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⚠︎kzhが腐男子、特殊世界転生
kzh総受け・愛され
最初は虐められたり暴言吐かれたりしますが 安心してください。後々愛されになって行きます。
⚠︎少し長いです⚠︎
【登場人物&設定】
kn、lr、fw、ib、kz、空、がメインです!
kn 高2、攻め
lr 高2、攻め
fw 高2、攻め
kz 高2、総受け、腐男子
クズハ 高2、空を虐めてる、吸血鬼キャラ
(吸血鬼という事は一応空以外に隠してる)
空 高2、 BL漫画の主人公総受けキャラ
(mbはの良い奴、そのうちmb1.2とか出てくるかもしれないです!)
大体せめよんkz抜+叶×葛葉 みたいな感じ
となってます!
地雷の方はサヨナラ!!
それでも大丈夫だよーの方のみ下へgo!!
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kz「ふぁ〜〜〜ぁ。ねんむ。オール良くないわマジ。…でも今日は漫画更新されるしッ!」
kz「今日体育あるしサボって読もーっと♪」
kz「体育だりィ〜さっさと保健室行こっと。」
kz「失礼しまーす。…ラッキー先生いねー!」
kz「お、更新もされてるしさっそく読んじゃおー!!」
kz「…いや…空くん可愛すぎだろォ………」
kz「いや両片思い尊すぎるぞおいおい…‼︎」
kz「今回もガチ神だったな…もっかい読み直すか…(スマホ開き」
drrrrrrr……
kz「ん?」
暴走車「プーーーーーーーーーーーーー‼︎」
kz「え」
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kz「…………、‼︎」
kz「どこだ、ここ…病院…?じゃぁないよな」
目を覚ましたのは道路でもなく病院でもなく誰かの部屋のベットだった。
脳がフリーズしてる間に下の階から声が響く。
?「葛葉ー、ご飯置いとくから食べといて。 私達は1年位戻ってこないから。金は金庫に入れてあるから1年無駄遣いはしないように。じゃあ行ってくるから。」
kz「は、はぁ…(誰だこいつ…」
?「じゃ、行ってくるわ。」
バタン
kz「いやマジ誰?てかここどこ?」
そう思いつつ部屋を歩いてると、ふと鏡に目がいった。
kz「え、??これ、悪役の、あいつじゃね、? てことは…俺、転生してる?ま、まさかな。」
そうして情報を集めていく内に、この世界が俺のハマっているBL漫画の世界だということに気がついた。
kz「いや、転生マ?推しを生で生きてるのを見れるとか最高なんだが、控えめに言って神。」
kz「原作の続きも気になるけど、、まぁ転生しちゃったんならしゃーなしだよな…」
kz「…てか今ストーリーのどこらへんなんだ?スマホスマホ……」
この世界には前世と特に変わったことはない。スマホも、ゲームもある。
特別変わっていることといえば、この世界には吸血鬼がいることだろうか。
現在の俺も、その1人。
ストーリーの中だと主人公の空くんの血を悪役が無理やり吸ったりパシリにしたり…
kz「改めて考えてみてもクソだなこいつ…」
吸血鬼は血を吸わないと死ぬ…なんてことはなく、人間と同じような生活をしていても特に以上はない、ただ、人間の血を吸うと、感情がハイになったりすることがあるだけだ。
(ほぼ酒的なもの)
kz「そんで今日はァ…20⚪︎⚪︎年…9月6日か…。」
20⚪︎⚪︎年ってことは、悪役が空君を虐めて1年は経ってる…てことか…ッ…(絶望)
(現在高校2年)
しかも…9月6日って確か、悪役が空君のことをいじめて…その後血を無理やり飲む最悪の日じゃね…?(オタク)
kz「(窓チラッ)夕方ってことは…終わった…」
kz「いや待てよ…俺がストーリー通りに悪役を演じることで、推しcpの誕生を見れるってことか…?!」
kz「……それでも推しを虐めるのはきっっついな…どうすれば…。」
kz「ハッ……シカト作戦…‼︎天才じゃね俺…… 空君を虐めず無視することで危害を与えずに済む…そして推しを眺めることができるのでは…?」
kz「俺が虐めなくてもcpは出来るだろうな…なんたってここ、BL漫画の世界だもんな…」
kz「なら明日からシカト作戦を始めよう…。」
推しに嫌われるのは辛い。辛いが推しを生で見れるんだったらそれでもいい!!!
