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いよいよ大戦が始まってしまったんだ.俺たちの亜銀マンションへの大移動.
それを全て上手く利用されてしまったんだ.
李潤が引き連れた軍にはアルネス班の指揮を務めた男朝宗,そしてデビルゴットの幹部であり、存在が明かされなかった男笠井,そして
デビルゴッドNo.3であり世紀の申し子李潤も現場にいたんだ.
大連が,息つく暇も与えず向かった先は,何と俺たちの援軍だった.
「お前たちここにいる男は三王海と言われる大連だ!ぶち殺せー!」
そう意気揚々と叫ぶ彼らだったが,全員奴の鉾にはなすすべがない.
「ここまでやってくれたんだ!恩返しするのは武人として当然よ.」
しかし,その動きを許さない者がいたのだ,それが羅漢最強と言われた男翠華.
「貴様,私にやられておめおめと生き延びたか、今日こそ息の根を止めてやる.」
大連にとっては,翠華は自分を倒した張本人,今日の作戦も大連に十分配慮したものだった.
「今日こそ殺してやる!俺の鉾を対処する貴様には俺の鉾で死ぬという皮肉を味合わせる」
そして翠華と、大連が向き合った,世紀の大戦になる予感しかしねぇ.
この2人の因縁は底知れぬものがあったのだ.
一方李潤軍の第一陣が,勢いを持って迫ってくる.そしてそれと同時に
「では,私は利潤様と大連様に恩に報いるためベリーの足止めをしてきます.」
朝宗がそう勢い強く言い、軍を引き連れこちらへと向かってきたのだ.
「李潤様私らはどうするので?」そう笠井が訊くと,
「あなたは今日は戦場というものを見なさい,見学ですよ.」
そう李潤は冷静に言ったのだ.
迫り来る第一陣,まともに戦えるのは俺だけ,かなりまずい状況だ,そして
背後から追撃の群が来る,掻い潜った大連軍だ.
大連軍と,李潤軍の二軍が俺を狙う,確実性のある刃このままでは全滅だと思ったその時
あたりに鮮血が疾った、俺じゃない敵だ.そしてそのままバタバタと倒れる敵勢
「全く,皆誰かを忘れていますな、この和泉をお忘れで?」
そのまま俊足の速度で,敵勢を斬り続けたんだ,そして和泉が
「ここは私がお相手します!ベリーは向こうから来る反対側をどうぞ頼みます.」
しかし軍勢は非常に強大だ,飲み込まれたらもう一巻の終わりだ.
しかし和泉はその状況ですらも尚余裕の態度を崩さなかった.
しかし和泉は,大連の強大な一撃を食らった後だったのだ.限界は近い.
つまり時間との勝負なのだ、和泉は手を止めない.そしてここで
李潤が一気に終わらせにかかる.
「第二陣出陣せよ!」
李潤の声と共に第二陣が一気に詰めにかかったんだ.
その第二陣,もう和泉は展開が近い今こそ限界を越えようか.
俺は二丁ナイフで相手を斬り続ける,俺の二丁ナイフは自然の脅威と同じだ.
逃げられねぇってことだ.
一方で朝宗らは,その足を俺へと確実に向けてきたんだ,奴らの脅威は俺のすぐそこ
しかしなぁ,そんな事は分かりきってるんだよ.
俺はもう既に覚悟を決めている,さぁやろうか!!