終わりなんて告げさせない
🚨ソウイチロウにーちゃん出てくるよ~
🚨一兄ぃ呼び(1部兄貴)あるよ~
今から手続きやらなんやらで大体3時間ぐらいだろうか
関東から関西へのフライト自体1時間30ぐらい。
明日までにはついてるかな。
そんなようなことを考えながらいろいろ書いていく。
~
「そ~しろ~♡♡」
「会いたかった!!とりあえず1本やろ??」
「くっつくなあっついッ!!」
「は!?むり今着いたばっかやねん!!」
~
「宗四郎俺と部屋同じがいい??」
「別室」
「そう言うと思っとった」
「とりあえずここ使ってええで」
「おおきに、」
「…鳴海くんはええん??」
「……もう、、ぜんぶ終わったからええ」
「っ、……」
思い出したくなんかない
また溢れる
「うわ~未練たらたらやんもう」
「可愛ええね♡」
「きっしょ」
「鳴海くんのことやから迎えくるんちゃう??」
一瞬期待した自分が馬鹿みたいだ
自分から一方的に突き放した
嫌われたに決まってる
てかそもそも別の相手がいるんだから、
自分のとこなんか、……
「…、、来おへんわ、」
「…」
「とりま1本」
「嫌やわあっち行け!!」
〜
どこ探しても居ない
なんで
亜白
長谷川
バカ弟子
聞いた
どこにも居ない
もしこのまま帰ってこなかったら??ほんとにもう嫌われたのなら…
最悪な考えが思考をよぎっていく。
端末
連絡先を下に下にスライドしていく。ふと目に止まった。連絡先。別に大した連絡はしてない。ただ自分が少し苦手意識がある。
いやふつーに苦手むり
宗四郎の為なら別にこんなん
~
「ん~??あー、居るで♡♡」
「そーやねうん」
「ずっと涙目で待っとるよ??はよ来たってや〜」
「フライト代とか俺が出したるわ」
「可愛い弟たちのためやもん♡♡」
「は!!??これから家族になるにぃちゃんにそないきもいなんて言ったらあかんで!!??」
「俺泣いてまう!!!!!!!!!!やめてそれ以上言わんとって!!ほんまに切り刻むで!!!!!!!!!!!!!」
「え結婚せえへんの??するよな??呼んでな鳴海くん!!??」
「まって!!あかん切んといて!!??」
「一兄ぃ腹減ったわ」
「ほんま……どいつもこいつも素直やないねんなあ、……にーちゃん疲れるわあ、」
「ロン毛話聞いとんか」
「聞いとる聞いとる」
「ん、なんか出すわ」
「…電話しとったん??」
「、んあぁ」
「まあ仕事のな〜、、笑」
~
めんどくさい手続きばかり。これから1時間程。
乗ってる間ずっとメールした。未読。というかブロックされている。どのアプリの連絡先もすべてブロック。どうしてそんなに避けるのか。ずっと待ってた。1年。誰よりも幸せな日にするつもりだった。上手くいっていたはず。そう思っていたのはボクだけだったのだろうか。
記念日
もう日付変わったぞ
今日で1年
ずっとボクだけだと思ってた。叶わないと思ってた。あれから1年だ。
同じベッドでいつも通りふたりで寝て隣で話したかった。
渡したいものがあるんだ保科
終わりになんてまだしたくない
ボクは納得なんてしてないからな
今から向かう
〜
日付もかわり少し
今日で1年
何も話さないで自分から突き放した。
会いたいなんて今更
「っ、……」
溢れてくる
もう止まらなかった。情けない。自分から去ってったくせして今更会いたいなんて。
端末のファイルを開く
半分が鳴海さんとの写真
もう好き
好きすぎる
忘れるなんてできない
明後日…非番終わり。どう接してこう。
もう終わったのに、
真夜中。
全く寝れない。
ぴんぽん
インターホンが鳴る
こんな真夜中に????
「…」
「一兄起きとる、??」
「…」
使い物にならへんな、……
「兄貴」
思いっきり蹴ってみる
「いっっっっ足癖悪いねん宗四郎!!!!」
「ほんまガキん頃から変わらへんなあ!!??」
「にーちゃん安心したわあ!!!!!!!!!!!!!」
「るっさ、……ほんま四六時中元気やな」
「インターホン鳴っとる」
「こんな時間に……ぁ、」
「にぃちゃん眠いからそーしろでて??」
「は!?、なんでなんもう、」
「嫌や」
「頼むわ〜」
「わんちゃん俺の部隊の奴かもしれへん」
「そしたら呼んでな~」
「貸し…モンブランで返せ」
がちゃ
「………」
「え」
「…」
だめだ
呼吸をも忘れてしまう
ねくすと70
思うように書けなかった💧💧
めちゃくちゃにゴリ押し展開しんだ
またじかい💧🩷💜🩷💜
コメント
13件
えぐい 泣きます😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
涙腺崩壊展開すぎて涙が華厳の滝のように流れ出てきてます…😢 お兄様なんだか恋のキューピッド感強いですね💘 ほんとに文才といい語彙力といいキャラの魅せ方といいストーリー構成といいすべてにおいて天才的すぎて、感動が止まりません😖😖🫶🏻 今回もめっちゃくちゃ最高でした! 続き楽しみに待ってます!💖💖
