この作品はいかがでしたか?
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皆で自己紹介し合い、少し話した後、
俺はある事に気が付き慌てて言う。
「あっ、でも、学校どうしよう、、。」
「学校?あ〜、。」
「でも、明日から夏休みじゃなかったけ?」
とりうらさんが言う。
「そういえばそうだったな、。」
「すっかり、忘れてたわ。」
「まぁ、明日学校行けば夏休み始まるわけやし大丈夫や!」
「そっか、。」
良かった、っと俺は胸を撫で下ろした。
「今日からないこにはこの家に住んでもらうから。」
「えっ、?」
「此処は神社やから霊力が高いないこを守りやすいんよ。それに何処で鍛えるっていうねん。」
それはまろの言う通りだ。
「荷物とかどうしたら良いんだろ、?それに家は?」
「荷物は最低限必要な物だけど持ってき、家はこっちで何とかするわ。」
「分かった!」
「じゃあ、今夕方やし、ギリ霊も居ないから今から行くか。こっちに住むなら早い方が安全性が高まるからな。」
「じゃあ、俺ないくんの家に手伝いに行く!」
「俺も行くわ。」
「僕も行きたい!」
「僕はまろちゃんと居るわ。」
何処か眠そうに初兎ちゃんが言う。
「ほとけは行くなよ。空いてる部屋の掃除して貰うからな。」
「はぁ!?何で!?ifくんがやればいいじゃん!?」
「今、お前が物置いてるからお前が掃除すんねん!」
「え〜、、。」
「イムくん、ちゃんとやらないとないちゃんが困るで?それでもいいん?」
「分かった、、やる、、、。」
アホ毛を垂らし。しょんぼりとするほとけっち。
何だか申し訳ない。
「なんか、ごめんね。」
「いや、僕が悪いから、ないちゃんは気にしないで!」
それでもやっぱり面倒くさいのか何処か嫌そうな顔をしていた。
ほとけっちのやる気出るもの、、、。
「ん〜、、。あっ!じゃあ掃除したら俺が一つだけ何でも言う事聞くとか、、?」
『!?』
「えっ、いいの✨」
「えっ、うん、それでいいならだけど、。」
苦笑いしながら答える。
「掃除頑張る!」
「うん、頑張ってね!」
何でこれだけでやる気が出るのかと不思議になりながら後ろを振り向くと、ほとけっちの方を怖い顔で睨むりうら達。
「皆、どうしたの?」
「あぁ、いや何でもないよ、。」
「うん、何でもないで、。」
「うん!そやで、何もないから、。」
何処か怪しい、、。
「あっ、!ないこ行くなら早く荷物取りに行かな!」
「うん!」
「じゃあ、りうら達行ってくる!」
「行ってら〜、。俺寝るわ〜。」
「行ってらっしゃい。」
2人に見送られながら家に向かった。
「ないくんの家何処なの〜?」
「ん?俺の家此処だよ。」
「えっ、此処って、、この黒い家じゃないよな、、?」
「黒い家?見ての通りクリーム色の家だけど、?」
目の前の家を指差しながら言う。
2人とも驚いた顔をしていた。
「なぁ、ないこ此処に住んでて肩が重くなったりした事ないか?」
「うん、あるけど?日常茶飯事だし慣れてるよ。」
「やっぱり、、。こんだけ居たらね、、。」
「???」
2人が何言っているかまったく分からない。
「ないこ、早く荷物まとめてこの家出るぞ!」
「うん!そうした方が良いよ!」
「えっ、うん、分かった?」
俺は2人に背中を押されながら家の中に入った。
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