テラーノベル
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とあるエビライのリハーサル日。
今日はシャッフルの振り入れが中心の内容となっており、各ユニットから選抜されたメンバーが数名参加していた。
ある程度、曲の雰囲気と歌割を確認し終え、休憩していたところに古川毅が声をかけてきた。
「仁人。このあと空いてる?メシ行かん?」
「この後?いいけど…。どした急に?」
「ちょい聞きたいことあって、」
「つよしー!!」
聞きたいことが何なのかと、確認する前に他のメンバーに声を掛けられ、2人ともそちらに気を向ける。
「とりあえず、終わったら。よろしく。」
そういって毅は俺に背を向け名前を呼ばれた方へ去っていった。
急に何だろうと思いながらも、たまたま空いていた予定が埋まっただけ、と特に気にも留めず練習を再開することにした。
念のために、とポケットからスマホを取り出し、「今日毅とメシ。」と端的に文章を作成して送信した。
適当な店に入り、メニューを見ながら食べたいもの飲みたいものを各々注文していく。
商品が到着する前に、一瞬携帯を確認すると、「了解。あんまり飲みすぎるなよ。」と返事が来ていた。
過保護だなと心の中で笑みが零れると、ちょうど店員さんが飲み物を持ってやってきた。
手短に乾杯して、喉を潤すと一日動いた体にアルコールが染み渡る。
話に花は咲き、話題は今日のリハーサルの手ごたえから、最近の近況、グループの今後の見通しなど多岐にわたった。
時間も経ち、アルコールがお互いいい感じに体に馴染んできて、少しふわふわとしてきた頭の中に、ふと落ちてきた疑問を何の気なしに毅に投げかけてみた。
「そういやさ、なんで今日急にメシ?」
俺からの問いに、毅は少し気まずそうに手元のおしぼりをいじり、言葉を選んでいるようだった。
先ほどまでの絶え間のない会話はどこへやら、しばしの沈黙が続き、意を決したように毅がこちらを見つめる。
「勘違いだったらマジごめんだけど…。
俺、回りくどいのとか無理だから、はっきり聞くわ。
仁人さ、佐野と付き合ってんの?」
思いもよらなかった、考えもしない質問に言葉をなくして返事ができずにいると、その様子を察してか、毅の方から言葉が続いた。
「ちょい前に、佐野とさ…」
それは、2か月ほど前のこと。
ライブの打合せで事務所に来ていた俺は、廊下で佐野とすれ違った。
「毅じゃん。」
「おう。」
「打ち合わせ?」
「まあそんなとこ。そっちは?」
「俺たちYouTube撮影。」
本当に他愛のない会話が始まりだった。
佐野の顔を見て、少し前に会った仁人が、経験上、なんか調子を崩しそうな予感から、こまめに連絡を取ったり家に行ったりしたことを思い出しただけだった。
「そういや、仁人今日来れてんの?」
「ん?なんで?」
「連絡貰って、最近様子見にちょくちょく家行ってたからさ。あいつ調子崩すと長いし。」
「家…、そうなんだ。」
「しかもアイツ、調子悪いときに限ってそのこと隠したがるじゃん。」
「あー、…だな。」
「いつも同じもの欲しがるくせに変に遠慮するし…。あ、そうだ、仁人今日来てるなら、後で家寄るっつっといてよ。」
「…」
「佐野?」
返事がないことが気になって、佐野の方を向くと、佐野は少し俯きこちらを見ないまま珍しく固く笑った。
「あー。大丈夫よ。俺が行くし。」
普段あまり向けられたことのない、突き放すような物言いに少しの違和感を覚えた。
しかも、本能がこれ以上踏み込まない方がいいと警鐘を鳴らしている。
しかし、一度芽生えてしまったこの違和感への興味に、抗うこともできず、つい食い下がるようなことを言ってしまった。
「え、だって佐野、忙しいっしょ?俺、この後空いてるし、仁人の体調も見ときたいしさ。」
佐野は、相変わらず俺の方を見ない。
ポケットに手を入れ、口元は笑ってはいるが明らかに聞き入れる気がないような様子だった。
ダメ押しのつもりでもう一声と、佐野の様子を伺いながら続ける。
「仁人もさ、家あげんの、俺くらいなもんだろうし…」
「心配してくれてありがとな。でも、この後も俺ら一緒に帰るつもりだから。」
今度は食い気味に言葉を返された。
一緒に帰る?それは、仁人の家なのか、佐野の家なのか。
どちらにしてもあの仁人が誰かと一緒に家に帰ろうとするなんて、いくらメンバーと言えど、よほど気を許していないとありえない。
そういえば最近、和哉が「仁人さんメシに誘ったのに、佐野さんから断わりの連絡がきた。」と言っていた。
その時は、大して興味もなかったので、気にも留めていなかったのだが。
これは、やっぱりもしかして、もしかするのか…?
