を隠して泣いてるフリをしているが、不気味な笑みを両手の中で浮かべていた)
〜2階外廊下〜
グレイ「…仕えてるお嬢様ながら気持ち悪い…」
リンネ「…これで疑惑が作られたな。行くぞ」
グレイ「は、はい」
ー放課後ー
〜教室〜
誰もいない
セーラ「…」(帰る準備している)
ロゼッタ「セ・ー・ラくん♡」
セーラ「なんでしょうか?イーブルさん」
ロゼッタ「もうなんでそんな固い呼び方なの?名前で呼んでいいって」
セーラ「…なんのご用で?」
ロゼッタ(セーラの左腕を掴み、魔法を使って火傷させた)
セーラ「ッ!」(振り払ったが火傷の後が残った)
ロゼッタ「私が愛される為の嫌われ者になってね♡」(去った)
セーラ「ッ…」
監督生達「セーラちゃん!」
セーラ「!皆…」
瑠璃「大丈夫?酷い火傷…」
妃織「すぐ冷やしましょう」
琥珀「立てる?」
セーラ「うん、ありがとう…」(監督生達に支えながら歩き始めた)
???「…」
一方同時刻…
〜メインストリート〜
ロゼッタ「ひっく、ひっく…」(泣いてる)
リドル「君は確か…どうしたんだい?」
ロゼッタ「さっき、セーラくんと話していたんです。仲良くなりたいから。だけど、あっちはそう思ってなくて…調子乗るなと私の頬を叩いたんです…。しかも監督生さん達も一緒に私の事を罵倒してきて…」
ケイト「確かに頬が赤い…」
トレイ「リドル。とりあえず彼女を寮で手当てしよう」
リドル「ああ。僕達の寮でその頬を手当てしよう。さぁ、お手をどうぞ」
ロゼッタ「ひっく、ありがとうございます…」
ロゼッタはリドルの手を取り、そのままリドル達はハーツラビュル寮に向かった。3人は気づかなかった。ロゼッタが不気味な笑みをこっそり浮かべた事を…
〜保健室〜
桜「はい、とりあえず冷やせて良かったね」
セーラ「うん。ありがとう、皆」
波音「それにしてもあんなの酷いです」
瑠璃「本当それな!元の世界みたいでめっちゃムカついた!」
琥珀「あのぶりっ子ってやつ、めっちゃ嫌!」
セーラ「まぁまぁ。とりあえずこっちも証拠取れたし、この火傷も証拠として出せそうだから」
妃織「でも、インパクト弱いんじゃ…?」
???「大丈夫!」
監督生達「⁈」
セーラ「あ!オルトくん、アムちゃん!」
オルト「やぁ、セーラ・アクウェリアスさん。火傷、大丈夫?」
セーラ「うん、平気。そう言えば頼み事は大丈夫?」
アム「もちろん!バッチリだよ」
桜「頼み事?」
セーラ「実は味方を増やしたの。それがオルトくんとアムちゃん」
オルト「僕達ヒューマノイドは魔法薬の効果は効かないんだ」
アム「話聞いて即OKしたよ」
瑠璃「あー、あの時ハルト先輩とシルディに頼んだ事ってそういう事か」
セーラ「どう?動画は」
オルト「しっかり撮れてるよ。僕はセーラ・アクウェリアスさんがいじめられたという現場撮影」
アム「私はその後のロゼッタさんの動向を撮影」
妃織「なら、すぐにでも、」
セーラ「ダメだよ。作戦通りに。確かにこれなら証拠として成り立つ。でも、私はとことんやりたいの。だから、その日まで証拠を集めて断罪するの」
監督生達「…」
アム「…ねぇ、本当にそこまでしなきゃダメ?」
セーラ「…気持ちは分かってる。お姉さんの事でしょう?でも、本当にそこまでしないとダメなの」
オルト「どうして?」
セーラ「…正直に言えば、彼らは誰かの優しさに甘えてる気がするの。あの人なら許してくれる。あの人は優しいから何してもいいんだって。それじゃダメなの。確かに最初はグレイくんを助けたい。これ以上同じような犠牲者は増やしたくない。そう思ったけど、こう嫌われる覚悟を決めてそう思ったの。…監督生さん達は特に優しいからそうなったのかも」
琥珀「…そっか」
波音「私達はセーラちゃんが決めた事、否定しないよ」
桜「うん。セーラちゃん、絶対作戦を成功させようね」
セーラ「うん」
ー夜ー
〜オンボロ寮 談話室〜
オルト、アムがセーラの味方達に映像を見せた
リンネ「うん、いい感じだ。引き続きよろしくな」
