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朝宗軍が俺へと目掛け歩を進めていた.
朝宗たちの狙いは、どうやら翠華ではなく俺であると俺は感じた.
和泉が,かなり抑えておりそして援軍が,李潤軍と激突暫く余裕はありそうな感じだ.
「今日でベリーの名が途絶えるか,非常に良きことよ!」
朝宗は5人の部下を連れ俺を殺らんと一直線にかけて行った.
アルネス班の指揮を今回執る,それを何と自主性でだ.朝宗の人生は誰かに仕えるものだった
そんな中で自分の可能性を最大限引き出してくれたお方が,李潤だった.
そんな李潤に絶対の忠誠を誓い,今回李潤が全ての計画を仕組むこととなった時
朝宗は迷わず自分が前座の代表を務めると言いのけたのだ.
李潤軍がベリーを討とうとしているところ李潤は,
「朝宗さん,私が見た中でその忠誠心は目を見張るものがありますね.非常に頼りになる歩兵よ.」
そう李潤は朝宗のことを評価していた.
俺も奴らが来ているのはわかる,一気に迎え撃つ体制へと体を移動させたんだ.
「見つけたぞ!ベリー今日が貴様の命日よ.」
そういうと,数名の部下が一斉に俺へと刃を向ける、その攻撃には重さもあった.
ゴットデビル,ただの外道組織だと思ったが,それだけではないらしい.
その上にいる人間は大なり小なりカリスマ性があるようだ.
しかし奴らはまだ経験が浅かった.
俺のナイフの速度に,奴らは残念ながらついていけない.
直線的で高速的の斬撃、そして不規則で、不可解的な斬撃を両方入れ混ぜる,俺の斬撃についていける奴は,地球上で誰1人としていないんだ.
しかしその斬撃を見ても尚朝宗からは笑みが消えなかったんだ.
「面白い,その斬撃非常にためになりそして,,,学びとなる.」
そういうと朝宗は誇らしく,こう言ったんだ.
「この朝宗李潤様のために,ベリーの首を持ち帰る,ベリーは俺が殺す!!」
そう強く言い切って見せたんだ.そして朝宗が突きを放つ.
一瞬で相手の隙を突くその突き,その攻撃は単純だが速度があり躱しづらい.
しかし俺はその斬撃を避ける,そしてそのまま蹴りを放つ.
その蹴りをそのまま食らい,一気に吹っ飛ぶ朝宗,しかし奴の眼は死なない.
そのままナイフ同士の斬り合いだ,しかし血飛沫が上がるのは朝宗だけ.
そのまま初歩的だが,俺は強引に突っ込み,縦軸に奴を裂いた.残念だが
お前と俺とでは土台が違う.俺はロイヤル・キルの最強なんだ.
その時後ろから奴らの部下が,迫ってきたんだ,残りの2人全員か.
俺は後ろ蹴りを片方にもう片方の斬撃は何とか避ける.
そしてもう片方に対して俺は回転を見せ,そのまま回転切りをしたんだ.
その回転切りで蹴られた方のやつも死ぬ.あっという間だ.
その時朝宗がやっと俺の本質を分かったんだ.
容赦もなく慈悲もないただの強さの塊だとな.そう俺はお前らにキレてるんだよ.
そのまま奴に向けて最期の斬撃だ,慈悲も容赦もないただの斬撃
奴にそれを避ける実力はなかった,その攻撃は臓腑まで届いた完全な致命傷.
そして朝宗は力なく倒れたんだ.
「無念だ今日お前たちが死ぬと言うのに,大連が翠華を殺せたというのにそれを見れないのか」その叫びは俺には悲痛に聞こえたんだ.
一級の戦闘者にしては上出来だった.すごかったよお前
こうして朝宗による俺を狙った暗殺劇は失敗に終わった.