テラーノベル
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「ふぁぁぁっ……」
「湊さんっ!」
「っ!びっくりしたぁー。なんだよっ」
「朝からやめてもらっていいですかっ?」
「ん?……なにを?」
「わからないんですか?」
「俺…なんかした……?」
「まったく…あんたは……」
「なんでそんなに怒ってるんだよ…?」
「自覚なさすぎです!」
「怒られる理由にまったく身に覚えがないんですけど」
「はあああ」
「なんだよっ」
「……」
「……」
「……あくびしながら腕をあげるの…やめてもらっていいですか」
「…えっそれだけ?」
「それだけ?じゃないんですよ!」
「別に誰も見てねーし、いいじゃねーか」
「わからないですか?」
「なにがだよっ!」
「……見えてます」
「はっ?」
「だからっ見えてるんですっ!」
「だからなにがだよっ!」
「……………お腹」
「へっ?」
「あんたが腕をあげると、シャツの裾からお腹が見えるんですっ!」
「……はあ?」
「はあって…」
「くだらねー…笑」
「自分がどれだけかわいいか自覚してくださいっ!」
「腹見えたくらいで朝から怒るなよっ」
「刺激的すぎるんですよ………」
「はあぁぁ?」
「朝からチラ見せされたら……」
「おぃ…」
「我慢できなくなるでしょ……」
「だからっていちいちくっつくなっ!」
「湊さんのせいですよ…」
「とにかく離れろっ」
「イヤです…」
「遅れるぞ」
「……」
「おい…シン…」
「もう少しだけ……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「もういい加減に…」
「このまま押し倒してもいいですか…」
「だめに決まってんだろっ!」
「誘ったくせに……」
「お前な…」
「湊さんのせいで…ってイッてて…」
「朝から発情してんなっ!ばか慎太郎」
「いいじゃないですか」
「いいわけねーだろっ!だいたいな昨夜だって…」
「昨夜だって?」
「……」
「……」
「うるせぇーっ!飯だ飯!」
「待って湊さん」
【あとがき】
ただそれだけのお話です。笑
大晦日編。まだ書けてません……
もう少しお待ちくださいね。
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