オルト「うん!」
アム「まさかグリムくんも仲間とは思わなかったなぁ」
セーラ「そうね」
グリム「俺様あの時、子分達に入っちゃダメ!って言われて驚いたんだゾ」
メテア「そう言えば、グリムに加護を与えたの忘れてた…」
アナスタシア「自分の番(つがい)の事は把握しなよ💧」
リンネ「今更だけど、セーラ。外泊届は大丈夫なのか?」
セーラ「大丈夫。蛇のいざない(スネーク・ウィスパー)してしっかり判子を押してもらいました。あ、グレイくんに撮影してもらったから証拠は大丈夫」
リンネ「どういう大丈夫だよ💧」
グレイ(でも、あの外泊届の泊まる日数が…)
セーラ「あ、皆そろそろじゃない?ほら明日から本格的だからしっかり休みな〜」
リンネ「ああ。監督生達、グリム、メテア、セーラ、おやすみ」
メテア「おやすみ〜」
セーラ、監督生達、グリム、メテア以外の者は帰った
瑠璃「さて、私達もそろそろ寝ようか」
桜「そうですね」
波音「セーラちゃんとメテアちゃんも寝る?」
セーラ「もう少しここにいる」
メテア「電気はメテア達が消すよ」
妃織「分かりました」
琥珀「んじゃ、おやすみ〜」
グリム「おやすみなんだゾ」
セーラ、メテア「おやすみ〜」
監督生達とグリムは自分の部屋に行った
セーラ「…メテア」
メテア「ん?」
セーラ「私、リンネにあんなたかを括ったけど、怖いよ…」
メテア「…」(セーラの震えた両手を握った)
セーラ「!…メテア?」
メテア「大丈夫。メテアがいる。皆がいるよ。それにメテアとリンネ、皆の記憶改竄して教師兼任していない事にしたんだ。メテアが猫に化けれない事にもしたんだ。教師には口止めしたよ」
セーラ「え、なんで…」
メテア「もちろんセーラの為だよ。メテア、セーラと一緒に嫌われ者になる」
セーラ「え?」
メテア「と言っても猫の姿になってセーラの使い魔のフリするしかないけどね。それにセーラ、不安なんでしょう?メテア、それにできる限り寄り添いたいし、孤独(ひとり)じゃないって思って欲しいの。…ダメかな?」
セーラ「…んじゃあ、明日と明後日一緒にいてくれる?」
メテア「うん!リンネにも伝えておく」
セーラ「ありがとう」
〜ディアソムニア寮 リンネの部屋〜
リンネ「そうか。連絡ありがとな、メテア」(メテアと電話してる)
メテア『いいんだよ。…ごめんね』
リンネ「ん?何がだ?」
メテア『本当はリンネが側でずっと守りたかったよね。なんかメテアがこんな事しちゃって、』
リンネ「ストップ!謝るな。お前は正しい事した。本音で言うならお前の言った通りだけど、お前がセーラを守ってくれる。それだけでも安心だ。とりあえずヘマはすんなよ」
メテア『うん!おやすみ、リンネ』
リンネ「おやすみ、メテア(電話を切った)…はぁ…(ベットに寝転がった)俺もセーラの側で守りたかった。偽善で嘘偽りの言葉の刃から…」
ー次の日ー(ロゼッタ仮入学 2日目)
〜オンボロ寮 玄関〜
メテア「セーラ、大丈夫?」
セーラ「…スゥ〜…ハァ〜…うん、なんとか。監督生さん達も大丈夫?」
瑠璃「私達なら大丈夫!」
桜「うん」
波音「セーラちゃんは体調気をつけてね」
妃織「私達がセーラちゃんを守るよ」
琥珀「うんうん!」
グリム「俺様も守ってやるんだゾ」
セーラ「ふふっ、頼もしいよ。じゃあ、行こっか」
メテア「うん!」(白猫になり、セーラの肩に乗った)
ゴースト達「いってらっしゃ〜い」
監督生達、セーラ、グリム、メテア「行ってきま〜す」
〜メインストリート〜
ざわざわ
セーラ(やっぱり、私の事で嘘の噂が広がったか…)
リドル「止まれ!」
監督生達、グリム、セーラ、メテア「!」(止まった)
目の前にはハーツラビュル一同がいた
瑠璃「リドル先輩…」
セーラ「…これはこれはハーツラビュルの寮長とトランプ兵の方々。どうかなさいましたか?」
エメラ「どうかしたって…」
アルツ「白々しい…」
アルファ「…」
リドル「セーラ。君はロゼッタをいじめたようじゃないか」
