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66 ◇婚活女子たち、婚活パーティーに行くの巻
LINEで文世にも話していた通り、実際、美並が34才で蓉子は28才と
年の差が半端ない。
だが、社内ではそれなりの関わり方をしてきている。
入社して8年の蓉子と中途入社で2年の社歴の美並。
年齢は上だが、美並は中途入社のため、社歴でいうと蓉子が先輩になる。
だからといって、蓉子は特にその点で美並に対して先輩ぶったり意地の悪い
ことを口にしたりというようなことはなかった。
ただ、彼女はとても不思議な女性だった。
時に清楚に見えたかと思うと、妖艶で気が強く見える時もあって──
平凡という2文字の似合わない女性である。
現在のようにOLをしているよりも、夜職のほうが向いていそうな雰囲気も
持ち合わせて……というように。
ざっくばらんで明るい雰囲気もありながら、心の奥底では何を考えているか
わからない──
というような部分も、時に垣間見えることがあった。
そういう一筋縄ではいかない部分を感じとっていたこともあり、美並は
付かず離れずの距離感で彼女とは同じ会社の同僚として接してきていた。
はっきり言って、彼女は男受けするタイプに見えてしまう。
そんな彼女に婚活パーティーの話を持っていくとなると、どのように誘えばいいのか、
美並は頭を悩ませた。
お昼を一緒に食べるという機会もほとんどないため、婚活パーティーという
特別感満載のワードを口にするには、どこでどのタイミングで声を掛ければ
いいのか。
『私ったら──』
美並は我が身を振り返り可笑しくなる。
気がつくと、常に彼女に視線を走らせていることに気が付いたため。
『私ったら、ストーカーみたい』
そんな自分に気が付き、さらに美並は焦るのだった。
星キラリ

2,012
ムメイ
661
まなこ〜友
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コメント
1件
お疲れさまです〜!第66話読みました! 美並さんの、蓉子さんへの「ストーカーみたい」って自覚する感じ、すごくわかる…。付かず離れずの距離感で接してきた相手に「婚活パーティー行かない?」って誘うの、めちゃくちゃ勇気いるよな。蓉子さんの「平凡じゃない雰囲気」の描写も生々しくて、この二人の行方めっちゃ気になる展開でした🔥