主「はろーえぶりわん」(如何いう意味か忘れたけど使います)
主「今日はバレンタインですね〜」
主「リア充がイチャイチャするためだけの日ですよね〜」
主「リア充学校の帰り道見つけちゃいましたよ〜」
主「ほんっと」
主「早く爆発すれば良いのに、、、」
主「あ、別に全てのリア充が嫌いなわけじゃないんですよ」
主「なんか付き合ってることとかを自慢とかする奴がマジで嫌いなんです」
主「あと、時と場所をわきまえずにイチャつく奴ら」
主「まぁ、私まだまだ子供だし〜、恋愛とかいっっちミリも興味ないんで」
主「ふぅ、ということで始めますか」
⚠️注意⚠️
・中太です
・太宰さん可愛いです(幼いと言ったほうがいいかも)
・最近初音ミクの消失にハマってるんですが、私の場合
語彙力と文才の消失ですかね
・クッソ長いです
・一様ですがここまで来て中太地雷の人なんていませんよね?
そんな人は早く回れ右↪︎
・最後までいていってもらえるとクソ嬉しいです(欲を言うならハートなども
これがいける人はlet’s go!
太宰side
とあるバレンタインの日の前日、横浜の昼を取り仕切る武装探偵社の一員、
太宰治は悩んでいた。
何に悩んでいるのかと言うと、、、
「中也はバレンタインに何をもらったら喜ぶか」
と言うことである。
チョコレートをあげればいいと言う事はわかっているが、
それで本当に良いのだろうか。
彼はかっこいいからモテる。、、、こんなこと絶対言ってやらないが
きっとたくさんチョコをもらうだろう。
だから悩んでいるのだ。
付き合っている私が周りと同じようにチョコレートをあげたとして、
彼は本当に喜ぶのか。
「うーん」
一人で悩んでいてもなかなか答えが出ないので、助っ人に電話をかける事にした。
『其方から電話とは珍しいのぉ』
「お久しぶりです。姐さん」
そう、助っ人とは、中也の母親的存在でもある尾崎紅葉である。
紅葉なら中也のことをよく分かっている。
それに、紅葉は女性。こう言う時如何すべきなのかを知っているかもしれない。
「実は、相談があるんですけど、、、」
♢ ♢ ♢
『成程のぉ』
「私なりに考えてみたのですが、答えがまとまらなくて、、、」
太宰は今思っていたことを包み隠さず全て話した。
『、、、、、、太宰は、中也から何をもらったら喜ぶ?』
「え?えっと、中也からの贈り物なら、全て嬉しいですが、、、」
いきなりの問いに少し戸惑ったが、自分が思ったことを返した。
愛している恋人からの贈り物を喜ばないわけがない。そう思ったからだ。
『其方がそう思うように、中也もまたそう思っておるはずじゃよ』
「!、、そう、でしょうか、、、」
『そうじゃよ』
太宰の不安をかき消すように、紅葉は力強い声で答えた。
「そう、ですよね!」
「ありがとうございました、お陰で少し、考えがまとまりました」
『そうか』
「あと、もう一つだけ悩みがあるんですが」
『何じゃ?何でもゆうてみぃ』
今更だが、尾崎は太宰に甘い。いや、尾崎だけではない。
ポートマフィアや武装探偵社など、太宰には甘い。
もちろん中原も。何なら彼が1番甘い。
だが、当の本人はその好意に気付いていない。
いつも気づかせようと皆しているが、太宰は自分のことを謙遜するのだ。
「えっと、贈るものはチョコレートにしようと思うんですけど、
そう言うのはどこで買ったほうがいいのでしょうか」
『そうじゃのう。店で買って贈ると言うのも気持ちがこもっていていいが、
自分で作ったものを贈るというのもありじゃぞ」
「成程」
自分で作るという発想はなかった。
こう言うところは女性の方が知識が多いのだろう。勉強になる。
「分かりました。お忙しい中相談に乗ってもらい、ありがとうございました」
『大丈夫そうかえ?』
「はい。お陰様で」
大体如何するかは想像できた。
『そうか。どんな風になったかは、また今度教えてくれんか?』
「勿論です!」
『分かった。また今度な』
「はい。失礼します」
ツーツーツー
電話を終えた後、すぐに行動に移す事にした。
幸い今日は中也が明日休みを取るために残業すると言っていた。
この機会を生かさない他ない。
「えっと、チョコレートの材料はっと」