俺はそんな気持ちで眠りについた…。
kz「ふぁァ…ねむ…って、あぁ、ここ世界違うんだった。」
kz「とりま学校行くかぁ…ふー。緊張やっべぇ〜〜〜。」
kz「…行ってきます。」
【クラスに入り】
kz「……ッ!(やっべぇぇぇ推しがいる!!!生きてる!!同じ空気吸ってるが?!?)」
クラス「…(シーン)……」
kz「スッ…(着席)(一旦落ち着くべきだよな。)」
?「おい、お前。」
誰だ、このイケボは。まだアニメ化してないんだから初日からこのイケボは普通に死ねぞ。
そんなことを思いつつ振り返る。
lr「お前さぁ、これ見てどうとも思わないワケ?まじキモいよお前。」
そこには痛々しく包帯の巻かれた空君と立って俺を睨みつけているローレン・イロアスがいた。
kz「ア°ッッ………。」
kn「まじここまでやるとかサイテーすぎ。さっさと謝れよゴミ。」
空「うッ…まだちょっと、腕ぃたい…(泣」
kz「………ッ‼︎」
fw「聞こえないの?謝れっつってんの。」
ib「早く言えよ、おい。」
空の周りの男子から一斉に目を向けられる。それどころかクラスメイト全員から見られている。
この世界の悪役だったら蹴散らすだの反抗的な態度を取っただろう。
だか俺はすぐこう言ってしまった。
kz「…ごめッ、ほんと…。(滝汗」
本当に焦ったんだ、今までこれほど大人数に一斉に目を向けられることがなさすぎて、つい反射で自分が悪役だということを忘れて答えてしまった。
空「ぇ…?」
謝られることを想像もしていなかったのか、俺の推しも驚いているように見える。だか1年虐めてきた分はそんな簡単に幕を閉じない。それどころか火に油を注いでしまったようで空君や周りのイケメン男子らは俺に向かってこう言い放った。
lr「…そんな謝り方で許されると思ってるん?許されるワケないだろ。」
空「ぅう……(グズ」
fw「大丈夫大丈夫、俺らが空を守るよ。」
空「ありがとぅ、ふわ君…!」
尊いーーッッ。もっと見ていたいと思いながらもチャイムが教室内に鳴り響く。
先生「お前ら席につけー。〜〜〜〜〜〜…」
そんな騒がしい朝も終わり、気づいたらランチの時間になっていた。
空「ぁ…あの、葛葉君、お昼買ってきましょうか…?」
kz「ぇ?…あぁ、いや大丈夫。」
空「ぁえ?」
まさか断られると思っていなかったようで、空君はフリーズしていた。
そんなときにあの男子sが登場。空が話しかけられている途中に俺はそっとその場を抜け出し、買っておいた昼飯を持って屋上に向かった。
kz「………ッッはぁ!!!」
kz「いや、空君可愛いすぎるでしょ、、周りの男子もイケメン揃っちゃってるし…流石リアルBL世界だな…」
kz「やっぱ空君愛されが良いよな…虐めから守り抜いてからのハピエン…王道だかめっちゃ良いよな…」
1人でそんな事をぶつぶつ話していると、屋上のドアが勢いよく開いた。
そこから出てきたのはいたのは空君の夫第一候補、ローレン・イロアスだった。
kz「な、何…。」
lr「いや何?じゃないでしょ、ウチの空がお前にパシリにされて泣いてたんだけど。どうしてくれんの?」
kz「(ウチの?!?え?良すぎだが。身内認識なの神すぎッ……)」
kz「え…、でも今日ちゃんと断っt」
lr「別にお前の意見聞いてないんだけど。」
kz「…???(???)」
顔が良いからってなんでも許されるなと思うなよ、そう口にしたかったが、流石にやめた。
lr「つーまーり、お前はもう空と関わるなって言いたいの。わかる?」
kz「……別にいいよ、もう関わらつもりだったし。」
lr「……もし次お前が空と関わったら、容赦なく殴るからな。(睨」
こんな時でさえ、イケメンだ。そんなことを考えているうちにローレンはいなくなっていた。
kz「はぁ、まじ疲れたな…怖すぎ…いや怖かったけど睨んでた姿さえイケメンだったな…」
そんなことを考えつつ、弁当を食べ終わった俺はそのまま教室に戻り、授業を受け、さっと家に帰ってきた。
【帰宅】
kz「はーッ!転生初日クリア!!」
kz「…てか冷静に考えて、俺パシリ断ったよな…?空君勘違いでもしたのかな…。」
kz「深く考えるのはよくないよな。うん。もう今日は疲れたから寝て、明日どうなってるかだよな。」
kz「…おやすみなさい。」
そう考えているうちに俺は眠りについた。
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【次の日の学校】
空「ぅ…ぅっ(泣」
また何かあったらしい。こんな時でも俺の推しは可愛いな。そんなことを考えている内に、1人の男子生徒が俺に話しかけてきた。
fw「これさぁ、空の教科書、これお前がやったんだろ?」
目の前に突き出されたものを見てみると、それは推しが毎日使っている教科書だった。
