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#彩音ストーリー
166
配信が終わった後、ゲーミングチェアに座りながらぐるぐると回る。
今日の配信はフリーゲーム配信、勇者が魔王を倒すまでといった、良くある内容。
次の配信どうしよっかな、ホラゲ配信?こないだのゲーム続き?んー、どれも違っているような気がする。なんてことを考えながら、いつも通り袖をまくって腕を出す。こういう考えがまとまらないときは”良いこと”をしよう。勇者時代に教えてもらった唯一の良いこと。
チッチッチッチッチッチ
勇者時代と比べて少し細くなったような気がする。
カッターの刃を長めに出して勢いよく外側に引く。すぐにカッターを離して、タオルを真新し傷口に押し付ける。
結構な勢いで血が出て、見る見るうちに白いタオルが赤く染まる。
いやー、良いことをした!
プルルルル!
電話の音が鳴る。スマホのの画面を確認すると、トルテさんからだった。
「あ、弐十くん?今からご飯行くから来てよ」
「え、いまからぁ~」
「そう、弐十くんに会いたいって言う人もいるからさぁ~」
「え!だれだれ女の子?」
「なわけねぇだろ」
「なんだ、男かよ。もー、しょうがないなぁトルテさんは、俺がいないとなんもできないんだから」
「BL売りキモイんですけど」
「www」
「んじゅぁ、ここ来て」
「はいよ」
トルテさんから、やたら高そうなお店の住所が送られてくる。ここからだと、バスの方が近いかな?
さすがの俺でもTPOはわきまえているから、今の状態のまま、血をだらだらと流しながら人前に出るのは現代日本で”良いこと”ではないことは分かっている。血で染まったタオルを洗濯機に放り込んで適当に包帯を巻く。血を流すのは”良いこと”だけど、怪我を見せるのは”悪いこと”。元とはいえ勇者様である俺が怪我をしているのを見せることはみんなが不安になってしまう。だから怪我をしたという事実は隠すものだ。
「うわぁ、」
トルテさんに伝えられたお店の前に立つ。なんか、すっごく高そう。
「あ、いたいた弐十くん!」
「あ、トルテさんやっほ!」
ものすっごく高そうな車の助手席から降りてきたトルテさんに声をかける。
「こんばんわ、弐十さんですよね?」
「えっと、こんばんわ?」
トルテさんが出てきた高そうな車の運転席から出てきたガタイのいい人に声をかけられる。
「弐十くん、弐十くん、この人が弐十くんに会いたいって言ってた人」
「改めて、初めまして、かなえと申します!」
「え、あ、あぁ!かなえ先生!初めまして!」
かなえ先生、いつもトルテさんから話を聞いている人だ。YouTubeで主に事件解説をやっている人で、
確か、お金持ちで、
実家が太いお金持ちで、
よくご飯をおごってもらうお金持ちだとかなんとか。
「いやぁ、いつもキルシュトルテ君からお話を聞いとって、会うてみたいなって思うとったんですよ」
「えっと、こちらこそお話は伺ってます」
「マジすか、なんか変なこととか聞いてないですかね?悪評とか」
「全然!なんかよく美味しいお店連れてってもらうって聞いてますよ」
なんて話をしながら入ったお店は、まさに料亭といった感じで、靴を脱いで入る個室の座敷となっていた。
個室に通されると、仲居さんがおしぼりを配ってくれる。
受け取ろうとして、伸ばした左腕が一瞬引きつった。
「あれ、弐十くんケガしてんの?」
トルテさんが目を丸くしながら聞いてくる。
「え?あぁ、これ、へーきへーき」
確かにちょっと痛いけど、利き手じゃないから動画編集なんかには支障が出ない。
「なんかあったんですか?」
「あー、なんて言うか昔っからだか大丈夫ですよ」
「ふーん、俺、それ初めて知った」
かなえ先生の言葉にそう返すと、ぶつくさとふてくされたトルテさんの言葉が返ってくる。
昔、
そういえば、何時だっただろうか、ぼんやりと昔のことを思い出す。
まだ、勇者業務を本格的に行っていた頃のことだ、
確か、魔物の攻撃から小さな女の子を守ったときのことだったと思う。
魔物の攻撃が鎧の隙間をかいくぐって、俺の腕を派手に切り裂いて、血だらけになった。
泣き出したその子を抱き上げてお母さんのところに連れて行ったら、お母さんは真っ青な顔をして子供を抱きしめてたっけな、
それは、俺の知らないもので、
とても、不思議なものに見えた、
親子って、普通はこうなのかな?