「あー、そうなん?」と小さく納得するふりをして、「でも…」ともう一度、探るように続けていく。
「仁人って、他人がいると落ち着けないタイプだし、佐野と一緒だと気使って休まらないんじゃない?」
「……は?」
横目にちらっと表情を窺うと先ほどの固い笑顔との違いは一目瞭然で、怒気を孕んだ声が廊下に小さく響く。
「おっと、…地雷?」
なんて、あえて煽りのニュアンスを込めて俺より少しばかり目線の低い佐野を見下げる。
改めてしっかり見据えられると、あまりの顔の良さに怯みそうになる。
だが、この状況を作り出したのは紛れもなく自分で、ここで怖気づくわけにはいかないという使命感だけで佐野からの威圧に耐える。
数秒の沈黙ののち、佐野が口を開いた。
「仁人のことは、俺が面倒見るから。」
誰にも渡さないと決意にも似た言葉に、頭の中の点と点を線にしていく。
「ふーん。じゃあ今日は任せるわ。」
と平静を装いながら、その場を後にする。
佐野から少し離れたところで、ふうと息を吐いた。
和哉には、しばらく仁人をメシに誘うのは無理そうだと伝えておこう。
「…ってことがあってさ。」
掻い摘んだ状況を説明され、俺の知らないところでそんなことがあったなんて…と絶句する。
「佐野が核心的なことを言ったわけでもねぇけど、明らかに、まぁ、…キレてたし。」
「俺が勝手にそう思っただけなんだけど…」と遠慮がちに言葉が続いた。
俺は、空気を変えたくてわざと大きな声を出して笑い飛ばした。
「想像力豊かすぎるわ!ンなわけねえじゃん!」
茶化す俺に、毅は真剣な顔で続けた。
「和哉のこともそうだけど、エビライのリハ入ってから、ちょい周りに探り入れたわけよ。そしたらさ…」
「ポテサラのおいしいお店見つけたから仁人くん誘おうとしたら、佐野くんが…」
「仁人さんと機材の話ししようとしたら、佐野さんが…」
「休憩中、仁人くんに声かけようとしたけど、勇斗くんが…」
「…と、まぁ物の見事にお前と絡もうとするやつから佐野の名前が出てきてさ。総じてこれって牽制なんじゃねぇかなと…。」
俺は再び言葉を失い、頭を抱える。
弁明も釈明も言い訳も、どんな言葉を尽くせば目の前の人間を納得させて事を収束させられるのか。
「つ、つよし、あの…」
戸惑う俺に、毅は「お前ほんと、想定外の事態に弱いな。」と笑ってつづけた。
「認めさせたいとか、問い詰めたいわけじゃねえから。ただ、隠しときたいなら何となく察するやつもいるくらいには漏れてるってことを、一応釘差しときたくて。」
「…ご、ごめん。」
「謝る事じゃねぇよ。」
酔いもすっかり冷めきっていて、頭のふわふわなんかとっくに消え去っていた。
毅もこれ以上追求しない様子だし、今日のところはこれで一旦お開きにしようということになった。
帰り際、店の外に出たとき毅から
