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自己満 曲パロ
*斜め文字* 歌詞
「」セリフ
「*斜め文字*」セリフ×歌詞
歌詞の1部をカットしている場面があります
曲名**「あなぐらぐらし」**
作曲 Kikuo
この廃病院を走り続けて何時間経っただろうか、
あの小さなバケモノから逃げても逃げても
違う道を走ってもまた戻ってくる
「抜け出せない、抜け出せない」
「*抜け出せないから、抜け出せないから*」
そうずっと、、背後から囁いてくる。
優しいような…怖いような…そんな声で。
「ご、ッごめん!!!邪魔したのは悪かったッッッ”」
「早く出ていくから”ッ!!」
俺は人間だ。体力には限界がある。
逃げるのを止め、震えた声で、声を振り絞って大声で言った。
「だからッッ”出口を──────」
そう俺が言った瞬間、バケモノはあの優しい声で俺に言った。
「出ていかなくていいよ」
「、、え?」
「抜け出さないから」
「お目目を閉じて」
そうバケモノが言った瞬間、俺の足元が歪んだ。
床が黒いナニカに変わって、そこに俺の足が沈んでいく……
「ッ──────!?」
困惑と恐怖で声が出ない……
助けを求めようと顔を上げた。
「大丈夫だよ。穴蔵は安全だから。」
バケモノはすぐ目の前で俺と一緒に沈んでいた。
「ヒュッッッ、」
ずっと逃げるだけに集中していたからバケモノの顔は見えなかった。唯一確認できたのは身長が幼児くらい小さいくらいだ。
目の前にいたバケモノは、、
美しい白い髪で、淡い桃色の瞳をした幼稚園児くらいの女の子だった。
「*落ちて落ちて落ちてゆこうよ*」
バケモノが何かの呪文のように歌い始めた
このまま全身沈んだら死ぬ
そう思った俺は必死に腕を伸ばして足掻いた。
「あなぐらぐらしの渦の中」
突然黒のナニカが渦に変わり、俺の身体は腰まで一気に沈んだ。
「やめて”ッ出してくれッ!!!!」
今の俺は今すぐここを出て家へ帰りたい一心だった。
バケモノが大人だろうが子供だろうが関係ない。俺はこれ以上飲まれないように必死で掴んだ地面を両腕でしがみついていた。
だがバケモノは「渦の中」という歌詞を言っていないのに、また黒のナニカが渦に変わり強制的に地面から離された。
「や”、やめろッ”!!」
「*おんなじおんなじおんなじじゃないか*」
バケモノが伸ばしている俺の腕を掴んだ
「*きみとボクはいつまでも*」
「同じじゃない”!俺は”!!」
「人間だ!!」
「ッッッ」
“俺は人間だ”この一言でバケモノを刺激したのかバケモノが歌い出すと同時に俺の身体は口まで沈んだ
「*落ちて落ちて落ちてゆこうよ*」
「一緒に仲良くどこまでも」
バケモノは優しい歌声で歌いながら俺の腕を無理矢理下ろさせて沈ませた。
「*落ちてゆこうよ ラララララ……*」
人間じゃないナニカの歌声を聴きながら、、俺は冷たい暗闇に沈んだ
どうでしたか
イメージしていたのはzさんが投稿したskyのあなぐらぐらしmemeです
時考えれば是非見てくださいね