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24件
好きな曲だったからちょっと嬉しい、
え…好き()
今回は 、
こちらのゆらら様のコンテストに参加したいと思います !
私はこの方と転生前でも仲良くさせてもらってるんでねぇ …😆💕
※注意事項※
❥ 死ネタ
❥ 📢🌸
❥ キャラ崩壊
❥ 曲パロ【 あの夏が飽和する 】
❥ 読切
❥ 長文 ( 時間があるときにお読みください )
『 君が居たはずの夏 』
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🌸「 俺 、人を殺しちゃったの 、ッ … (カタカタッ、 震 」
夏が始まったばかりの放課後の屋上 。君は俺に 、そう告げた 。
先程まで雨が降っていたからか 、君はずぶ濡れだった 。
ずぶ濡れのせいか 、人を殺した罪悪感か 、君はひどく震えていた 。
話を聞いたところ 、殺したのはいつも君をいじめている隣の席の男子生徒らしい 。
🌸「 ずっと我慢して 、ッ …もう嫌になっちゃって… 、肩を突き飛ばしたら 、ッ … (ポロポロッ …涙 」
打ちどころが悪く 、そのまま死んでしまったらしい 。
🌸「 もう 、ここには居ちゃだめだと思うんだ …だから 、ッ 、遠いところで死んでくる … 、笑( グスッ 、 」
涙を流しながら 、俺を 、 自分を落ち着かせるような作り笑顔をしている君に言った 。
📢「 じゃあ 、俺も連れてって 。 」
色々な準備をしてから 、行くという話になった 。
どうせこれから居なくなるのだから 、いらないものは処分しておこう 。
持ち物もそんなに増やしたくない 。最低限のものを持っていこう 。
📢「 財布と ~ 、携帯と … 」
ふと 、カッターナイフが目に写った 。
📢「 … 、一応 、な 。 」
俺は静かに 、それをカバンの中に入れた 。
🌸「 ぁ 、い 、いるま ッ 、!! 」
📢「 おお 、準備できたか ? 」
🌸「 うん … 、あの 、ほんとにいいの 、? 」
📢「 、心配すんな 。 大丈夫だから 。( ポンッ 、撫 」
心配そうに俺を見つめる君の頭に 、俺は手を置いた 。
安心そうな顔をした君に 、こっちまでほっこりした気持ちになった 。
📢「 じゃ 、行くか 。 」
🌸「 ッ 、ぉ 、お ー 、! 」
どうもこの世界は 、人殺しがうじゃうじゃ居る 。
道路のど真ん中で人を突き飛ばしてる奴らも居れば 、路地裏で人を刺している奴もいる 。
🌸「 家族とか 、いるま は人気者だからクラスメイトとかも心配するんじゃね ー の … ?」
📢「 … さぁ 、どうだろうな 。 」
不安そうな顔をしながら訪ねてくる 。
… 俺にそんな心配する奴らはいね ー よ 。
📢「 そんな不安な顔すんなよ 、人殺しなんてそこらじゅう居るんだから 。 」
🌸「 、ッ 、( ポロッ 、泣 」
” お前は何も悪くねぇよ 。 “
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🌸「 い” ぁ ッ 、や” っ 、ッ ( ポロポロッ 、泣 」
『 こんなんで泣いてんじゃね ー よ 。笑 』
『 今ので泣いてたら 、この後どうなっちゃうんだろうねぇ 笑 ( サッ 、金属バット 』
🌸「 ひッ 、やだッ … ! 」
『 ほらよッ 笑 (ブンッ … 』
バコッ 、
🌸「 ッ !… 、 ? 」
📢「 、ッ い” ってぇなぁ 、お前ら何やってんだよ” ッ !」
『 ぁ 、ぇ いるまさん ッ ?!』
『 いや 、あの 、ちがくて … 』
📢「 何がちげぇんだよ 、さっさと失せろ 。( ギロッ 、睨 」
『 ッ 、チッ … 』
🌸「 えっと 、あの ッ… 大丈夫ですか … っ?! なんで俺を庇って ッ 、 」
📢「 … 暴力振るわれてるやつって 、惨めに見えるんだ 。そんな奴ら 、見たくねぇからな 。(ニカッ 微 」
🌸「 ッ … !✨️ 」
📢「 お前 、名前は ?」
🌸「 えっと 、らん です 、! 」
📢「 らん … 綺麗な名前だな 。俺は いるま 。よろしくな 。 」
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父「 なんでこんな点数が低いんだッ ?!!( ドコッ 殴 」
📢「 ッ 、い” 、はッ 、なんでだろうな 、お前の遺伝子を俺が引き継いじゃったんじゃねーか ?笑 」
父「 ッッッ 💢 生意気なッ 、!( ボコッ 、ドンッ 」
📢「 ~ ッ … は ッ 、ぁ”ッ 、 」
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📢「 … 」
