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先に謝らせていただきます。これは前回の作品とほぼ変わってません。ただ気に食わなくて書き直しただけです。前回と違う点としては合意じゃなくて最後まで無理やりなところです。苦手な方は引き返してください。
最近眠れない。
ベットに横たわる。 長針が何周かした頃、窓から光が差し込む。冷たい部屋にそれだけが温かさを放っていた。
どうしようもなくて、仕事をこなす。客商売のこの仕事で適当なことはできない。動きの鈍い体を動かすしかない。
「今日暇か?」
ターボーからの連絡だった。塗りたてのペンキの前で俺の目はスマホに注がれていた。
「夜なら」
9時からイマクニに集合することになった。心做しかペンキを塗る手が早くなる。
依頼人に挨拶をして、自宅へ帰った。
「おっ高木ー!今日はお一人?」
「いや、このあとターボーが来る」
「そうなのね、まあ先に一杯飲む?」
「ウイスキーを一つ頼む」
いつもの席に座る。グラスに滴る水滴を眺める。自然と飲むペースが速くなっていった。
「キング!久しぶり!!」
「おー久しぶり」
「ウイスキー一つください」
すっと歩いて隣に座る。俺は視線を伏せた。顔を見られたら気づかれてしまいそうだった。
「キング、なんか元気なくないか?」
「そうか?気のせいだろ」
「いーや、俺がキングのことで間違えるわけない」
「ちょっと寝れてないだけだよ」
覗き込むようにして、俺に視線を合わせてくる。逃げたくても逃げられないそれに、ピンと張り詰めたものを感じた。だから、少し靄を零してしまった。
「あー……」
冷たい空気が俺たちの間を流れていく。それを破ったのはやっぱりあいつだった。
「それならいい案があるんだけどさ」
「このあと用事あるか?」
「ないけど⋯⋯」
「おっしゃ」
にやりとあいつの口角が上がる。少し足がすくんだ。
「ほら行くぞキング」
「マジでどこ行くんだよ」
「俺の家。おい、ちゃんと歩けって」
足がもつれてうまく歩けない。酒のせいか、恐怖のせいか測ることは難しかった。ターボーに少し身を任せる。 イマクニから出ると、店の前にタクシーがつけてあった。
「〇〇の○◯まで」
「かしこまりました」
「いい案って何だよ」
「オレに任せとけって」
車体がゆっくりと止まる。顔を上げるとマンションの前だった。ターボーはスマートにお金を払い、俺の手を引く。
足を踏み入れる。しんと静まり返っている部屋。足音だけが大きく聞こえた。
「で、どうすんだよ」
「そんなに急ぐなって、少しあっちで待ってろ」
あいつに指示された部屋に向かう。寝具と時計だけが置かれたサイドテーブル。
テーブルやベッドの周りを行ったり来たりして、角で足を止めた。
ガチャリとドアが開く。
「で?どうすんだよ」
「まあいいからさ、ちょっと後ろに手まわして」
「は?なんで」
じっと俺を見つめてくる。口を空けようとしてやめた。手を後ろに回す。
「キング、そんな簡単に人の言うこと聞いちゃだめだぜ」
「は?な、何してんだよ!?」
気づいたらターボーが横にいた。強い力で手を掴まれる。抵抗も虚しく、ターボーが離れた頃には俺の自由はなくなっていた。
キングはいつもより潤んだ目で俺を見つめてくる。こいつは何もわかってない。そんなのは俺を高ぶらせるだけだ。
絶好のチャンスってやつを得たのだ。俺がこいつに抱いている劣情とかそういう複雑なもんを全部片付けるための。
目を伏せたり、こっちを見たりと忙しないキングの肩に触れる。割れ物に触れるように、そっと。
