小説
枢軸国が勝利してから……約70年の月日が経った……欧州は、ナチスによって殆どが支配下におかれていたが、その中には生きている国やもう永久に姿を現す事のない国もいた……
「永久に姿を現す事のない国」とはここで言うと、もう地図上からも人々の記憶からも消え去ってしまった国の事を言おう。その国の民族でさえも、存在しない物としての捉えられてしまった。……その国の文化……その国の言語………国としてのあるべき姿が消え去ってしまった国があちらこちらにあった。
生き残った国(枢軸国ではない国)は枢軸国の影響を受けながらも存在を維持している傀儡国家となって生きている。もちろん、彼らは独立してこの世界を変えたいだろう……だが、そうすれば自分達の存在は消えてしまう……それを恐れてしまったがため、傀儡国家が増えていった。
枢軸国の国は、今ある領土よりもさらに勢力を伸ばそうと「存在が消え去ってしまった国」の領土を占領し、そして同じ枢軸国の仲間とも戦争へと発展したりとめちゃくちゃになった。
だが、ここで言う「現在」は徐々に各地での戦争が収まりつつある状態になってきている。
アフリカ大陸では……今現在、数十ヶ国だけだがイタリア王国の承認で独立した国もいる。独立をさせないと、こちら側から反撃を受けてしまうだろうと……そう考えてあえて次々へと独立を認めていったのだろう……
アジアでは……今と殆ど同じ形で日本(日帝)の承認のもと、独立を果たせた国々もいた。だけど、反乱とか日帝に対する反撃とかなかったのか?と誰もがそう思っているのではないだろうか?…………
日帝がアジアの国々にしている政策は、自由そのものだった(少し制限はあるが)からなのかもしれない。日帝曰く、誰かを束縛するような支配は危険だと分かっていたため、このような政策をとっている。
そして、かつての大国だったアメリカは未だにナチス側と日帝側、緩衝地帯が残っている状態のままだった。緩衝地帯は、なぜそのままなのか?………実は何度か反撃などを起こしたが、日帝側とナチス側によって徹底的に鎮圧されてしまった。
これを踏んだその地帯は、反撃を辞めた……これ以上やられまくれば、また大きな戦争へと発展してしまうだろう………そう考えた。
一方、二人に別れてしまったアメリカはと言うと………二人(日帝とナチス)に支配されているが、日帝側のアメリカは枢軸国からの勝利を目論んでいたが、今はそれを実行していない。あまりにも、勢力が逆転してしまったせいで追い越す事ができなかったからだ。
ナチス側のアメリカは、ただただ………ナチスに従われいる存在となった。枢軸国からの打破はきっと……いいや、決してできないだろうと思っていたからだ。反撃を起こして滅ぼさてしまうよりかは、まだいいと…………
こうして、世界は枢軸国(主に日帝とナチス)によって支配されてしまった。ちなみに……ソ連(ロシア)も日帝とナチスによってふたつに分断されている。
これが……………もし枢軸国が勝利した結果である。ただし、これはあくまで私の推測でしかないのであまり鵜呑みにしないで頂きたい。
この物語を最後まで読んでくれた読書よ皆様、本当にありがとうございました。
この物語の連載は終了となってしまいましたが、別の物語でも応援してくれるとありがたいです。
では、また別の物語でお会いしましょう👋✨
… 𝗍𝗁𝖾 𝖾𝗇𝖽
コメント
16件
皆様、この物語を最後まで読んで頂きありございましたm(_ _)m 今後別の物語をだるかもなのでよろしくお願いします(>人<;)
おおお!素晴らしい最終回でした! お疲れ様でしたー!
枢軸国つおい!