今思えば 、ろくでもない人生だったと思う 。
親には暴力を振るわれ 、クラスメイトには人気はあったものの一部の人にはヤンキーだの恐れられて 。
🌸「 … 、いるま ? 」
📢「 ん ? 」
🌸「 いや 、ぼーっとしてたから … 」
📢「 、昔のお前との出会い方を思い出してたんだ 笑 」
🌸「 … いや思い出さなくてもよろしいのでは ? 」
📢「 笑笑 なんで敬語 ?」
🌸「 何となく ?笑 」
俺を必要としてくれたのは 君だけだった 。
君も多分 、俺がいなかったら 、すぐ消えてたと思う 。
嫌な共通点だな 、俺ら 。
📢「 、( ギュッ 、手握 」
🌸「 わ ッ 、いるま ? 」
📢「… 若干寒くね ? 」
🌸「 いや今めっちゃ夏だよ ?笑 」
先程まで震えていた手も 、震えはなくなっていた 。
ずっと歩いていたら 、いつの間にか線路の上を歩いていた 。
🌸「 え ! ここ線路の上じゃん !! 」
📢「 電車来ないしいいんじゃね ? 」
📢「 あ 、財布落ちてる 。 」
🌸「 … 盗んじゃう ?( ニヤッ 」
📢「 、だな 。( ニヤッ 」
君といたら 、何でも出来るような気がしてきた 。怖いものも 、失うものもない 。
最初っから 、こうしてた方が幸せになれたのだろうか 。
📢「 よし 、ちっと休憩すっか 。 」
最初に比べたら 、君は落ち着いた顔をしていた 。
でも 、何か切ない顔をしていた 。
🌸「 ねぇいるま 、俺らって 、このまま人生を歩んでたら 、救われる未来はあったのかな 、 」
救われる未来 、多分君は普通の家庭で 、普通の人として生きていきたかったのだろう 。
でも 、君はその人生を歩めたとしても 、俺は無理だったと思う 。
📢「…、 らん は救われたとしても 、俺は無理だったと思う 。ろくな人生しか歩んでこなかったし 、
そんな事で夢見ても叶わないって思ってたから 、ずっと前に捨てたよ 。 」
🌸「 、だよね ! 俺らには 、” シアワセ ” なんて無かったもんな 、笑 」
📢「 … らん 、おいで ?( 腕広 」
🌸「 ッ 、…( ギュッ 、抱 」
📢「 大丈夫だからな 、 」
🌸「 …ッ 、ぅぅ ” 、( ポロポロ 涙 」
俺らは何も悪くないんだ 。
ただ 、人生が最悪だっただけ 。
警察に見つかった 。もっと早めに逃げてればよかった 。
📢「 はッ 、らん ! 大丈夫か ?! 」
🌸「 … いるま 、( ピタッ 」
📢「 ?! 、おい 、止まんなよ ! 」
🌸「 俺ね 、いるま に助けてもらってとき 、めっちゃ嬉しかったよ 。 」
蝉の音で らん 以外の声が聞こえなかった 。
目が乾いて 、痛かった 。
警察が迫ってきているのに 、らん は平然としていた 。
🌸「 一緒に着いてきてくれて 、ありがとう 。でもね 、俺は いるま に生きてほしい 。 」
いつの間にか 、らん の手にはナイフが握られていた 。
🌸「 だから 、死ぬのは俺だけでいいよ 。笑 」
俺が瞬きをした時には 、らん は自分の首を切っていた 。
まるで 、映画の一部のワンシーンのように 。
📢「 らん ッ … らん 、らん ッ !!! ( ポロポロ ッ 泣」
📢「 おい 、ッ 、一緒に死ぬんじゃなかったのかよ ッ !なぁ ”! ( ポロッ、泣 」
📢「 らん …ッ 、(ポロポロッ 、泣 」
俺は 、警察に連れて行かれるまで 、ずっと らん の傍に居た 。
いつも隣に居たはずの 君 が 、今はもう 、居なくなった 。
君が死んで数年 。
俺はまた 、あの日々を繰り返している 。
クラスメイトも 、クズ両親も居るのに 、なんで君は俺の傍に居ないのか 。
今日は 、君が死んだ日より暑かった 。
暑い日になると 、いつも君を思い出す 。
もう 、あの手に触れることの出来ない君を 。
俺 、君に言いそびれたことがあったんだ 。
📢「 なぁ 、らん 、俺な 、お前のこと _ 。 」
お墓参りをしながら 、あの日伝えられたはずのことを 、今日 、君に伝えた 。
君の笑顔が 、君の無邪気さが 、頭の中でフラッシュバックしている 。
📢「 お前は何も悪くなかったよ 、なのに 、何で … ッ ( グスッ 涙 」
” 全部投げ出していいよ 。”
俺があのとき 、そう言ってれば 、何か変わっていたのだろうか 。
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はぁい 、私の 前の前の垢で書いた曲パロのリメイク版でございまぁす 。
尊敬様のコンテストでなんでこんな暗い作品書いてるんだっていう話ですよね 。(
狙うは最優秀賞 !!
さいなら ~ 。