キングの瞳が見開く。目隠しをつけようとした手を一瞬止めたが、結局つけた。
「キーング♡これからお前がよく眠れるようにしてやるからよ」
「な、ひっ?!やめろよ!」
キングの服を脱がす。少しずつあらわれる肌色に自然と手が速くなる。
「お前も気持ちよくなれるし、よく眠れるよ」
「ひっ、冷た」
「な、なに?」
うつぶせにしたキングのうえにローションを垂らす。温めることも忘れ、ボトルから直接垂らした。
臀部に滴るそれに、乾いた笑いがこぼれた。舐めるように触ると、びくっとキングの身体が揺れた。
「ひぅ、何して」
「ターボー!ねえってば、んっあ」
「まあ落ち着けって、ちょっと気持ちよくなるだけだから」
「ひ、んあぁ゛」
指をいれるとさすがにきつい。震えた手で俺に縋るキングをよそに、ゆっくりと入念に触れていく。少しずつキングの声のキーが上がっていく。
「んぅ、ぁっ、」
「ふっ、やだ、っ、ねぇ、」
「ん、う、あぁ゛、ちょっ、と、止まれってっ」
「きぃてん、のかよ、っ、」
でもまだ決定的ではない。
「ひっ、ぁ゛、な、に?」
見つけた。ここだ。
「とめ、てっ、やだ、そこ、むり」
「ひっ、ん゛、ぁう゛」
「まぁもうちょい頑張れって」
「ね゛、やだっ、ふぅ゛、あ」
「んあ゛ぁぁぁ♡、は、な゛に?、ん゛」
「イっちゃう!なん゛か、ぐ、る♡」
「ねぇ゛とめで、うぁ♡タ゛ーボー、!♡」
「キングならいけるって」
得体のしれない快感に怯えてぎゅっと俺を掴んでくる。元凶は俺だというのに。
「な、゛ぁっあ゛もう゛わかんない、イく、♡も、むり!あ゛ぁぁぁ♡」
「いっぱい出たな。やっぱ最初から後ろでイけるなんて才能あるって」
ガクガクと体を震わすキングに少し魔が差して、手をとめずに動かした。
「イ゛ったから、やめ゛てっ、て゛ん、うぁあ゛♡」
「まぁもう少しだけな」
「んっ、ぁ゛♡もっか、いイく゛」
「あ゛♡んぅ゛ぁああ゛♡」
静かな部屋に俺の鼓動とキングの呼吸だけがやけに大きく響いていた。
カチャカチャとベルトに手を回す。張り詰めたそれをキングに押し付ける。キングは口を開いたり、閉じたりする。ついには口を閉じて、体を震わすだけだった。
「いれるぞ」
「やだっ、ターボー、やめっ、」
「ここでとまれるわけないだろ」
静止なんかどうでもよかった。獣みたいにただそれを求めていた。
「ひ、やだっ」
「――ん゛あぁぁ゛あ♡、は、なに、゛んぅ、ぁ゛♡」
「イく、゛、も、でちゃ、うっ、 んぁ゛」
「おいおい、キングいくらなんでもはやすぎるんじゃないか?」
「バテんなよ」
「ぁ、ふぅ゛ぁ、んん゛♡」
「イぐ、ぁ、ふ、うぁ、゛」
少し勢いを失ってはいるが、とぷとぷとあふれている。呼応するように震えているキングに手を這わす。触れているところがじくじくと熱を持つ。まだ求めていたい。
「もっと奥いれてもいいよな」
「だ、めっ♡も、むりだから゛っぁん、゛」
「いくぞ」
「ふ、ぅ゛ぁぁ゛っ♡、ほん、とにむりぁ、゛」
「ん、ぁぁあ゛あ♡ふ、ぁう゛」
「も、イッちゃう、イ゛ぐっ♡、」
キングは糸が切れたように動かなくなって、ベッドに沈み込んだ。そっとそれを抜く。いまだに心臓は大きく鳴っていた。
目を開ける。部屋は薄暗くてよく見えない。体を起き上がらせる。鈍痛に顔をしかめ、思わず腰に手をやった。
その瞬間ドアが空いて、ターボーが入ってきた。顔を見ると途端思い出した。
「ぁ、ぅあ、ターボー」
「おまえ、なにして、」
「はは、よく寝れただろ?」
ターボーは前みたいにニヤリと口角を上げた。