俺は勇者様だから、わからない。普通の親子を、普通を知らない。
それでも、俺の目に映ったその光景は、とても、きれいなものに見えた。
「ユリア!ユリア!血まみれじゃない!」
俺が抱き上げてしまったせいで、女の子には血がべったりとついてしまっていた。
「ちがうの、これは、ユリアじゃなくて、勇者様のなの」
「あぁ、”良かった”ありがとうございます。ありがとうございます勇者様」
母親は子供の頭をなでると、先ほどまで笑顔だった子供が急に泣き出した。母親はそんな子供を再び抱くと、何度も俺に頭を下げた。母親も、泣いていた。
なるほど、子供ではなく俺の血が出ることは”良いこと”なのか。
今まで勇者として悪いことはたくさん教えられてきたけどいいことは誰も教えてくれなかった。
覚えた、子供ではなく俺の血が出ることは”良いこと”。でも、勇者様が怪我をするのは”悪いこと”だから、、、
たぶん、俺の血が出ることは”良いこと”?かな。
家に帰った後、気になったから自分の頭を撫でてみたけど、特に涙は出なかった。まぁ、勇者様が泣くのは”悪いこと”だから、それでいいのかもしれない。代わりに、愛用している剣で腕を切ったら次の勇者業務ではいつもより早く終わらせることができた。
「——とくん、弐十くん!」
「わぁ!びっくりした」
「なんかぼうっとしとったみたいですけど大丈夫ですか?」
心配そうな顔のかなえ先生と困惑した表情のトルテさんが俺の顔を覗き込んでいた。
「あー、うん、さっきまで配信してたかたちょっと疲れてる?のかも?」
なんだか、少しふらふらしてきたような気がする。いつもと同じくらいのつもりだったけど、もしかしたら深く切りすぎてしまったのかもしれない。
パチパチと何度か瞬きをして、ふらつきを抑えようとする。
いつの間にか隣に来ていたかなえ先生にこっそり耳打ちされる。
「包帯、血が滲んじゃってますよ」
「あ、」
うーん、さっきも思ったけど、この人はたぶん気が付いている。
勇者様が、怪我しているのを見られるのは、悪いこと、だ。どうしよう。この人を退治して気づかれなかったことにする?なんて、物騒なことが脳裏をよぎる。もちろん勇者様が一般人に傷を負わせるのは悪いことだ。だからそんなことはしない。
「え、弐十くん、血すごいけどそれ大丈夫?」
元々白っぽい顔をさらに白くしたトルテさんが指をさす。
どうやらいつの間にか血が滲む、なんてものじゃなくて、流れ落ちた血が床に落ちて、小さな水たまりを作ってしまっていた。畳なのに、汚してしまった。
「すみません、ちょぉっと失礼しますね」
まずいな、とでも言いたげな表情のかなえ先生が、ふすまを開けて、仲居さんを呼び止める。
「救急箱みたいなの、借りれます?」
「救急箱ですか?少々お待ちください」
救急箱?雑巾じゃなくて?
