コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今回から大先生がにょた化します。
ふたなりにしようか迷いましたが普通ににょたでいきますね。
では、始まります。
鬱side
溶けていた意識が浮上する。
『ン、あ゛…?』
背中の感触的に、俺はベッドに寝ているようだ。
体を起こそうとして、違和感を覚える。
何か腕が引っ張られてるような感覚を感じて、自身の腕に目をやる。
『…へ、何やこれ……枷?』
手首に、手枷がはめられている。
腕を動かすと、枷に取り付けられた鎖がじゃらりと音を立てる。
どうやら足にも同じものがついているらしく、足を動かすとまたじゃらりと聞こえる。
『なんで、僕…は?』
先程まで僕はコネシマと楽しく晩酌をしていたはずだ。それで、確か……うっ痛い。
ズキズキと頭が痛み、顔を顰める。
記憶すら曖昧なのを考えて、僕は相当酔っていたのだろう。
「…よぉ、起きたんやな」
聞き馴染みのある声が聞こえ、体を起こそうとするが、枷のせいで頭しか上がらない。
そこにいたのは、紛れもなく先程まで一緒に晩酌をしていたコネシマだ。
彼はベッドの横の椅子に座ったまま、僕を見下ろしている。
『な、シッマ、これ…』
「あぁ、それな、俺がやったんよ。」
『…は?』
さらりと、さも当たり前の事かのように言う彼は楽しそうに続ける。
「いやぁ、大先生、すぐ酔っ払ってくれて楽やったわ。最悪コレで堕とすのも考えとったけど…」
そう言う彼の手には何かの小瓶のような物が持たれている。
キツネのようなキャラクターの描かれたラベルが貼ってあるのを見るに、
くられ先生が作ったものだろうか。
いや、今はそんな事どうでもよくて。
『これ、シッマがやったん…?』
彼は暗い暗い、光の無い目で僕を見下ろす。
口元は笑っているが、目が全く笑っていない。
「俺なぁ、大先生が好きだったんよ。でも、男同士やし、断られるやろなぁって思ってん。」
「それでな、」と嬉しそうに続ける彼にぞくりと体が震える。
「大先生を女にして惚れさせてまえばええんやって思ってんな。」
ヒュッと息を呑む。何を言っているんだコイツは。
それに、認めまいと目を逸らしていた俺の体のもう一つの違和感。
まさか、いや、そんな訳…。
「大先生、随分可愛くなったなぁ?」
ぱしゃり、とスマホのカメラ機能の音が鳴ったと思えば、
「見て」とにっこりと笑ってスマホの画面を見せてくる。
その画面には見知らぬ女が映っており、
長いぼさぼさのネイビーの髪
鮮やかな青の瞳
見覚えしかない黒縁のメガネ
くたくたのシャツ
そして……胸。
真っ先にそこに目が行ってしまったのは置いておいて、
僕の写真を撮ったはずなのに、画面には見知らぬ女が写っているのだ。
『ぃや、誰や、それ。こんなん、僕じゃ…!』
「大先生」
いつもより少し低い彼の声が響く。
「諦めや。」
コネシマside
「あ゛、ひっんぅ゛♡しっま、しっまぁ゛♡」
とちゅ、とちゅ、と中を擦り上げられて気持ちよさそうに声を漏らす、
おれの可愛い彼女。
「ン、きゅふ、wシッマ、ンく、しっ、ンま♡」
『ン…はッ、なんや?』
「し、んま♡すき、ァん、すきぃ♡」
『おぅ、そか。』
「ぉん♡ひ、すき、すっきぃ♡」
蕩けたその目にはハートが浮かんでおり、
俺の事を見ている…ように見えるが、どうなんだろうか。
「ぅあ゛♡しま、きす、ン♡きす、してぇな♡」
『ン…ええよ』
唇を重ねると、鬱は近づいた事でより一層深く入るソレに声を漏らしながら、
幸せそうに目を細める。
「ン、んぅ♡ちゅむ、ァふっ♡」
…これが全部薬のせいやって、知らないで犯されて。
…ほんま、可哀想でかわええわ。
今回はここで終わります。
つっついに…始まってしまった…。
作者、えrは見る側でたまに性癖を書く…くらいだったもんで
小説でガッツリと。しかも新天地NLを書くとなって、
「あっれぇ…?むずいぞぉ…?^ ^」となっております。
さて、無駄話はこの辺で…次回はシマsideを書こうかなと。
では。