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【さや視点】
歩いて歩いて……もう何時間だったんだろう。
げんさんは無事なのかな。
……お腹がすいた気がする。
確かに今思うと口の中が少し物足りない。
でも食べるとなってもココのモノは食べれない。
食べたら何が起こるのか分からないからだ。
さや「はぁ〜……」
絶えない孤独感に思わずため息が出てしまう。
誰かいないかな……
そう思ったら
さや「……!?」
げんさんがいる……!? げんさんもここに来てたんだ!!!
さや「げんさ……ッ!げんさん!!」
するとげんさんはこちらに振り返った。
………え?…あ、げんさんじゃ…ない……
げん?「……ココニヒトガクルナンテメズラシイ」
げんさんっぽい……でもどこか違う声…
さや「だ、れなの……?」
げん?「サァ?ナマエナンテカンガエタコトナカッタカラヨクワカラナイヤ。」
げん?「サッキノゲンッテヤツ……キミノナカマ?」
さや「仲間……というか…夫……」
私は得体の知れないものと直面してしまった。
震えが止まらない。
げん?「オット……ヨクワカラナイ。」
げん?「……テイウカ…キミ…」
さや「……?」
げん?「オイシソウ。」
さや「ッ……え?」
何言ってるんだコイツは。
…てかまさか……もしかして…
げん?「オイシソウッテイッテルンダヨ」
コイツ………
げん?「…デモフツウニタベルンジャアツマンナイヨネ?」
人喰
そう思った瞬間私の右目が熱くなった。
さや「……え?」
何が起こったんだ?
???「ヒサビサニ”ソッチノジゲン”ノモノガクエル」
???「クルシマセテカラタベルトオイシイッテキイタンダ。」
さや「……!!!」
同時に激しい痛みが襲ってきた。
さや「ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッ!?!?泣」
私の右目は、こいつの隠し持ってたツメで貫かれていた。
???「イイコエダネ。」
クジュッ
さや「ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!!!!!!!」
私の右目はアイツのツメに突き刺さっていた。
どうやらくり抜かれたようだ。
???「ダイジョウブ。ココデハシヌコトナドナイ。ヨケイナコトガナイカギリネ。 」
さや「はッッ…!!はッッ……!!!泣」
???「…ンーナンカソノコエキイテタラモウマンゾクシチャッタ。」
さや「……えッ…?」
???「カタメダケデユルシテアゲル。」
さや「!!!」
???「……ナニヘタリコンデルノ?ハヤクイキナヨ。」
さや「ッ…は、はい…」タッタッタッ
くり抜かれた右目はどうしよう。
我慢してたけどずっと激痛が走ってる。
90
黒嵜 鵼
眼帯を付ける? でもここにはそれっぽい物はない
アイツが言っていた、「ここでは死ぬ事などない」
怪物が言っていること等信じたくないが…
…それを信じてみんなを探すしかないのか……
私は痛みに我慢してみんなを探すことを決意した
げんさん無事だといいなぁ。
コメント
3件
さやさんには悪いけど苦しんでるの大好き! ありがとう(?)
うっっわすき(同じことしか言わないやん)