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2つとも最高でした😇😇
続き!
涼架がぴったりと○○にくっついて甘えている様子に、
完全にスイッチが入ったのは──もちろんあの人。
滉斗:「……なぁ!! 俺も甘えたいんだけど!?」
○○:「えぇ!? なんで!?!?」
涼架:「……ダメ。今、俺の番」
滉斗:「ずるいずるいずるい!! こんなん見せつけられて黙ってられるかっての!」
そう言いながら、滉斗は勢いよく○○の反対側にまわりこみ、
滉斗:「はい、○○ちゃ~~ん♡ ぎゅ~♡」
○○:「わっ!? ちょ、待って!? 滉斗まで!?!?」
滉斗:「○○ほんとあったかい~~~。いい匂いするし~~~。やっぱ天使じゃない???」
○○:「朝からうるさい!っていうか近い!!!」
涼架:「……声でかい」
元貴:「あーあ……」
そんな2人の騒ぎを見ていた元貴が、
ため息交じりに立ち上がって、ぼそっと。
元貴:「……もういいや、俺も行く」
○○:「え!? 元貴まで!?!?」
元貴:「ってかさ、そもそも○○は俺の癒しなんだけど」
そう言いながら、涼架の隙間をぬって○○の後ろにまわり──
元貴:「よっと……はい、捕まえた」
○○:「えぇぇ~~!?!?」
気づけば、前から滉斗、横から涼架、そして後ろから元貴に包囲されている状態。
○○:「ねぇ!? これどうなってるの!?!?!」(大混乱)
涼架:「……○○、逃げられないね」
滉斗:「朝ハグタイムだよ!! 朝はこうじゃなきゃ始まらんでしょ!」
元貴:「まあ、たまにはいいだろ。昨日の寝顔も、すげーかわいかったし」
○○:「ちょっと!! それ言わないで~~~!!!////」
耳まで真っ赤になる○○を見て、
3人とも、いたずらっぽく笑う。
でもその顔には、どこか優しさも混じっていて。
涼架:「……○○が真ん中、安心する」
滉斗:「わかる~~~。ここが一番落ち着くんだよな~」
元貴:「ん、今日も1日がんばれそう」
○○:「ちょっと……なんでそんなこと言うの……」
気づけば、自然と3人の腕がふわりと○○を包み込む。
まるで、
「大好き」を形にしたみたいな──あたたかい、3人のハグ。
○○:(……なんか、泣きそう)
でも、それは悲しい涙じゃなくて、
あふれそうな幸せのせい。
○○:「……ありがと。3人とも、ほんとずるいんだから」
そうつぶやいた声は、
3人の胸の中に、やさしく沈んでいった。
──名前のない関係でも、
今だけはこのまま。
ぬくもりの中で、ほどけていく朝。
夢みたいな夜の、続きの朝だった。
終!!どうだった、?
結構自信作な気がする!
これからもよろしくね!