俺が戸惑っているうちに、かなえ先生は何事もなかったように座り直した。
「弐十さん」
「はい?」
「ちゃんと消毒しました?」
「えっと」
してない。第一めんどくさいし、勇者様は怪我なんてしないんだから、消毒液なんて必要ない。
「してないですよね?」
「あははは、」
「してないですよね」
「…….はい。でも、別に大した傷じゃないですよ、だから」
「大した傷じゃなくても、化膿したら面倒ですよ?」
怒られているのだろうか。
でも、なんだろう。説教という感じではない。
宿題を忘れた子供に、「だめでしょ?」って、諭すみたいな、そんな言い方な気がする。
「なんでケガしたの?」
珍しく、穏やかなトルテさんの声が聞こえる。
こういうところはやっぱり神父さんなんだなぁ、って思う。エクソシストだから微妙に違うのかもだけど。
「別に、何ともないよ」
そうとしか言えない、勇者様は怪我なんてしなから。
「いや、血の量やばいよ?」
「大丈夫大丈夫、俺元勇者だし」
「それ今関係なくない?」
「えー」
俺とトルテさんのそんなやり取りを、見ていたかなえ先生は、一度だけ、小さく息を吐いた。
「別に、誰も責めたりなんてしませんよ」
「そーだよ、ケガなんて、誰だってするじゃん?」
「でも、」
言葉に詰まってしまう。この先を言っていいのか、よくわからない。前に言った時は、”悪いこと”だとして折檻を受けてしまった。
「でも?」
優しそうなかなえ先生の声、俺の言葉を待っているトルテさんの目、
「…….でも、俺は、勇者様だから、」
「だから何?俺だって一応は神父様なのにタバコめっちゃ吸ってるよ?」
「そ、れは、」
だって、俺はもう、勇者として戦うことができない。だから。
続きを言おうとして口を開けたとき、ノックの音が聞こえた。
「こちら救急箱お持ちしました」
仲居さんから救急箱を受け取ると、かなえ先生は礼を言ってふすまを閉めた。
「ほな、ちょぉっと見せてもらえます?」
「えぇ…….」
なんとなく腕を引っ込めようとしたが、
「見せてください」
有無を言わせないその声に、しぶしぶ包帯をほどく。
一応、万が一見られても、自傷を疑われにくいようにしている。
「うわっ」
トルテさんが顔をしかめる。
「だから大丈夫だって」
「いや大丈夫じゃないだろ」
かなえ先生は何も言わず、傷口を観察する。
少しだけ眉が下がった。自分でやったか、聞こうとしてやめたのだろう。聞いていた通り、気遣いのよくできる人らしい。
「これ、自分でやったでしょ?」
気遣いのできない、神父さんの声が飛んでくる。ほら、かなえ先生もあちゃ~、って顔をしている。
さて、なんとごまかそうかな、
考えたところでいい案は浮かびそうにない。
「なんで、トルテさんはそう思ったの?」
バレるようなことはしていないはずだ。配信中も、トルテさん達の前でも。
「なんでって、なんとなく?」
「はは、ひどーい。俺のことそういう奴だって思ってたんだ~」
そう言っていつも通り笑う。
勇者様が笑っていれば、みんな笑う。
なのに、2人はピクリとも笑ってくれない。
「弐十くん」
トルテさんが口を開く。
「それ、自分でやったんでしょ」
「…….違うよ?」
「違うなら何でそんなケガしたの?」
「えぇ?」
何でって、そんなの、
あれ、なんでだっけ?