私はこう言う事は余りしないので、ネットで材料を調べる事にした。
「ふーん。いろんな作り方があるんだなぁ」
調べれば調べるほど出てくるので、
私のようなものでも出来る簡単なものにする。
「材料買いに行かなきゃ」
決めた物の材料をメモにして、買い物に出かける事にした。
「ふぅ、結構かかっちゃったな」
買い物袋を机に置いてから、休憩がてら椅子に座った。
買い物に行ったのが6時くらいで、帰ってきたのが7時だから、約一時間かかった。
「買い物がこんなに大変だったとは、、、」
買い物はいつも中也がしてくれていた。
その買い物について行く事はあったがここまで疲れた事はなかった。
ポートマフィアにいた頃は、生活品などは森が、
洋服などは紅葉が揃えてくれていた。
「私、色々とみんなに迷惑かけてたんだなぁ」
そう思いながら早速チョコ作りを始める事にした。
「で、出来た」
初めてにしては結構上手く出来た方ではないだろうか。
手先だけは器用だからなぁ、私。
「あとは冷やして固めるだけ」
ようやく出来たチョコレートを前に、達成感の様な、
「中也はこれをもらったら喜んでくれるかな」
と言う緊張の様な感情が湧いてきた。
「そういえば今何時?」
ふとそう思い振り返ると、時計の針は8時30分を指していた。
「え!?もうこんな時間なの!?」
チョコレート作りに集中しすぎていて時間を忘れていた。
「取り敢えず洗い物とかしないと」
そう思い、チョコレートを冷蔵庫に入れた後、洗い物を始めた。
お菓子作りは作るのも大変だが、後片付けも大変である。
「ふわ〜ぁ」
お菓子作りの片付けを終えたら、もう10時を回っていた。
「眠いけど、ちゅうやが帰ってくるまでおきていたい」
どことなく舌が回っていない。
「ちゅうや、いつ帰ってくるんだろ」
組んだ腕の上に顔を乗せて、机に伏せたままそう言った。
寝まいと目を開けるが
「う、、、ん」
「ちゅ、ゃ」
結局睡魔には勝てなかった。
中也side
「あ″ぁ〜」
ポートマフィアの幹部の一人でもあり、太宰の彼氏の中原中也は
仕事のしすぎで死にそうであった。
「太宰にあいてぇ、、、」
バレンタインの日を一緒に過ごすと言う約束のもと、
今日一日部屋にこもって残っていた仕事を片付けていたのだが、
流石に一日中パソコンと向き合う。と言うのは、きつかった様だ。
愛人の名をつぶやく彼の顔は相当疲れていた。
「、、、後少しだしちゃちゃっと終わらすか」
そう言ってまた手を動かし始める。
キーボードを打つ音だけが響く部屋に、ノック音が聞こえた。
「入れ」
そう言葉をかけると、扉が開いた。
「失礼します」
「芥川か」
そう、入ってきた男はポートマフィアの上級員、芥川龍之介。
「首領からの伝言をお伝えに来ました」
コホコホと咳き込みながら芥川は言った。
「何だ」
「首領からの伝言は、『三日間の休みをあげるよ。
君はよく働いてくれているからね。偶にはゆっくりしてきたまえ』
だそうです」
「!本当か」
中原の暗かった表情がパッと明るくなった。分かりやすい。
「はい」
「分かった。ありがとな、下がっていいぞ」
「では、失礼します」
バタン、と言う音を立てて芥川は出ていった。
「休み、か。、、、最近は仕事で構ってやれなかったからな、
一緒に過ごすか」
嬉しそうに中原が言う。
そんなこんなしているうちに仕事が終わった。
「よし、帰るか!」
そう言って部屋から出ていった。
ガチャン
と言う音がしてから扉が開いた。
「ただいま」
そう言うが返事は返ってこない。
時刻は12時を指していたのだから当たり前だが、少し悲しくなった。
そんなことを思いながら、廊下を歩いてリビングの扉を開けると
「太宰?」
「、、、寝てんのか?」
机にうつ伏せになって眠っている太宰がいた。
おおかた自分の帰りを待っていたら眠ってしまったのだろうと思ったら
胸が暖かくなった。
「全く、風邪ひいたら看病すんの誰だと思ってんだよ」
そう言った愚痴をこぼしながらも、太宰を起こさない様に
持ち上げた。所謂お姫様抱っこである。
「しゃーねぇな」
そう言った時の表情はとても優しい物だった。
太宰を担ぎながら寝室へ向かう。