セーラ「いじめ?なんの事でしょう?」
マックス「とぼけんな!ロゼッタがお前に頬を叩かれたと証言した」
チェミィ「そして後ろにいる監督生さん達も一緒に彼女を罵倒した」
ラパン「酷すぎます。1対大勢なんて…」
ロザリオ、アイザ「…」
琥珀「はぁ⁈そんな事してない!」
エース「へぇ、言い訳すんだ?」
デュース「見損なったぞ!!」
桜「言い訳じゃない!」
波音「本当にしてないって!」
妃織「…証拠はおありで?」
トレイ「ロゼッタは昨日俺達と会った時に頬が赤く腫れていた。それこそ動かぬ証拠だろ」
グリム「はぁ?そんなの嘘に決まってんだゾ!そいつ偽造してんじゃねぇのか?」
ロゼッタ「酷い!私は本当の事を言ってるのに…」
メテア「ガルル…」
ロゼッタ「ヒィ!怖〜い…」
ケイト「セーラちゃんはともかく監督生ちゃんはヤバくない?姉ちゃんの言うとおり、女の嫉妬って、怖いねぇ~」
瑠璃「だから、ちが、」(セーラが瑠璃を止めた)
セーラ「…確かに僕は彼女に接しました。しかし、話しただけで何もしてません。彼女達もイーブルさんと離れた後に合流したので、もちろん関わっていません」
リドル「君は異議を唱えるのかい?」
セーラ「はい」
リドル「…だとしても君達には証拠はない!」
セーラ「…証拠、ですか。本当にそれが証拠なのでしょうか?」
ロゼッタ「そんな…私はただ皆と仲良くしようと思ったのに…」
デュース「ッ!酷いぞ!セーラ!もうお前はマブでもなんでもない!」
エース「ハァ…セーラがそういう奴とは思わなかったわ。近づかないでくんね?」
リドル「セーラ、他人を虐めるなんて
ハートの女王の法律以前の問題だよ。もう金輪際ハーツラビュルと関わらないでおくれ」
セーラ「…分かりました」
ケイト「行こっか」
ロゼッタ「はい♡」
トレイ「…」(監督生達にユニーク魔法をかけた)
セーラ「ッ!」(それを庇った)
監督生達「⁈」
グリム「セーラ!!」
ハーツラビュルは去り、周りの野次馬も全員去った
桜「大丈夫ですか?」
セーラ「うん…。皆は平気?」
監督生達「…」
グリム「俺様達は大丈夫なんだゾ。セーラ、おめぇ何したんだ?」
メテア「庇ったんだよ。トレイのユニーク魔法を」
セーラ「うん。まさか痛覚が10倍になるとは…」
波音「え⁈」
妃織「そんな…」
セーラ「少し火傷が痛むけど、大丈夫」
琥珀「でも、セーラちゃんならその魔法解けるでしょ?なら、」
セーラ「ダメだよ。この魔法は演技では表現出来ない。だから、解除しない」
グリム「そんな…」
メテア「…分かった。くれぐれも無茶はしないでね」
セーラ「うん。そろそろ時間だし、行こっか」
監督生達「うん…」
オルト「…」(遠くから見ていた)
ー体力育成ー
〜運動場〜
バルガス「今日はペアになってやるように」
モブ1「ロゼッタちゃん一緒にやらない?」
モブ2「いや、俺とどう?」
モブ3「ずるいぞ!俺も〜!」
ロゼッタ「え〜、どうしようかな〜?」
セーラ「…僕達はここでグループにしよう」
瑠璃「でも、人数が、」
セーラ「なら、」
メテア「ミャウ!」
桜「あら?」
セーラ「!“ミーティア”?」
メテア「ミャ〜」
セーラ「そうだね。グリムくん。僕の使い魔のミーティアとペアを組んでくれる?喋れないけど、グリムくんみたいに動けるし、身長的にもいいかも。どう?」
グリム「いいんだゾ!」
セーラ「ありがとう」
ロゼッタ「…」(セーラをこっそり睨む)
ー錬金術ー
〜実験室〜
クルーウェル「仔犬共。今日はペアでやってもらう」
桜「次はどう分けよう…」
妃織「私達、あの噂で誰とも組みたがらないですからね」
セーラ「なら、ミーティアお願い」
メテア「ミャウ!」
セーラ「監督生さん達は1人はグリムくんと残り4人は2人ずつに分かれて僕かミーティアと組もう」
琥珀「確かに!それなら大丈夫そう」
瑠璃「んじゃ、私はグリムと」
桜「私と波音ちゃんがミーティアちゃんと」
