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あれから…ぜんぶどうでも良かったもう考えるのはやめてしまおう…
嗚呼…そうだ…そうだった
考えなきゃいいんだ…簡単な話だね
また笑おう…
『ふん、ふ〜ん!♪』
「あっ…瑞希!!」
なんで絵名がいるんだろう?
何か僕に用事かな?
『どうしたの?絵名?』
絵名は困惑しているみたい…本当に、どうしたんだろ?
「その昨日の…屋上の件で…!!」
あーあ!その話、その目やだなぁ…
ねぇ…絵名…『やめてよ。』
「やめな(((」
ねぇ…絵名
その口閉じてよ…聞きたくないよ
『黙ってよ、うるさいなぁ…絵名ってば』
絵名は”まだ”困惑してる
「え…み、瑞希…?」
絵名は壊れ物を扱うような声色で
僕に問いかける
「一体…どうしたの…?」
どうしたって楽に…いや、僕が逃げたいから
”最善の手”を取っただけだよ?
僕は…僕は…?
そうだよ…”未来”が
この先が真っ暗で、”見えなくて ”
僕には”理解し難い未来”だから
『…僕はまた…笑いたいの』
絵名はまるで恐ろしい物を見ているよな目で見てる
こんな考えも無駄なのに…
もう全てが…戻れないなら
絶望も未来も逃げてしまおう
こんな化粧《うそ》も醜くうつるんでしょ?
考えを…やめよう!
そうだよ…そうだ!
僕は”また、笑うの”
”もう戻れない”から
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