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兎に角、彼を苦しめる事と私の厄介事が

何方も解決するなら願ったり叶ったりだ。

過去を見せる異能、本当に厄介だ。

お陰で兄に対する執着と、

彼に対する憎悪が益々ますます増えるばかり、

うんざりする。



そろそろ、日記を出しても良いだろう

丁度、眼鏡の男性も居ないし



織 [ ]

太 「」



[太宰さん]

「はい?」

[之、]

「之は、っ」

[えぇ、]

[兄の日記です。]

太宰治視点:


織田作の日記?

織田作が、あの日迄何を考えていたのか

前迄は気になる事は幾度かあった。

でも今は、見たくない


蓋をした織田作への感情。

もっと 〜であれば、

〜であったのかもしれない、


そんな事は叶わないのだから

だから蓋をした、


決して開かないよう鍵をかけた。

でも、きっと今之を見てしまったら、私は

織田作への気持ちが溢れて仕舞うだろうから



[貴方に渡したいんです]

[兄が貴方を。  ともだち、と呼んでいた]ニコ

[貴方が良いのです]

[私は留学中で、兄の日記には名前は余り出てきませんから、]

ともだち。

嘗ての友人ならば、君の日記を読む資格はあるだろうか。


私は、其れを読んでどう思うだろうか。

いや、

「判りました。」

「受け取らせて下さい」

[えぇ、本当に有難う。]



♡100



太宰治にクロユリを

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コメント

4

ユーザー

初コメ失礼です。面白いです、織田作の妹が太宰さんに復讐なんて思いつかなかった!次楽しみにしています!

ユーザー

今まで旧バージョンで書いてたんですけど、現バージョンで書いてみたら空白の仕方が分からないぃいー!

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