kz「なんで俺って決めつけんだよ。」
fw「こんなことする奴、このクラスにお前くらいだろ。」
kz「…勝手に決めんな、俺はやってない。なんなら俺の教科書をお前にやるからお前の教科書空に渡してやれよ。」
(完璧だろこの悪役っぽい雰囲気…)
俺はそう言って自分の教科書を突きつけた。
不破は少し驚き、混乱しつつも俺の教科書を取り空君のもとへ駆け寄って行った。
fw「…」
騒がしい朝が終わり、授業になった。
その日俺は教科書なしで授業を受け、先生に叱られたか。だかそれでいい。推しが悲しむくらいなら俺が叱られる。
そんなことを思いつつ昨日と同じ、屋上で買った弁当を食べて、残りの授業を受けて、帰宅した。
(マジで誰だよ…空君虐めてる野郎…)
そんな嫌な記憶を蘇らせながらも俺は今日も1人で買っておいた晩御飯を食べ眠りについた。
昨日から推しとは関わらない宣言をしてしまったので遠くから眺めることしか出来なくなってしまったがそれで良い。同じ空間にいる時点で最高なのだから。
そんな思いで俺は推しと距離を置いていた。
虐めをしない決意した俺は、今更だと思われようが善人に少しでも近づこうと努力をした。
kz「先生手伝いますよ。」
先生「ぉ、おうそうか、ならこれを理科室に運んでくれるか…?」
kz「はい、わかりました。」
どっこいしょと、…これ何入ってんだよ、重すぎんだけど…」
ib「…チラッ(今更善人アピールしてんのか。)」
kz「ちょ、前見えないんだgッ 」
ib「危nッ……」
【衝突事故】
kz「痛ったァ…てか、すみません大丈夫っすか???!?!?!」
ib「マジいってぇ、腕擦りむいたし最悪。」
kz「ッ…あ、腕出してッ。」
ib「なんd」
言い終わるうちに俺はすぐさまイブラヒムの腕に絆創膏を貼り付けた。
kz「本当にごめん、悪化するようなら保健室行って。」
俺はすぐさま立ち上がり荷物を抱えて理科室へ向かった。
ib「……(なんかアイツ…)」
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【別の日】
kz「先生、何かすることありますか。」
先生「あぁ、昨日はありがとうな、なら今日はグラウンド掃除して来てくれないか。」
kz「わかりましたー。」
先生「…(最近手伝いに励んでいるな…心を入れ替えた、のか…?)」
kz「… いや、グラウンド広すぎるんだが、、終わるかこれ……まぁやるかぁ。」
kz「(スッ……サッサッ…」
knfw「あ」
kn「見てよ何あれ、あれで良い人になった気分でいるのかな?(笑))」
fw「今更やったって無意味なのに(笑)」
mb「あの…ッ」
kz「サッサ……ん?」
mb「ぇと、良かったら手伝うよ…?」
kz「マジ?助かるー!(ニパッ)」
mb「……‼︎…どこやればいいかな…?」
kz「じゃあここらへん頼める?」
mb「ぅん…!」
knfw「……。(ふーん…)」
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【数日後】
kz「先生ー今日はー?」
先生「わかってる、今日は体育倉庫の掃除、頼めるか?」
kz「もちろん、やってきまーす。」
先「(だいぶ丸くなったな………)」
kz「…ここ、だよな、?どれどれ…」
kz「これは…‼︎」
そこには部活で使われているとされるボールや道具など様々な物が置いてあった。
kz「ぇ最高すぎる…目の保養ありがてぇ…それはいっちょ人肌脱ぐしかねぇな…!!」
ガタゴトズズ…ドンガタン…
lr空「(何の音だ…?)」
2人して倉庫を覗くと、埃まみれになっている葛葉が物を運んだり整理していた。
lr「なんだあれ、今更良い人ぶってんのか?(笑)」
空「罰としてやらされてるんじゃない?(笑)バチが当たったねー!」
lr「そうだな…(笑)」
lr「(…あれが罰を受けている奴の目…?)」
そんな葛葉の目は楽しさに溢れていた。
kz「ふぅ…やりきった………‼︎」
本気で掃除したせいか、ジャージは埃や砂まみれになっていた。
kz「今日はもう帰るか…服がこんなんだしな。」
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そんなこともあり、1ヶ月俺はこの世界のために最低限の出来る事をつくしながら、のんびりこの世界を満喫していた。
が、俺は今日気づいた。ここ最近、推しの空君に勘違いで冤罪らしきものをかけられている。しかも、ここ1週間の間でも、かなりエスカレートしていた。
そんな俺は放課後の今、屋上に呼び出された。
そこに待っていたのは推しの空君……だけではなく、空君のヒーロー4人もいた。
また冤罪を被せられるのか……?