妃織「では、私と琥珀さんがセーラくんと」
セーラ「んじゃあ、頑張ろう!」
監督生達、グリム「おー!」
ロゼッタ「…」(皆に誘われてる中、こっそりまたセーラを睨む)
ー昼休みー
〜中庭〜
セーラ「今頃、皆食堂で食事かな」
メテア「ミャウ?」
セーラ「ん?あー、心配してないよ。あれで白羽の矢が当たったのは僕だけだから」
レオナ「おい」(後ろにはジルコン、ラピス、ネフラ、ノワール、レーベグラン除くサバナクローの一同)
セーラ「ッ!…なんでしょうか?」
レオナ「お前ロゼッタの事、いじめたらしいなぁ?砂にされたくなきゃ俺たちに近づくな。あいつにも」(セーラの横を通り過ぎ去った)
ジャック「お前が人をいじめるような奴だと思わなかった。もう俺に近づくなよ」(同じく)
ハピー「友達と思っていたのに…」(同じく)
ゾーロ「お前の方が詐欺師、向いてんじゃね?」(同じく)
ラギー「セーラくん、一回頭冷やした方がいいんじゃないスか?ほら、愚者の行進!(ラフ・ウィズ・ミー)」
セーラ「!ミーティア!!」(メテアを投げた)
メテア「ミャウ⁈」
ラギーのユニーク魔法により、噴水に落ちてずぶ濡れに
メテア「ミャ〜!」(セーラに駆け寄った)
セーラ「…」
ラギー「あらら〜全身冷やしちゃったスね」(去った)
メテア「ガルル…💢」
セーラ「いいの。…これだと授業出れないし、メテアになって早退と彼女達の護衛をお願い」
メテア「…(いつもの姿になった)分かった」(行った)
セーラ「…さて、(服など全て乾かした)一旦オンボロ寮に行きますか…」
〜オンボロ寮前〜
リンネ「おかえり、セーラ」
セーラ「え、リンネ?なんで…」
リンネ「俺なりにお前の側にいたいんだ。いいか?」
セーラ「…今回だけだよ」
リンネ「ああ」
セーラはお風呂に入って体を温め、リンネにドライヤーをしてもらった
〜オンボロ寮 談話室〜
リンネ「大丈夫か?セーラ。お前今痛覚10倍だろ?」
セーラ「うん。だから、火傷痛い」
リンネ「…今日授業で体にいい傷薬作ったんだ。クリームだから塗りやすいし、傷も治りやすい。一応試してみるか?」
セーラ「…うん」(その後、リンネにクリームを塗ってもらった)
ー夜ー
セーラ「おかえり、皆」
監督生達「ただいま〜」
セーラ「大丈夫だった?」
グリム「おう!直接じゃねぇけど、メテア達が助けてくれたんだゾ」
セーラ「そう、良かった。メテアもありがとう」
メテア「うん!」
セーラは皆に夕食を用意した
オルト「やぁ、皆!」
リンネ「オルト!どうだ?調子は」
オルト「もちろん!あ、そうだ。ここに来たのはセーラ・アクウェリアスさんに質問があって来たんだ」
波音「質問?」
琥珀「何かあったの?」
オルト「いや、ただ僕個人で気になる事があって」
セーラ「いいよ、オルトくん。見せてあげて」
オルト「うん」(壁にハーツラビュルとサバナクローの言い争いが映っていた)
リンネ「これって…」
メテア「セーラ、なんで?」
セーラ「…断罪の今後のためよ…」
皆「…」
セーラ「私、先に食べておいたから皆は食べてね」(部屋に行った)
リンネ「…嘘だ」
瑠璃「え?」
リンネ「俺はセーラがここに来た時からいた。あいつ、何も食ってない」
桜「!まさか…」
リンネ「ああ、そのまさかだ。あいつは確かに覚悟は決めていた。でも、苦しいだろ。今まで良くしてあげ、世話になった友人、先輩が今までの事がなかったようにセーラという1人の少女を蔑んでる。あ、すまん。お前らも犠牲者なのに」
波音「いえ!私達はドラゴンファングさん達が助けてくれたので大丈夫です」
妃織「はい。それよりセーラちゃんが心配です。体だけではなく、心まで傷ついてますから」
琥珀「うんうん!だから、私達にも出来る事やるので、セーラちゃんを守ってあげてください」
リンネ「!ああ」
〜オンボロ寮 泊まり部屋〜
セーラ「…グスッ…」(ベットに寝転がり、泣いている)
“本当の悪夢はここからだった…”
〜to be conteneu〜