「”良いこと”を、した、から?」
かなえ先生がゆっくりと瞬きをした。
トルテさんは目を丸くしている。
「はぁ?——お前なぁ」
「ん?」
「普通、良いことしてもケガなんてしねーんだよ」
「いやするでしょ」
「しねぇよ」
「するよ」
「しない」
「するってば」
何でだろう?話が通じない。
俺が首をかしげると、トルテさんが呆れたようにため息をつく。
「例えば?」
「例えば?」
「そう、良いことをしたらケガするって、例えば?なに?」
例えば。
例えばか、そんなのいっぱいある。
「子供をかばったときとか、」
「うん」
「村を守ったときとか、」
「うん」
「魔物を倒したときとか、」
「うん、他には?」
「他には、人質をかばったときとか、」
「それ1番目のと同じじゃね?っつうか全部勇者時代の話だろそれ」
トルテさんが頭を抱えてしまった。
「今は?!」
「今?」
「そうだよ、今の話」
「今は、」
なんだろう、”良いこと”をする理由、
畳の部屋に沈黙が訪れる。
「とりあえず、続きやっちゃいますね」
「あ、はい」
かなえ先生がてきぱきと救急箱から必要なものを取り出す。
傷口に掛けられた消毒液が染みて、少し、痛い。
「痛いですか?」
「ちょっと?」
「そっか、」
消毒液の匂いが漂う。
かなえ先生は慣れた手つきで包帯を舞いながら、ぽつりと言った。
「弐十さん」
「はい?」
「さっきの話なんすけど、」
あ、きっと、怒られる。また”悪いこと”をしてしまったのかもしれない。そう思ってわずかに身構える。
「良いことをしたら怪我するって、ほんまに思ってはるんですか?」
「うん」
即答だ。なんでそんな分かり切ったことを聞くのだろう。
「だって、そうじゃないですか」
「そうですか?」
「そうですよ」
かなえ先生は少し考えるように首をかしげる。
「じゃぁ、例えばですけど、今日、俺やキルシュトルテ君が怪我してたらどう思います?」
どうって、そりゃ、
「心配します」
「でしょ?しかもそれが、自分でやったかもしれなかったら?」
「止めたい、って、思うと思います」
何を当たり前のことを聞かれているのだろうか?もしかして子供って、思われてるのだろうか?
「それは俺らも同じなんですよ」
その言葉に思わず固まる。
「キルシュトルテ君もでしょ?」
「当たり前じゃん」
「でも、」
「でもじゃなくてさ」
トルテさんの声が重なる。
「お前さ、」
碧色の目で真っすぐ見つめられる。
「俺お前が血まみれになってんの見てびっくりした」
そりゃそうだ、近くにいた人が流血してたら、誰であっても驚く。
「これでも結構心配してんだよ、俺」
その言葉の意味がよく、分からなくて、首をかしげる。
心配されること、それは”悪いこと”だ。勇者様が怪我をするのは悪いこと。だから——
「——じゃぁ」
気が付いたら口が動いていた。
「俺、悪いことしちゃったの?」
部屋の中が静かになる。
かなえ先生は包帯を留める手を止めなかった。
そのまま少しだけ考えて、
「どうして、そう思ったんですか?」
続けて、
「なにが、悪いことなんです?」
ぽん、と包帯が軽く叩かれる。
「はい、これで終わり」
巻き直された包帯は、来る前より、随分と綺麗になった。
かなえ先生の言葉が頭の中をぐるぐると回る。
悪いこと、
勇者様が怪我をすること、
勇者様が泣くこと、
勇者様が逃げること、
勇者様が守れないこと、
勇者様が心配されること、
勇者様が——
「弐十さん」
考え込んでいると、かなえ先生が口を開いた。
「勇者って具体的に何してたんですか?」
「なにって、」
「一日の流れとか、話せる範囲でいいですよ」
一日の流れ、考えたこともなかった。
「朝、起きて」
「はい」
「依頼を受けて」
「はい」
「依頼をこなして」
「それで?」
「家に帰って、寝る?」
「雑!」
トルテさんが突っ込む。
自分でもそう思うが、そうとしか言えないのだから仕方がない。
「依頼って、どんなんがあるんです?」
「誰かの護衛とか、魔物の討伐とか、救助とか?かな」
「毎日?」
「まぁ、はい」
「休みは?」
休み?勇者様に、俺に?
勇者様が休んでる間に何人の犠牲が出るか分からない。一日休んだらそれだけの犠牲者が出るかもしれない。休みなんてそんなもの、
「ないですよ」
「ない?」
「はい」
「一日も?」
「はい」
何で、そんな顔をするのだろう?
いつか食べようと大切にとっておいたケーキを目の前でぐちゃぐちゃに踏みつぶされたみたいな顔。
「弐十くんってさ、何歳くらいから勇者やってたの?」
トルテさんが聞いてくる。あれ、言ってなかったけ?