想像以上に軽かったので、簡単に運ぶことができた。
もっと食わせねばと思った。
「よいしょ」
太宰を起こさない様にゆっくりと布団の上に置く。
寒くない様に毛布もかけてやってから、自分も布団に入る。
「おやすみ」
太宰を抱き枕にした状態で、額に甘いキスを落としてから
眠りについた。
side 無し(多分太宰さん)
「ん、、、」
太宰はゆっくりと瞼を開けた。
カーテンの隙間から差し込む日光が暖かくて心地よい。
「ちゅーや?」
そして、少し経ってから目の前に寝息を立てる恋人に気がついた。
「んぅ、、、」
中原も太宰の声に気がついて瞼を開けた。
「おはよう、中也」
「嗚呼、おはよう、太宰」
そこし見つめあってから、体を起こした。
「今日は休みなんでしょう?」
「嗚呼」
「じゃあ一緒にいられるんだね」
太宰が嬉しそうに答える。
「ごめんな、最近構ってやれなくて」
中原が悲しそうな表情を浮かべる。
「ううん。中也の立場上、休むことも難しいし。
それに今は、昼夜が私と一緒にいるために
頑張ってくれたってことが嬉しいの」
「そっか」
「うん」
中原は安心した様に太宰の頭を撫でた。
「実はな、今日だけじゃなくて、三日間の休みをもらったんだよ」
「え!ほんと!!」
「嗚呼」
「えへへ、そっかぁ」
朝だからなのか、太宰は少し頭が回っていない気がする。
「じゃ、まず顔洗いに行くか」
「うん!」
「「ご馳走様でした」」
「流石中也!今日も美味しかったよ!」
「あんがとな」
中也は食器を片付けながら言った。
あの後、太宰は二度寝しようとしたが、
中原に引き留められたので、
「寝るのがダメならお腹空いた!」
と、駄々をこねた。
その結果、中原は渋々了承し、今に至る。
「太宰、買いもん行くけど着いてくるかー?」
「私パース」
「じゃあちょっくら行ってくるわ」
「分かったー」
「大人しくしとけよ」
「はーーい」
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
ガチャン
扉が閉まったのを確認した後、太宰は動き出した。
「袋入れと飾り付けしなくちゃ」
昨日作ったチョコを中原に渡すために、ラッピングするのだ。
「えっとー、ここをこうしてっと」
15分ほどしたら
「出来た!」
「我ながらいい出来!」
薄いピンクの袋に入っているそれは、赤いリボンで封をされている。
「あとはこれを中也に渡すだけ、、、」
柄にもなく緊張していることがわかった。
本当に喜んでくれるのか、どんな顔をされるのか。
持ち前の頭脳のせいでいろいろな考えが浮かんでくる。
「大丈夫、きっと中也は喜んでくれるはず」
自分を安心させるために言い聞かせた。
「ただいまー」
「!おかえり」
考え続けても無駄だと思い、行動に移す事にした。
「あ、あのさ!中也!」
「何だ?」
「え、えっと、これ!ほら、今日ってバレンタインでしょ!
初めてだけど、頑張って作ったから!」
声が震えているのがわかる。顔が赤くなっていることがわかる。
「こ、れを、俺に、、、?」
「そ、そう//」
「太宰が、作ったのか」
「うん//」
やっぱり変だっただろうか。
そんな事を考えていると、急に中也が抱きついてきた。
「え!?ちょっ、ちょっと中也!?」
「ありがとう。すげぇ嬉しい。大切に食べる」
「あ、ぅあ//」
「そ、その、喜んでくれたみたいで良かった//」
「ありがとうな」
「そ、そんな—ひゃう!?」
「ふ、ひぁ、ふぅ」
何をされているのかが一瞬わからなかった。
キスをされたのだと気づいたのは、中原が唇を離したあとだった。
「な、はっ///!??!」
「はっ、顔真っ赤」
「ちゅ、ちゅうやの//」
「馬鹿ぁぁぁぁぁあ///!!!!」
キスした味は、チョコレートより甘かった。
主「つ″か″れ″た″ー」
主「初めはこんな長くしようと思ってなかったのに、、、なんで!?」
主「腕痛い、眠い、疲れた」
主「と言う事で今回もくっそ駄作ですが、
最後まで見ていただきありがとうございました!」
主「では、バイバイ!」
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