この作品はいかがでしたか?
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母様はとても勇敢な人だった。貴方の涙など見る機会はなく、弱音を吐いているところのほとんど見たことはなかった。だが、貴方は私たちに隠れてよく泣いていた。きっとあの小さな背中には戦争や政治など背負いきれそうになかったのだろう。ですが、何故だかそんな姿を見ているとゾクゾクと背筋に快感が走った。もっと泣かせたい!もっといじめたい!と。
貴方はあの米国に負け、旧国になってしまった。ほとんど笑わなくなってしまったけれど。もうあの様な希望に満ちた瞳を見ることはなくなったけれど。勇敢な背中を見ることはもうないけれど。それでも。それでも私は貴方のことを心から愛していますよ。母様。いえ、日帝さん。だから貴方も私から離れないでくださいね?私はこんなにも貴方を愛しているんですから。アメリカやナチスのことなんて考えないでください。僕だけを見ていてください。
ギュッ
「……」
「日帝さん愛してますよ」
そんな愛の言葉を吐きながら鎖に繋がれた母様に抱きつく。少し前までは貴方の方が大きかったのに今はこんなにも小さくなってしまった。日帝さんについている赤い首輪が今はもう光のない瞳と同じ色でとても綺麗。
僅かにジャラという音がした。日帝さんが私の背に手を回してくれたようだ。回された手は冷たい。後で温かいお茶でも持って来てあげようかな。日帝さんは鎖に繋がれててこの地下室から出られないから。
日帝さんに回している手を日帝さんの頬に持っていき、そのまま深い口付けをする。
「んっ……」
5分程経っただろうか。そろそろ酸欠になってきたのか涙目になっている。あぁかわいいかわいいかわいい!!前までは手に触れるだけで嫌がっていたのにこんなにも従順になってくれるなんて!激しく抱いてあげたからかな?あのときは泣きじゃくりながら鳴咽混じりに喘いでて最高に可愛かった。
そろそろ意識が飛びそうだったから唇を離す。僕と日帝さんは銀色の光っている糸のようなものでつながれている。意識が飛ぶギリギリだったのだろう。涙目になりながら肩でハーハーと息をしている。ものすごく可愛い。もっといじめて泣かせたい。本当は今抱きたいけれど明日も仕事なのでやめておきますかね。
「日帝さん。おやすみなさい。」
そう言って手を握りながらもう一度優しく触れるだけのキスをする。日帝さんの手はさっきと違って温かかった。
はい。読んでくれてありがとうございます。どうしてもヤンデレ日日帝が書きたくて性癖を詰め込みました。監禁されたら日帝には赤色の首輪をつけていてほしいんですよねーグヘヘ
はい。それでは。
コメント
3件
日本が攻めだと日帝のエロがマシマシラーメンなんよ。