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しばらく傑さんは私に抱き着きながら長く…長く自分の罪と向き合った、辛い罪と向き合った……何百人と殺した過去の自分と、私は傑さんと傑くん…その親友の悟さん、悟くん、五条さんなら必ずあの人を救えると思う…ううん、救える
ちゃんと自分の罪と向き合ったら…私が贖罪を受けさせる……私はそういう立ち位置なのだから…その分…痛みや辛さは自分の体にのしかかる……それでも、償うのなら…その辛さは…遺族への…被害者への償いとなる
りん)大丈夫、貴方はもうちゃんと償ったわ、あの呪霊をあなたから引き剥がした時の辛さ…痛み……貴方はよく知ってるはずよ…
優しく貴方はもう償ったよと思わせるように優しく頭を撫でる
数時間後
傑)ありがとう、りんグスッ
顔を上げると目を赤くさせて笑ってる
りん)いーのよ笑傑さん、私は何回も言うわね、貴方はもう罪を償ったの!今の貴方なら…ううん今のあなた達なら道を間違えている夏油さんを助けられると思うの、お願いするわね
傑)分かったよ、りん
ありがとうと意味を込めて頬にチュッと優しくキスをする
りん)夏油さんを頼むわね…あの人を助けられるのはあなた達なのだから
チュッチュッと優しく頬にキスをする
りん)それじゃ、私悟さんの様子見てくるから!
傑)うん、さっきちょっと見たけど中々に酷かったよ笑
りん)あらやだ…そこまで酷くしたっけ……まぁいっか!
私は傑さんの背中を押して「がんばれ」と伝え離れた
傑サイド)
ガチャ…そっとリビングのドアを開けると道を踏み外している私がそこに居た
傑)…りんから話は聞いたかい?
優しく声をかけるとこくっと小さく頷いた
傑)そうかい、あの子はほんと…全てに手を差し出す優しい子でね
あの子は多分…君も助けたいんだろうね
夏油)私を…助ける…?
顔を上げて驚いた顔をしている
傑)あぁ、私は君の未来だから犯した罪は一緒さ……その罪を全て償わせてくれたのはりんだ
傑)りんはいい子だ…本当に…
やばい……惚気たい…過去の私にりんの可愛さ全てを惚気けたい……
と思った時ガチャっと扉が空いた
後ろを見ると悟ズを引きずってきたりんが顔だけ出して一言
りん)傑さん?惚気たりすんのやめてね?
バレた…
傑)……ハイ(バレた…)
りん)そうそう、あとこの人達に水飲ませに来たんだ〜
りんがぽいぽいと2人をソファに投げる
りん)あ気にせず話してていーよ、水飲ませに来ただけだから
そう言ってりんが札を取り出す
傑)り、りん?
りん)【水府 雨槍】
傑)!!ちょ、霖ちゃん!?
りん)大丈夫…飲ませるだけだから
傑)それはもう飲ませるじゃないよね!?刺すだよね!?
霖)さとるくーん、さとるさーん起きなきゃあなたたちの胃袋の中が水でいっぱいになりますよ〜?
脅しでも起きない悟達についに霖は冷静さを取り戻しホースを持ってきた
霖)あ、逃げないと濡れるかもよ?
傑)え”……
霖はホースから水を出して2人にかけた
ビチャビチャッ
2人)うわぁ!?
霖)おはよ〜♥寝坊助共
悟)ちょ、りん!?ごめんって!ほんと!
霖)あらヤダ私がなかなかに根に持つタイプって忘れた?
悟くん)や、やべぇ…
霖)ウフフ…さて……なにか一言は?
2人)……申し訳ございません…
霖)ん!よろしい!(2人の頭をヨシヨシと撫でる)
霖)んも〜早くゴメンなさいを言わないのがいけないんだからね!
タオルを取りだして二人の頭を拭く
霖)すっかり濡れちゃったね、着替えようか
2人)着替えるぅ…
霖は2人を連れてリビングから出ていった
夏油)…あんなにも雑な起こし方なのに……なんで怒らないんだ…
傑)大好きだからだよ、愛してるからだよ
傑)愛していなきゃ大好きじゃなきゃ結婚してないし付き合ってもないし興味も持たない
傑)人を愛するって結構大切だよ?
夏油はしばらく黙ってこう言った
夏油)……私、償うよ、罪
傑)…りんに伝えておくよ、全員ボロボロになるほど痛いけどそれは全て償いだから
私は席を立って「私も色々ややこしいから夏油と呼ばせてもらうよ、夏油部屋に案内するから着いておいで」
その一声で夏油は立って私の後ろを着いてきた
りん)……やだ私可愛いもの見ちゃった
全員)は?