注意書きは1話にて
赤→黒
水⇔白
桃→赤
青→桃
黒→?
桃side
幼馴染弟の告発から1ヶ月が経った
モブ「内藤、また青水先輩来てたよ」
桃「マジか、教えてくれてありがとう」
モブ「青水先輩と何があったんだよ」
桃「ん〜、色々かな」
彼を避けるようになった
別に嫌いになった訳ではない
ただ俺の何気ない行動で
彼をまた傷つけたくない
そんな自分勝手な理由だ
桃「…なんの用」
水「話したいことがあって」
木曜 16時
校門前で幼馴染弟と会った
待ち伏せでもしていたのだろう
桃「…分かった」
水「良かった!」
「僕彼処行きたい!」
桃「何処だよw」
水「ん〜、やっぱり美味しい!」
「ないちゃんは食べないの?」
桃「お腹空いてなくて…」
水「珍しいね、大丈夫?」
桃「大丈夫だよ、それで話って…?」
水「あ、そうだった」
桃「忘れてたのかよw」
水「てへっ☆」
桃「いいから早く教えて」
何となく分かってる
水「えっと、聞きずらいんだけどさ…」
どうせ「なんで無視してるの?」とかだろ
桃「…うん」
水「告白された?」
桃「…ん?」
水「だから、告られたかって!」
桃「え、聞いてないの?」
水「最近そういう関連の話しなくなったの!」
「で、どうなの?」
桃「…まだ」
水「え、そうなの!?」
「告るとか言ってたくせに、いふくんの意気地無し!」
桃「否、彼奴は頑張ってるよ」
「俺が避けてるだけで…」
水「そうなんだ…」
「…やっぱり気まずいから?」
桃「まぁ…そんな感じ」
水「本当にごめん、僕があんなこと言わなかったら良かったのに」
桃「別にいいよ」
水「…もういふくんに会いたくない?」
桃「そんなことはない」
「ただどう接していいか分からなくて…」
水「前みたいに…とはいかないよね」
桃「俺今まで幼馴染としか彼奴のこと思ってなかったから」
「恋愛対象として見れなくて…」
水「別に見なくていいと思うよ、幼馴染のままでいいじゃん」
桃「でも…」
水「ないちゃんはいふくんの事傷つけたくないって思ってるかもだけど」
「いふくんはそれを考慮の上だと思うよ」
「少しでもいいからいふくんと向き合ってみてよ」
桃「…分かった」
「今度彼奴と会った時ちゃんと話す」
水「そっか、良かった!」
「でさ、すごく言いずらいんだけどさ…」
桃「まだなんかあんのかよw、どうした?」
水「トイレ行ってきていい?」
「さっきから限界に近くて…」
桃「なんでもっと早く行かなかった」
水「行きずらい雰囲気だったから…」
桃「もう、早く行ってこい!!」
水「すぐ戻るね 」
彼が御手洗に行ってから10分
全く戻ってくる気配がしない
桃「いむのことだから迷ったかもな」
「…それか何かに巻き込まれてるのかも」
そう思うと心配でたまらなくなり
席から経とうとした時
?「ごめん、お待たせ」
目の前に彼奴が現れた
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