そんな事を思い疲れていると空君が俺に言い放った。
空「こいつ…ッ最近、ずっと僕のことぉ、ストーカーしててッ…(泣」
kz「へァッ………?」
身に覚えが無さすぎて、つい声に出てしまった。空の横にいるローレン、イブラヒム、叶、不破は俺の話を聞こうとせず一方的に責めてくるのみ。
いままでの俺(転生前)が嫌なことをしてたのは認める。だってそういうストーリーだったし。
でも俺が俺になってからは何もしていないなはず、と疑問でしかなかった。
lr「関わらないって言ったよな…?」
あまり話を聞いていなかったが、ローレンと叶は俺を1回づつ程殴った後、いつの間にかいなくなっていた。
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空「じゃ!今日はありがと〜ばいばあい!」
4人「じゃあね〜。」
4人「…」
lr「つい殴っちまったけど、俺あいつの話何も聞いてねぇけど大丈夫だったか…?アイツ最近善人ぶってるし…」
fw「それはそう、まぁ空が言うなら80%くらいあいつがストーカー犯人だし大丈夫だろ。」
kn「そうだよ、そこまで気にする事ないよ。」
lr「…そうだよな。」
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【kzh視点】
家に帰ってからも考えたが、やっぱり俺は冤罪をかけられていると確信した。
誰が俺にそんな恨み持って…いや、前の悪役の性格なら恨みくらいあっても普通か…。そう考えながら殴られた所に痛みを感じながら今日も俺は眠りにつく…。
朝起きてもその悩みは脳に焼き付いている状態だった。
別に俺が虐めてるワケでもないのに、なんで俺が責められなきゃいけねぇんだよ…。
そう思うと色々とめんどくさくなってきた。今まで推しが平和に生活しているのを望んで生きていたのに、ずっと責められるだけ。
こんな生活にも疲れていたそんな日、今日も俺は屋上で外の景色を見ながら俺は弁当を食っていた。
今日は早めに弁当を食べ終わり、初めて羽を出そうと思ってジャージを着てきた。
そう…今日俺は本来の姿(吸血鬼の姿)をしてみようと思っていたからだ!
周囲を見渡し誰もいないのを確認する。
kz「いないな。よし。」
バサッ
初めて出したのだから違和感があるだろうと思っていたが、思っていた以上に体が羽に慣れており、そこまで違和感は無かった。そうして俺は持っていたスマホのカメラで自分を映す。
髪の毛は黒から透き通るような白へ。
黒い瞳もルビーのような赤く美しい瞳に。
kz「え?俺かっこよすぎてねぇか????」
初めて本来の自分の姿を曝け出すのはとても心地がよかった。しかもカッコいい。
そんな俺は屋上の手すりに体重をかけ、吸血鬼姿のまま独り言を始める。
kz「あーあ!俺だって最初は転生して、推しが近くで見てる!って嬉しかったけど、別にもう十分満喫したんだよなぁ…元の世界に帰って、漫画読みてぇなぁ。てかなんで俺ばっか冤罪かけられなくちゃいけねぇんだよ…。」
kz「…てか冤罪かけて来てんのって……」
いや、これは考えない方がいいな、と思い俺は口に出すのをやめた。
kz「…てかいっそもう一回死ねば元の世界に戻れるか…?」
kz「ま、この世界で俺が死んだとこで悲しむ人間なんていねーだろーな!(笑)だったらそのうち試してみてもいいかな〜。」
そんなくだらない話をしていると、突然屋上の扉が開く。
そこから出てきたのは、空君のヒーロー達4人だった。
最近5人でいること少ないなぁ、と思いつつも俺はたった今気づいた。
俺今…まんま吸血鬼じゃね…????????てか今の独り言聞かれてた…??? そう気づいた頃には滝汗が流れ始める。
どう誤魔化せば…何か…何かないか、??