「なんかあったら相談しろよ。一人で考え込むな。」
と声をかけられた。
「ありがとう」
と小さく返すと、ふいに頭を撫でられる。
「えっ!?なに?」
突然の行動に驚いて、身をすくめる。
一拍置いて驚きすぎた自分に笑いがこみ上げてきた。
「いや、なんか…、勝手に手が動いてたわ。」
と、毅も自分自身の行動に戸惑いながら笑った。
二人で、これまであまりにもなかったシチュエーションにひとしきり笑うと、今度は毅が目に憐みを滲ませながら割と真剣な口ぶりで言った。
「お前、大変かもな。あれの扱いには苦労しそうだわ。」
その言葉を、俺は胸の中に反芻する。
「かもなぁ…。」
そう呟いた覚悟にも似た言葉は、夜の賑わいの中に消えていった。
自宅の玄関を開けると電気が点いていて、人の気配を感じる。
リビングへ足を運ぶと、合鍵で入ったであろう愛しの恋人がソファーに寝ころび台本を読んでいた。
「ただいま、勇斗。」
声だけをかけると上半身だけ起こし、目を合わせて「お帰り。」と返してくれる。
荷物を降ろし、先ほどスルーした洗面台へ戻って洗いうがいを済ませる。
キッチンへ向かうと勇斗が冷蔵庫から水を取り出していて手渡してくれた。
「思ったより酔ってないじゃん。でも水は飲んで。」
「うん、ありがとう。」
素直に受け取って数口飲むと、こちらをじっと見つめている勇斗と目が合う。
「ちょっと見すぎじゃない?なによ?」
笑いながら照れ隠しにその場から離れようとすると、勇斗の手が壁に添えられ進行方向を塞がれる。
そのまま壁に背中を押し付けられ、唇を塞がれた。
「…ン、」
漏れ出る吐息を隠す気はないまま、離れては重なる勇斗の口づけをなすがまま受け入れる。
ひとしきり唇を堪能され、ゆっくりと離れる勇斗に名残惜しさを感じながらも、頭をよぎるのは別れ際、毅に言われた「お前、苦労しそうだわ。」の言葉だった。
「風呂、準備してあるよ。入る?」
おでこがくっつきそうな距離のまま、こちらを見つめる勇斗に聞かれる。
一瞬このままベッドにダイブしたい欲が思考をよぎったが、忙しい仕事に疲れているであろう勇斗が用意してくれていた気遣いも嬉しくて「うん、入るわ。ありがとう。」と素直に伝える。
お風呂に向かって歩き出すと後ろに気配を感じて振り返ると勇斗がトコトコとついてきていた。
「ん?勇斗、どした?」
「あのさー、酒飲んでて心配だし、一緒に入っちゃダメ?」
「…え、いやいやいや…、」
「変なことしないから!絶対!」
「変なことって…、あなたね、」
「お願い!」
先ほどのキスの名残もあってか、実はそんなに全力で遠慮したい気分でもないのだが、ついいつも癖で反射的に否定してしまう。
それに、
未だベッドの上以外で晒したことのない裸体を明るい場所で改めて見られることにもわずかばかりの羞恥心があった。
「…うーん、まぁあ?
