この作品はいかがでしたか?
102
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ども。
ひぎあしです。
今回は!!
あめ氏のコンテストに参加します!!
#あめちゃん1000人おめでとうコンテスト
注意⚠️
・nmmn
・iris BL
・青×桃
・神社などについての専門的な知識はありません。軽い気持ちで見てほしいです。
・設定もりもり
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桃・10歳~
桃「ここかぁ、っ、」
ここが噂の… 青天神社
岡の上だからのぼるの、疲れた…。
お母さんに駄菓子屋行くっていったから、
ここに来たのは、バレないだろ。
ここには行くなって言われたけど…面白そうだからいいもん!
鳥居…古いなあ…..
トコトコ…
桃「さむっ、!?」
鳥居を通ったら急に寒くなったし
空気が…重い…
こわい…。
50円玉、駄菓子屋で使うはずだったけど、、
チャリンっ
パンッパン(手を叩く)
なんにもなかったなぁ
やっぱり、青天様なんていないじゃん!
(鳥居の方に振り向く)
桃「!?!?」
桃「…」
誰だ…?
秋の紅葉の渦巻く中に静かにたたずむ
狐と人が混ざったような
綺麗なモノがいる。
桃「き…きれいだ…。」
なんで…こんなに美しいんだ、、
こわい…こわいけど…
安心する、ドキドキする、。
驚いているけど、気難しい表情をしてる…
これは…青天様だ…。
桃・17歳~
秋休み(あるという設定で)
母)桃、ちょっとこっち来なさい
桃「なに?」
母)今から、青天神社の大事なことについて話すよ。
桃「青天神社…」
母さんには、昔青天様に会った、と言うことはいわなかった。
なぜなら、会ってしまったら恐ろしい事をされる、と教えられて来たからだ。
母)青天様はね…
母)昔、この集落の人達の一部に危害を加えたらしいの。
桃)ッ、!?
危害…を、、?
あんなに美しかった青天様が…?
母)その時、ちょうど村全体で権力の争いが始まりそうだったんだって。
母)それと同時に”狐の青天様”が住人の人達を傷つけた、
結局権力争いは消滅したらしい。
母)私のおじいさんの時代にね、…
狐?、、じゃああの時の青天様は…
なんなんだ…?
母)そんな事があって、皆今でも青天様のことを恐れているの。
私も青天様が恐ろしい。
母)その時の村長が青天様に会った者は青天様の仲間で
集落の人間を殺そうとしているんだ。って
言い伝えたの。
母)一回、会ってしまった人がいて…
沢山のいじめを受けたって。
母)だから皆、青天神社にお参りに行かない。
また会ってしまった ら 、、
母)あと、これも重要なこと
母)必ず青天様が人を襲う日には”**青天雨”**っていう雨が降るんだって。
その雨は、何故か雲がなくても降る…。
それに、月とか、星とか透き通ってるみたいに
綺麗らしいよ。
母)長々と話しちゃってごめんね
桃「うん、…。」
青天様…。そんなことをしていたとは…。
~翌日~
青天様というフレーズが頭を蝕んで行く。
あの日見た青天様は、美しかったんだ。
「また会いたいな」
あの頃の俺の気持ちが再びよみがえる。
会ってはいけない存在、恐ろしい存在だけれど
もう一度…
桃「母さん、友達の家に行ってくるね」
そう言い、家を出た。
_何年前だろな
この岡を登ったの。
あの日からずっと、青天神社には参拝来る人いないんだろうな。
バレたら、俺、どうなっちゃうんだろ。
____そうこう考えるうちに鳥居についた。
辺りは既に夕日がしずみそうだった。
俺を付きまとう影は、濃くなっている。
前よりも古びた鳥居に一歩、足を踏み入れる。
急に空気が重くなり、風が吹くようになった。
冷たい風は、色とりどりのもみじをかきまわし、
ナニカがいるような雰囲気を醸し出している。
桃「ひぃ、ッ…寒い」
小さい頃と同じように、50円玉をお賽銭箱に投げ入れる。
パンッパン(手を叩く)
お祈りが終わった。
青天様、居てください。
そう思いながら鳥居の方に振り返る。
桃「!?。。」
そこには…
あの頃と同じ、青天様がいたのだ。
あの日と同じ風景が目に映る。
変わらぬ美貌に、見惚れる。
狐の耳、
澄んだ瞳、
雲ひとつない空のような髪色、
十二単のように着込まれた青白い服。
全てが神々しく、美しいとしか言い様がない。
ゆうに1000年、10000年も生きていたような貫禄があるが
何歳にも当てはまらないような容姿。
桃「青天ッ、様…」
言った瞬間、暖かい風ともみじが蠢いた。
!?!?
居なく…なった、。。?
青天様「来てくれたんだね。また。」
桃「んっ!?、」
俺は座り込んでいる。
青天様はしゃがんで俺の方を向いていた。
重みがあって優しい声…
それにこんなに美しい方が近くにいる。
ドキドキが止まらない。
桃「、//// 青天…様、、//」
息を切らしながら言う。
青「君が小さい頃に来てくれたの、覚えてるよ。」
桃「ぅう…//」
覚えてくれてたんだ、//
耳元で言われるもんだから、声が出てしまった。
桃「お…俺もです、…」
青「あの時、久しぶりに人間が来てくれたから」
「思わず驚いてしまったよ。」
青「また、来てくれてありがとう。」
桃「いえいえ…俺が会いたくて…、//」
青「あはっ笑、私も会いたかった!笑」
にこやかな青天様。
今 世界で一番幸せだ、、俺。
桃「あの、青天様、本当に、青天様ですよね、?」
青「勿論!」
桃「よかった、//」
青「君の前にも他の人間が来てくれたんだ。」
青「君のように可愛い人が..」
桃「、/////」
青「でも、ある日、死んでしまったんだ。」
青「とても悲しかったんだ。」
桃「、…そうなんですね。」
何故か嫉妬心が沸いてきてしまう。
最低なのは分かっている。
青「でも、また可愛い人に会えたから」
青「君をたくさん愛したいな」
桃「も…もちろん!、///」
意外な青天様の言葉で、嬉しくなってしまう。
ドスッ(押倒
桃「ん!?っ////」
青天様が俺の身体に触れている。
硝子でひとつきしたような衝撃が走る。
青「私、ここ7年」
青「ずっと君を想っていた。」
青「この気持ち…受け止めて欲しい。」
落ち着いた口調で言う青天様。
桃「そ…それって、、?/////」
チュッ…
桃「ん゛ん、ッ!?…♡////」
青天様と舌が絡み合う。
俺の頭を優しく抑えながら青天様はなんども絡み付けてくる。
俺と青天様の音が神社を響かせた。
もう日は沈みきった時、
青天様と禁断の接吻をした。
紅葉が静かに私達を見守っている。
集落は、青天雨が激しく降っていた。
~終わり~
【青天伝説】
「青天様は、気に入った人間だけに人間のような姿を見せます。」
「青天雨は、本当は青天様が人間に触れたときに降る雨です。」
「青天様は、人々が争いを始めてしまいそうな時、自ら人を傷つけて、争いの話題を逸らして争いを無くす事に成功した。」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
おかえりなさい~!!
めっちゃくちゃ設定あって申し訳ない、、
🎐サン、これでよろしくお願いします!!
では!
コメント
7件
青天様→青くんです!! 分かりにくくてごめん🙏💦 ちなみに青天は、晴れ渡った空って意味だよ!