そう焦っている様子を見つつ、1人が口を開く。
fw「…お前って、吸血鬼だし転生者なん?」
kz「…(終わった…)」
kz「スゥッ……どこから聞いてた………?」
ib「…俺ら最初からずっと扉前にいたんだわ」
kz「…なんで開けないないわけ……忘れろよ…」
kn「そんな事はどうでもよくて、転生について詳しく聴きたいんだけど僕。」
kz「…」
kz「…事故に遭って転生した…それだけ。」
lr「浅…てかお前って転生してから空のこと虐めたりストーカーした?」
kz「するわけないだろ!?!空君は俺の最推しだぞ?!?!」
lr「…急にオタク出て来たな……」
kn「ふぅん…なら話は変わってくるね。」
lr「そうだな、てかお前って冤罪かけられてるとか話してたな、心当たりとかないのか…?」
kz「……ある…には、ある…」
ib「…話してよ。」
kz「スゥ……俺、ここ1週間冤罪かけられまくったんだけど…そもそも、その…空君が…自作自演してたんじゃないかって…思って、て…」
俺は聞かれた途端、内心で思っていた事を口に出してしまっていた。
つい本心を話してしまい俺は慌てて口を手で塞いだ。
lr「…まぁそうだよなぁー。なんとなく最近勘づいてはいたけど、やっぱそうか……」
kz「(わかってて俺のこと殴ったんだ…)」
lr「…てかその、昨日はごめんな、お前の意見も聞かずに一方的に殴ったりして…。」
kn「…俺も、昨日はごめんッ…。」
fw「まぁ中身が変わったんなら俺らがお前のことを否定したり避けたりする必要がなくなったってだけで解決じゃね?最近はめっちゃ良い奴だってのも知ってるし。」
kn「それもそうだよね、てかずっと気になってたんだけど、この羽って本物?飛べたりするの?」
そう言って叶は俺の羽に触れる。
kz「んぁッ……、ちょ、急に触んな……」
kn「……(フリーズ)…あぁ、ごめん」
lr「……へぇ、翼にも感覚ってあるんだ…」
そう言ってローレンは俺の翼の付け根に触れる
kn「ッあぅ…本当にやめろって……」
fw「……めっちゃ喘ぐやん…」
kz「……はぁッッ?!?!///」
ib「言っちゃうんだそれ…」
kz「まじ意味わからん…急に距離詰めてくるし…なんなんだよ…」
kz「…てか空君ってどうした?」
ib「今日は約束があるって別んとこ行った。」
kz「…お前らはこれから空君とどうすんの。」
kn「今日の放課後声かけて距離を取るつもり。いままで嘘つかれてたと思うと一気に冷めちゃった。」
lr「それな、都合よく虐められて、虐めらなくなったら嘘ついて俺らに構ってもらおうとするとかだるい。」
fw「てか和解したんだし、俺のことはふわっちでいいよ、呼び方」
kz「ぇ…あ、じゃあ…俺も呼び捨てでいいよ」
lr「マ?羨ましいから俺も呼び捨てでいいから葛葉って呼んでもいい?あとタメで」
knib「俺も」
kz「ま、まぁ…いいけど…」
kz「てか教室戻るわ…俺…」
fw「髪と羽、元に戻さなくていいんか?」
kz「そうじゃん…(シュルル)ありがと。じゃ、」
そう言って俺は教室に戻った。
そんな衝撃な事があり、そわそわしながらも俺は授業を受けた。
俺は昼休憩中に彼らが放課後空君に告白(?)をすることを聞いてそわそわしながらもこの時を待っていた。
kz「やっぱエモいかな…感動的で泣けるかもしれない……」
(まぁ一応別れの告白だけどな…)
たとえ推しに裏切られたとしても俺は挫けずこんな妄想をしながら彼らを待っていた。
そんな時、空き教室から声が聞こえて来た。
俺はそーっと移動し、教室の壁に耳をつけ、聞く姿勢になった。
空「急に呼び出してどうしたの〜??」
lr「あのさ、実は俺達、お前と距離取りたくてさ。」
空「え…????な、なんで…??」
