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モブ 「 起立、礼 」
日直の合図で各々先生に挨拶をすると、教室中が一気に騒がしくなる
🐰 「 あーやっと終わった、 」
それもそのはず。6限目が終わり、なんとも言えない開放感に包まれるからだ
🐤 「 お疲れ 」
そう言って隣の席に座るじみな
🐰 「 おう、 お疲れ 」
今日は散々な一日だった。朝から先生はあんなちょっかいかけてくるし、昼食の時なんて一緒に食おうなんて言い出すもんだから、追い返すのにすんげぇ時間かかったし、、いつもの倍以上は疲れた
🐤 「 なぁ、今日は一緒に帰れんだろうな ? いい加減1人で帰んの飽きたんだけど 」
🐰 「 飽きたって ㅎㅎ そんなに1人で帰ってねぇだろ 」
🐤 「 ㅎㅎ で ? どうなの、今日はお前の彼氏と補習あるの ? 」
今朝の俺と先生の行動を見てからというもの、今日一日じみなはこんな冗談ばかり言ってくる。
🐰 「 お前なぁ、、んー、さあな、 」
🐤 「 さあなってお前、、何、そんないい加減な制度なわけ ? 」
じみながそういうのも無理はない。補習って言っても日にちが完全に決まっている訳でもないし、なんなら声を掛けられた時にやる感じであって、、確かにかなりいい加減だ
🐰 「 ㅎㅎ そうだな、結構いい加減 」
🐤 「 っああ、お前ってやつは、 」
🐯 「 じょんぐく 」
終礼の用意を抱えながら先生が声をかけてくる
🐯 「 終礼終わったらすぐ補習な 」
ああ、やっぱり
🐰 「 だそうです 」
🐤 「 りょーかい 」
終礼が終わると、じみなは “ じゃあな ” と手を振って帰っていった
他の生徒も全員帰っていき、だだっ広い教室にいるのは俺と先生のみ
🐯 「 さーて、始めようか 」
🐯 「 じょんぐく 」
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