「最初っからだよ」
「最初?」
「そう、最初」
弐十として生まれたときから、俺が俺の意識を持った時から、その瞬間から俺は勇者だった。
「物心ついた時からってことです?」
「まぁ、そんな感じですかね」
トルテさんとかなえ先生が顔を見合わせる。
「いやじゃなかったの?」
「いや?」
「そう、今日は何もしたくないなぁ、とか、今日は遊びに行きたいなぁ、とかなかったの」
どうだった、だろうか、よく、覚えていない気がする。
でも、何時だっただろうか、
「昔、寝坊しちゃったときがあったんだよね」
「ふーん、珍しいね」
「そしたら、全部なくなっちゃったことがあったから?」
「全部?」
「うん」
今まで気づいてきたと思っていた信頼も、信用も、家も財産も何もかもがぜんぶ。文字通り石を投げられ、責められた。どうやら魔物にちょっかいをかけた子供たちが怪我をしてしまったらしい。
失ったものたちを取り戻すのには結構苦労した。
「それを取り戻すのには結構苦労したから、いやとかは別に」
そう言うと、部屋の中が静かになった。
あれ、なんか変なこと言ったかな。
「それで、取り戻せたんですか?」
かなえ先生が聞く。
「うん、まぁ」
正確には全部じゃない。
戻ってきたものもあれば、戻らなかったものもある。
でも勇者様は文句を言わないものだから。
「どうやって?」
「どうやって?」
どうやって、か。
「いっぱい働いた」
「いっぱい?」
「うん」
「どれくらい?」
「朝から夜まで?」
「前と変わんないじゃん」
トルテさんが呆れた声を出す。
でも、本当にそうだった。
寝ずに依頼を受けて。
ご飯も食べずに依頼を終わらせて。
給料ももらわずにまた依頼を受けて。
そうしていたら、だんだん石を投げる人が減った。
悪口を言う人も減った。
「それってさ」
トルテさんが腕を組む。
「謝ってもらったの?」
「え?」
「だから、石投げた人とか」
「なんで?」
「なんでって」
トルテさんが言葉を止める。
「いや、普通は謝るだろ」
「そうかな?」
「そうだよ」
そう言われてもよく分からない。
だって怪我をした子供はいたし。
だから怒られるのは当然じゃないだろうか。
「弐十さん」
かなえ先生が包帯の端を軽く整える。
「その時、何歳くらいでした?」
「わかんない」
だって、生まれたときから俺の姿はほとんど変わっていない、と思う。あの頃と比べて髪が短くなったりとか、そういうのはあるけど、身長が伸びたりとか、そんなのはない、はずだ。
「わかんないってお前なぁ、」
「弐十さんて、今幾つでしたっけ?」
「210歳」
「お前、去年も210歳だっただろうが」
「そうだっけ?」
「そうだよ」
「でも、トルテさんも年齢非公開にしたよね」
「それは、別にいいだろ!」
「かなえ先生も毎年視聴者投票で年齢変わってましたよね?」
「あははは、今年は53歳2児の父でバツイチっすね」
「ほら」
年齢なんて、みんな案外適当なはずだ。
「ねぇ、弐十くん、また良いこと?したくなったらさ、その前に俺に連絡してよ」
「なんで?」
「なんでも」
そう言って、トルテさんに頭を撫でられる。
少し、ほんの少しだけだけど、泣いてみたいなって思った。
追伸
ネタが無いので助けてください!
コメント
2件
重い話だけどキルさんが「俺お前が血まみれになってんの見てびっくりした」って言ったときめちゃ泣きそうになりました!!素敵な作品をありがとうございます!
うわあああ…これ、めっちゃ重いけどめっちゃ好き…😭💔 「良いこと=自分の血を流すこと」って刷り込まれた弐十くんの価値観が、もう痛すぎて切なすぎて…。 トルテさんとかなえ先生が「心配するのが普通」って教えてくれるシーン、涙出たよ…。 「泣いてみたいな」って最後の一文、心臓ぎゅってなった。続きが気になりすぎる…!