kn「だって君、嘘ついてくるし自作自演とかしてるし、冷めちゃった。」
空「そんなことしてないよぉ!誰に言われたの?葛葉?葛葉だよね、アイツの言う事なんか信じちゃだめだよ!!!」
ib「君そんな事言う子だったんだ。」
空「…ッ!」
fw「俺も嘘つく子は嫌だな〜。」
空「みんなして急に態度変えて来てなんなの…いままでずっと側にいてくれたじゃん…それって僕のことが好きだからじゃなかったの…?」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
kz「(ッッ〜〜‼︎あーッ顔が見たい!!今絶対可愛い顔してるでしょ…‼︎…ちょっとくらいみてもバレないか…??)」
kz「……(ジッ…)
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
lr「別に昨日まで好きだったとしてももう冷めちゃってるんだから関係ないでしょ、それに…」
lr「俺別に好きな人出来ちゃったし。」
fw「え俺もなんだけど」
ib「ぅわ〜絶対被ってんだけど〜」
kn「まぁこのタイミングなら全員一緒になってもしょうがないよねー…」
そう言って4人は廊下に向かって歩いてくる。
kz「…ッ‼︎(やばっ…隠れねぇと…)」
kn「ねっ!くーずは!」
空「え…皆んなの好きな人って…なんでなんで…そいつは僕のこと虐めてたんだよっ!なのになんで…」
fw「それは過去の話でしょ〜、今の葛葉はめっちゃいい子だからね〜。」
空「………。」
そのまま空君は黙って帰ってしまった。
kz「…(そろ〜」
ib「な〜にしてたんー?(ニコッ」
kz「いや…特に何も〜…?」
kn「じゃあどこまで聞いてた?」
kz「……最後だけ焦って聞けなかった…デス」
fw「ふ〜ん、まぁこれからだよな!」
lr「てか今日一緒に帰ろうぜー葛葉」
kz「まぁ…いいよ」
kn「んじゃ用事も済ませられたことだし、帰宅ー!」
kz「そういやお前ら、好きな人出来たの?空君以外に?」
ib「1番重要なとこ聞けてないじゃん笑」
fw「まぁね、秘密だよ、ひ・み・つ♡」
kz「なんだよそれ…笑、てか俺家こっちだから、じゃあな。」
kn「ん、じゃあねー」
ib「じゃね」
fw「ばいばーい」
lr「じゃあなー、………てかお前らとまた好きな奴被ってんのかよ笑」
kn「とりま家着いてこ?」
3人「賛成」
fw「…ここね、おけおけ覚えた…」
lr「明日から迎え行こうかな俺、てかお前らってら空のことどう思ってたん?」
kn「空はお試しだよ、口説いて来たから乗ってただけ、でも今回僕は本気で行くよ。」
ibfw「俺も。」
lr「ふはッ笑、結局そうなるかー。まぁ全員で口説いてったらなんだかんだいけそうじゃね?」
kn「わかる、てか今日羽触ったときの反応まじ可愛すぎたんだけど。抱ける。」
ib「いやまじ羨ましかったわ2人、俺も触りたかったんだけど。」
fw「そrrれなー??明日触らせて貰えないかなー、まじ明日から楽しみなんですけど。」
kn「んね、まじ本気で惚れさせに行く。」
ib「抜け駆けは禁止だからな?」
lr「わーってる、やる時は一緒、だろ?」
kn「てか葛葉って吸血鬼だったよな、吸血鬼って血を飲むのと酒飲むの一緒の類って聞いた事あるけど、」
lr「それマ?天才すぎだろ」
fw「血提供したらワンチャン番になれる説」
3人「あり」
lr「んまぁ明日から本気で葛葉のこと落としに行こうぜ、体を使ってでもな。」
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だいぶ長かったんじゃないかなと思います!
♡100↑
コメと♡してくれたら嬉しいカモ………!
よろろですわん!
(誤字あったらすみません!!)