俺が風呂に入ってる最中に?その、勝手に?入ってこられるのを、わざわざ追い出すようなことは…、しないだろうけども…」
なんて、もごもごと精一杯濁しながら言葉を漏らすと、しばしの沈黙が流れた。
「…なんか言えよ!」
折角の勇気を一瞬で蔑ろにされたことといたたまれなさで、思わず悪態をつくと急に抱きしめられた。
そのまま一瞬抱き上げられ、洗面台の上に腰をかけさせられる。
足の間に勇斗が割り込んできて、密着する形になると、後ろにバランスを崩しそうになって「わ…」と小さく驚き、思わず勇斗の肩に手を回す。
「びっくりしたぁ、なに?」
勇斗の方を向くと重ねるだけのキスが一回降ってきた。
同時に勇斗の手が服の中に侵入してくる。
こちらを見つめたまま、手はわき腹から腰、仙骨、背骨をなぞって徐々に上へと上がってくる。
その手つきは緩慢としていて、じれったい。
指先だけが肌をつたうたび、ピクっと体が小さく震える。
背中を這っていた手がだんだん移動して、正面の突起の周りを撫でている。でも確信的な刺激はまだない。
「…っ、ん、」
自分では出すつもりなんてないのに、自然と吐息がこぼれ始める。
鎖骨の辺りに勇斗が顔を埋め優しく口付けする。
そのまま頬や耳にも短いキスが何度も降ってくる。
首や耳が弱い俺は、勇斗に耳たぶを軽く食まれただだけでも、下半身に熱が集中してきている気配を感じとってしまう。
「…んン、はやと…っ」
条件反射で顔を逸らすと、勇斗が耳元でささやいた。
「…俺、台本チェックの途中だったわ。風呂、ゆーっくり、入ってて。」
そういって肩に回された俺の腕をゆっくりほどいて振り返ることなく俺から離れていく。
「…へ?」
取り残された俺は、持て余した熱と与えられる快楽になすがまま溺れていた自分への羞恥心でいっぱいになり心の中で叫ぶ。
(…俺のバカ!!)
着ていたものを乱暴に脱ぎ捨てて、わずかに高まりつつあった下半身には気付かない振りをしてさっさと全身を洗い、勇斗が用意してくれていた湯船に浸かる。
悔しいかな、入浴剤は今日の気分にピッタリの香りだった。
静かに温かいお湯に沈み深呼吸をする。
高まったそれを鎮めるように脱力してお湯の温かさに身を任せていると脱衣所に気配を感じた。
緩んだ体に再び力がこもりほんの少し緊張して待っていると、一糸纏わない姿で俺の存在なんて気にも留めない様子の勇斗が入ってきた。
負けじとこちらも何でもない振りをする。
だが、心臓はとめどなく跳ね続けていて。
ちらっと横目に勇斗を盗み見ると、あまりのかっこよさに目が離せなくなる。
(ほんっと、腹立つくらい良い体してんな…。)
お互い一言も発さないまま時間と水音だけが流れていく。
全身を洗い終え、湯船に浸かろうとする勇斗にそっと背中側にスペースを作ってやった。
後ろから俺を抱く形で座る。
俺は体育座りのような体勢のまま、はぁ~と後ろでお湯に弛緩する勇斗との距離を保っていた。
「仁人さぁ、見すぎね。」
バレてはいるだろうなと思ってはいたが、顔は見えていないのに、その声からにやけているのがわかる。
「…うるせぇ。」と否定はしないが、小さく抵抗はする。
勇斗がぐっと、俺の上半身を抱き寄せ、背中越しに空いているわずかな照れの隙間を埋めてくれて、そのまま密着する。
また無言の時間が流れた。
普段ならお互い何も話さずとも気まずさなんか感じないが、今日ばかりは少し、心の中に毅の言葉がつかえていた。
そんな空気を察してか、勇斗の方が沈黙を破った。
「毅とメシ、楽しかった?」
「あー、うん。…まぁまぁ楽しかったよ。」
「よかったじゃん。」
毅と話した内容に触れるべきか、知らないふりをするか、考えているとどうしても無言になってしまう。
次の言葉を思案していると、再び勇斗が遠慮がちに口を開いた。
「毅とした?その、…2ヶ月くらい前の話。」
「…あー、そうね。しました。」
誤魔化しても仕方がないよな、と素直に認めた。
他のやつを家に上げたことを何か言われるのか、それを伝えていなかったことに文句を言われるのか、と俺は大人しく勇斗の次の言葉を待った。
「こんなこと、縛るみたいで言いたくなかったけど…。
これからは体調悪いとき、俺にも連絡して。仕事で抜けられないことも多いかもだけど、俺の知らないところで仁人が苦しんでるのは嫌だし、それを他の奴が見てるはもっと嫌だ。」
