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_ぐちゅっ
「っン…は、ッ」
大きくなったソレを右手で包み、 ゆっくりと上下で擦り合わせる
ここ連日、自慰行為を続けたおかげで最初は強かった刺激にもだんだんと慣れてきた
「ぅ”っ」
ーーぁ、イケそ
「_コンコンコン
颯太~、開けるよ~!」
「ッッッ」
びくりと体を震わせる暇もなく掛け布団の中に隠れ、
近くにあった丸いぬいぐるみをわし掴みこれから開くであろうドアへとぶん投げる。
「っわ、」
投げたぬいぐるみは見事母の顔面にストライクを決めた。
「出てけ!!」
と再びもう何個かのクッションを掴み投げつける。
「もぉーっ、わかったから投げるな!!!」
勢いよく閉まったドアに安堵し、ため息を着く。
「っウ”~~」
半泣きの状態でもう一度布団にくるまった。
(あともう少しでイケそうだったのに…)
「…母さんの馬鹿」
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「見たいテレビがあるからって子供1人で大量の食材買いに行かせる?普通、、。
というか始まる前に行っといたらいいじゃん…」
母から頼まれたお使いを完了させ、ぱんぱんになったレジ袋を両手にぶら下げながら帰っていた。
(くそッ、あの馬鹿親め…今頃呑気にテレビを見てると思うと余計腹立つ!!)
母への殺意を噛み締めながらふらふらとおぼつかない足取りで歩き進める。
「こんなの車を出せ…」
「…おや、筑紫くん?」
「ヒィゃッッ」
奇遇ですねと手を上げる男。
長めの前髪に眼鏡をかけているせいで全く顔がわからない長身の男。
「ハ、ハハ萩谷センセェ…」
萩谷梠、颯太が通う学校の先生であり担任でもある。
こんにちはとぎこちない笑みを浮かべ挨拶する颯太とは対照的ににこやかな笑みを浮かべる萩谷。
ふと、萩谷が颯太の手元に目線を落とした。
「それじゃ_」
「重そうですね」
と颯太が言い終わるのを待たずに萩谷が言葉を発した。
「え、?あぁ まぁ…はい、」
またもやぎこちない笑顔と返事で返す颯太
変な間が流れる
「僕用事があるので!!サヨウナラ!!!」
とさっきよりも大きな声で発し早歩きでまた帰路に着く。
(休みの日に会うとか最悪すぎる…これも全てあの馬鹿親のせい…ッ!!)
「ぁ” ッ グェ」
地面をよく見ずに早歩きで歩いていたせいか落ちていた石に躓き転んでしまった。
「ぁー大丈夫ですか?」
声がした方向を見てみると萩谷が自分の膝を抱え見下ろしてくる。背が高いせいで座っていても圧がものすごく強い。
「ヒェッ…、、だ、ダイジョブです」
(なんで?俺結構歩いたよな?そんで離れたよな?なんで俺の前にいんの?)
そんなことを考える颯太を横目に萩谷が投げ捨てられた食材達を集めようと立ち上がった。
颯太も急いで立ち上がる。
「ッ、、」
両膝からツンと痛みが走ってき、見てみると血が流れていた。
「ぁー…派手にやってしまいましたね」
食材を拾うのを辞め、颯太の膝に目線を合わせるためしゃがみながら言った。
歩けます?と見上げる萩谷。
「ダ、イジョウブ…」
だと思いますと小さな声で呟く颯太。
「確か、筑紫さんのお家ってここから近いですよね」
「はい…一応、、多分(?)」
萩谷は、よしと立ち上がり残りの食材を全て拾い終え
パンパンのレジ袋を持ち上げる。
「歩けますか?」
と2度目の質問をする萩谷。
その意味が分からず、戸惑っている颯太に少々呆れた顔をした。
「その傷ではこんな重いものを持って歩けないでしょう、お手伝いしますよ」
ガサッと両手にある荷物を持ち上げる。
「へ、、、」
「エ”ッ!!?そっそんなッ、大丈夫デス!!」
慌てる颯太を無視し、萩谷は進んで行ってしまう。
「せ、センセェ!!?待ってください!!」
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「もぉ本当にすみません。 」
ペコペコと玄関でお辞儀をする母を横目にコソコソと自分の部屋に戻ろうとする颯太。
「颯太!」
ビクッと体を震わせ2人の方を見る。
「あんた、先生にお礼ちゃんと言ったの!!」
「ぅっ、…アリガトウゴザイマシタ」
萩谷が口角をあげる。
「いえいえ、それじゃ私はこれで_」
「あっ、待ってください。」
良ければ上がってって。と来客用のスリッパを並べお茶の準備をしにキッチンへと行ってしまう母。
(嘘だろ…)
颯太はちらっと萩谷の方を見るが前髪と眼鏡のせいで顔がよく分からない。
顔の方向はスリッパを向いている。
「…あのォ、、入らないんですか…?」
大分長い沈黙に耐えられなくなりつい声をかけてしまう。するとそれまでスリッパに向けられていた顔がこちらに向いた。
「せ、先生?」
またもやこちらを見て動かなくなった萩谷に疑問の眼差しを向ける颯太。
「いえ、お邪魔します」
萩谷は、何事も無かったかのように唇を上げスリッパに足を入れた。
こっちです、とリビングに行くドアを開け萩谷を入れる。
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