TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
シェアするシェアする
報告する

ども。

ひぎあしです。

今回は!!

あめ氏のコンテストに参加します!!

#あめちゃん1000人おめでとうコンテスト




注意⚠️

・nmmn

・iris BL

・青×桃

・神社などについての専門的な知識はありません。軽い気持ちで見てほしいです。

・設定もりもり







________






この集落には、青天神社 という神社がある。

そこには”青天様”という狐の神様が祀られている_









_________






















桃・10歳~






桃「ここかぁ、っ、」


ここが噂の… 青天神社

岡の上だからのぼるの、疲れた…。


お母さんに駄菓子屋行くっていったから、

ここに来たのは、バレないだろ。

ここには行くなって言われたけど…面白そうだからいいもん!


鳥居…古いなあ…..



トコトコ…



桃「さむっ、!?」


鳥居を通ったら急に寒くなったし

空気が…重い…

こわい…。


50円玉、駄菓子屋で使うはずだったけど、、




チャリンっ





パンッパン(手を叩く)







なんにもなかったなぁ

やっぱり、青天様なんていないじゃん!




(鳥居の方に振り向く)












桃「!?!?」


桃「…」



誰だ…?

秋の紅葉の渦巻く中に静かにたたずむ

狐と人が混ざったような

綺麗なモノがいる。



桃「き…きれいだ…。」

なんで…こんなに美しいんだ、、


こわい…こわいけど…

安心する、ドキドキする、。


驚いているけど、気難しい表情をしてる…



これは…青天様だ…。






























桃・17歳~


秋休み(あるという設定で)







母)桃、ちょっとこっち来なさい

桃「なに?」

母)今から、青天神社の大事なことについて話すよ。

桃「青天神社…」


母さんには、昔青天様に会った、と言うことはいわなかった。

なぜなら、会ってしまったら恐ろしい事をされる、と教えられて来たからだ。


母)青天様はね…

母)昔、この集落の人達の一部に危害を加えたらしいの。


桃)ッ、!?


危害…を、、?

あんなに美しかった青天様が…?


母)その時、ちょうど村全体で権力の争いが始まりそうだったんだって。

母)それと同時に”狐の青天様”が住人の人達を傷つけた、

結局権力争いは消滅したらしい。

母)私のおじいさんの時代にね、…




狐?、、じゃああの時の青天様は…

なんなんだ…?




母)そんな事があって、皆今でも青天様のことを恐れているの。

私も青天様が恐ろしい。


母)その時の村長が青天様に会った者は青天様の仲間

集落の人間を殺そうとしているんだ。って

言い伝えたの。

母)一回、会ってしまった人がいて…

沢山のいじめを受けたって。

母)だから皆、青天神社にお参りに行かない。


また会ってしまった ら 、、


母)あと、これも重要なこと

母)必ず青天様が人を襲う日には”**青天雨”**っていう雨が降るんだって。

その雨は、何故か雲がなくても降る…。

それに、月とか、星とか透き通ってるみたいに

綺麗らしいよ。

母)長々と話しちゃってごめんね


桃「うん、…。」








青天様…。そんなことをしていたとは…。















~翌日~



青天様というフレーズが頭を蝕んで行く。


あの日見た青天様は、美しかったんだ。


「また会いたいな」


あの頃の俺の気持ちが再びよみがえる。


会ってはいけない存在、恐ろしい存在だけれど






もう一度…























桃「母さん、友達の家に行ってくるね」





そう言い、家を出た。

















_何年前だろな

この岡を登ったの。



あの日からずっと、青天神社には参拝来る人いないんだろうな。



バレたら、俺、どうなっちゃうんだろ。











____そうこう考えるうちに鳥居についた。



辺りは既に夕日がしずみそうだった。



俺を付きまとう影は、濃くなっている。




前よりも古びた鳥居に一歩、足を踏み入れる。





急に空気が重くなり、風が吹くようになった。

冷たい風は、色とりどりのもみじをかきまわし、

ナニカがいるような雰囲気を醸し出している。




桃「ひぃ、ッ…寒い」




小さい頃と同じように、50円玉をお賽銭箱に投げ入れる。



パンッパン(手を叩く)





お祈りが終わった。





青天様、居てください。


そう思いながら鳥居の方に振り返る。








桃「!?。。」




そこには…

あの頃と同じ、青天様がいたのだ。




あの日と同じ風景が目に映る。





変わらぬ美貌に、見惚れる。



狐の耳、

澄んだ瞳、

雲ひとつない空のような髪色、

十二単のように着込まれた青白い服。



全てが神々しく、美しいとしか言い様がない。


ゆうに1000年、10000年も生きていたような貫禄があるが

何歳にも当てはまらないような容姿。





桃「青天ッ、様…」





言った瞬間、暖かい風ともみじが蠢いた。




!?!?

居なく…なった、。。?










青天様「来てくれたんだね。また。




桃「んっ!?、」



俺は座り込んでいる。

青天様はしゃがんで俺の方を向いていた。



重みがあって優しい声…


それにこんなに美しい方が近くにいる。


ドキドキが止まらない。





桃「、//// 青天…様、、//」





息を切らしながら言う。





青「君が小さい頃に来てくれたの、覚えてるよ。」


桃「ぅう…//」



覚えてくれてたんだ、//

耳元で言われるもんだから、声が出てしまった。




桃「お…俺もです、…」


青「あの時、久しぶりに人間が来てくれたから」

「思わず驚いてしまったよ。」


青「また、来てくれてありがとう。」


桃「いえいえ…俺が会いたくて…、//」



青「あはっ笑、私も会いたかった!笑」



にこやかな青天様。

今 世界で一番幸せだ、、俺。



桃「あの、青天様、本当に、青天様ですよね、?」


青「勿論!」


桃「よかった、//」







青「君の前にも他の人間が来てくれたんだ。」


青「君のように可愛い人が..」


桃「、/////」




青「でも、ある日、死んでしまったんだ。」


青「とても悲しかったんだ。」




桃「、…そうなんですね。」



何故か嫉妬心が沸いてきてしまう。

最低なのは分かっている。




青「でも、また可愛い人に会えたから」


青「君をたくさん愛したいな



桃「も…もちろん!、///」



意外な青天様の言葉で、嬉しくなってしまう。









ドスッ(押倒






桃「ん!?っ////」



青天様が俺の身体に触れている。



硝子でひとつきしたような衝撃が走る。




青「私、ここ7年」


青「ずっと君を想っていた。」


青「この気持ち…受け止めて欲しい。」


落ち着いた口調で言う青天様。



桃「そ…それって、、?/////」








チュッ…







桃「ん゛ん、ッ!?…♡////」





青天様と舌が絡み合う。

俺の頭を優しく抑えながら青天様はなんども絡み付けてくる。




俺と青天様の音が神社を響かせた。









もう日は沈みきった時、



青天様と禁断の接吻をした。





紅葉が静かに私達を見守っている。











集落は、青天雨が激しく降っていた。




















~終わり~






















青天伝説】



「青天様は、気に入った人間だけに人間のような姿を見せます。」


「青天雨は、本当は青天様が人間に触れたときに降る雨です。」



「青天様は、人々が争いを始めてしまいそうな時、自ら人を傷つけて、争いの話題を逸らして争いを無くす事に成功した。」







 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
















おかえりなさい~!!


めっちゃくちゃ設定あって申し訳ない、、


🎐サン、これでよろしくお願いします!!



では!
















この作品はいかがでしたか?

102

コメント

7

ユーザー

青天様→青くんです!! 分かりにくくてごめん🙏💦 ちなみに青天は、晴れ渡った空って意味だよ!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