“んあ!!♡先輩♡!”
“日本……♡日本….♡!!!”
“あぅ♡♡…激しいぃぃ♡……”
“大好きだ……”
あんな風に求められたの、初めてだ。
誰かに愛されることも殆どなかった私にとっては、どんな形であれ嬉しかった。
「ん?」
目を覚ますと誰かの布団に入っていた。
とても肌触りがよく並みの代物ではない。
辺りを見回しているとドアが開いた。
「起きたか?」
「え?!なんで先輩が?!!」
「なんでもなにも、ここは俺の家だぞ?」
驚く私を横目にココアをくれた。
「昨日はたしか……」
「俺とイチャイチャしたんだよ♪」
「…あ……そのあとは?」
「お前が気絶したから家に運んだんだ」
まだココアは飲んでいなかったのに急に顔が暑くなった。
昨夜の記憶が水を浴びるように一気によみがえった。
それに気づいたのか布団をめくって隣に座り頭を撫でてきた。
「気にすんなよ」
「……///気にしますよ!💢」
「もう帰りますね!」
「いや、今は動かない方が……」
制止を振り切って動くと腰に激痛が走った。
あまりの痛みでシーツに突っ伏した。
「いだいぃ……」
「昨日めっちゃ腰振ってたから…」
「はぁ……もういや…」
「いいじゃん」
ベッドのはじで腰をいたわっていた私を引き寄せ後ろから抱き寄せる。
「俺ずっと伝えたかったんだ」
バックハグをされたまま耳元で囁かれた。
「お前が好きだ」
「!」
「付き合ってほしい」
「私も好きでした」
「え?ほんとうか? 」
「はい」
少し間が空いてから体を動かされ向き合うように私を見た。
「ならもう返事はいらないな? 」
「……////(コクッ)」
“チュ♡”
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