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頑張るーーーー
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いつもは独りで入る校門。
今日は2人で入った。
すべてが特別できらきらしてた。
でもやっぱり気づいてた
僕、りんのこと好きだ。
だけどそう簡単には言い出せなかった
昔、勇気を出して友達に”男の子が好き”ということを言ってからすべてが始まった。
ゲイだーなんて言われたりしていじめが怖かった。もっと内気な性格にもなった。
いじめは僕に黒い心を植え付けて、病気という種が育つ。
今では過緊張性発声障害、自律神経失調症、聴覚過敏、HSP気質になったりと大変な思いをしてきた。
だからほんとに容易に言えることではなかった
でも今はお昼ご飯まで待つしかなった。
とっても楽しみだな> <
───────────────────凛side───────────────────
♬♬♬
なんて鼻歌を歌いながらいつもの駅に行く。
あれっだれか困ってる、?
明らかに同じ制服だ。
背は少し小さめで制服はぶかぶか
でも駅の構図を見てきょろきょろしているので明らかに困っている。
カバンにもヘルプマークがついているので困ってると確信して話しかけた。
困ってます、?と声をかけた瞬間
びくっとして振り向いた顔がとても可愛い。
子犬みたいで肌が白い。色素が薄くてまつげが白い。
繊細そうで話しかけたら戸惑っていたから、優しく声をかける。
だけど返って悪化させてしまったようだ。小さい口をぱくぱくして何かを伝えようとしているが声が出ていないのでわからなかった。
はっ! 今更気づいた。もしかして声がだせない子かも、、
自分の阿呆さに気がついた。
とか思っている間にスマホを差し出してきた。
やはり声がだせない病気だったのか、
申し訳ない気持ちになりながらも案内した。
一緒の電車に乗って近くの駅に着く。
電車から降りてすぐ
ありがとうございますと言ってもらって、初めて声が聞けた。
それからまだじかんがあったからベンチに座って少ししゃべった。
ゆっくり喉の奥から絞りだして、震えて吃る声もすこ し可愛らしかった。
お昼が楽しみだな
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終わりー!!!
体調不良なので遅くなりそうです。
いいねありがとうございますっ