思いがけない言葉に返事が出てこない。
勇斗が後ろで小さく続ける。
「…何もかもほっぽり出して、すぐ駆け付けてやりたい。
けど…、俺にはそれが難しいってのも分かってる。
俺を待つ仁人には、一人でしんどい思いをさせるだろうし…、支えてくれる奴には甘えたらいいって言ってやりたいんだけど…。
度量の小さい彼氏でごめん…。」
絞り出すように告げるその姿に、胸が締め付けられる。
「俺も、ごめん…。
心配させたくなくて…。」
勇斗が、自分の時間すら自由に使うことができないのは、これまで誰よりも一人で、誰よりも懸命に、チームの為に走り続けてきた成果の賜物で、それを否定する気も非難する気も微塵もないというのに。
時として人は、そばにいてほしいという感情より、そばにいてあげたいのにそれが叶わない心情の方が、耐えられないのかもしれない。
本当にこの男は、与えることは知っていても与えられることには慣れていなんだなと、つくづく呆れて、心から可愛く思えてしまう。
勇斗がそっと俺のうなじに口づけるのを大人しく受け入れる。
「余裕ねぇし、だせぇよな…。でもごめん。これは譲れない…。」
痛々しくも力強く響く勇斗の懇願に、ゆっくりと振り返って顔を合わせる。
角度的にも自然と上目遣いになるのは仕方がない。
「…分かった。これからはそうする。遅れてでも、絶対来てくれんでしょ?」
俺が試すように笑うと目を合わせた勇斗が、優しくはっきりと約束してくれる。
「好きなもの、なんだって用意して来るよ。」
その言葉はなんとも勇斗らしい。
相手の期待のさらに上を行こうとする気遣いの塊だと思った。
他者に何かを与えたがるのは勇斗の長所だと分かってもいる。
でも、俺が欲しいのは、求めてしまうのはいつも勇斗の存在そのもので。
「…なんもいらない。だからそん時は、…1秒でも早く俺んとこ来て?」
小首を傾げながら、まっすぐ見つめて伝えると、目を見開いて静止し、なかなか返答しない勇斗になんだかこちらが気恥ずかしくなる。
ちょっとあざとかったか…? もしかして重い?と、ほんの数秒の沈黙にも耐えられず、背を向け、正面を向き直して慌てて付け足す。
「俺だって、ガキじゃないんだから自分の体調不良くらい自分で何とか出来るのよ。そもそも慣れてんだから。ただ、まぁ、勇斗がいてくれたら、もっと早く元気になれるかもってだけで…。」
トスッと左肩に額の重みを感じた。
「はぁ…、あのさぁ、可愛すぎ。」
口ぶりから本心であることも伺えて、先ほど曇った心が一瞬で晴れやかになる。
俺は安堵感からか体が勝手に動いていて、肩に委ねられる勇斗の頭に頬を摺り寄せていた。
割と真剣に話していたのは、勇斗の方だったのではないかと思っていたのだが、背中に質量の増した何かが当たる気配を感じる。
「…ねぇ、ちょっと?今の流れのどこにそんな要素が?」
「うん、ごめん。でも、可愛い顔して誘った仁人が悪い。」
後ろから抱きとめられ、うなじに執拗に口づけされる。目をぎゅっとつぶりささやかな快感に耐える。
「誘って、っ、ねぇわっ…!」
勇斗が耳元でささやいた。
「仁人、…ベッド行こ?」
俺の中に、断る理性はもう、どこにも残っていなかった。
コメント
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えぇ〜!!第1話からもうエモすぎるんだけど!!😭💕 毅くんの「佐野と付き合ってんの?」直球すぎて心臓止まるかと思った…!笑 そこから回想で明かされる勇斗の仁人くんへの独占欲、ヤバない?「誰にも渡さない」ってあの落ち着いた勇斗がキレ気味になるの、ギャップ萌えが止まらん…! そしてラストの風呂シーン!!「可愛すぎ」って言いながら抱きしめる勇斗に完全ノックアウトされました🫠💘 お互いを想い合う気持ちが切なくてでも甘くて……続きが気になりすぎるよ!!よしモンさんの筆致、めっちゃ好きです、これからも全力で推します📚✨
ゆゆ

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ゆ。
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