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日が暮れてあたりは真っ暗になっていた。
「ヤバイじょ〜寝すぎた。真っ暗じゃね〜明かりのある村に行かないと。」
いく丸は村に向った。
「なんだろう、村の入り口に大きな看板で第3新ポンポコシティーって書いてたけど
・・・ただの村じゃね?それも民家はポツンと・・・」
小さなタヌキがこっちを見ている。
「とーちゃん、アイツなんか変。タヌキじゃねーかも。」
「んん~たしかにな。顔が丸くね〜し後ろに尻尾がねえぞ!」
「早く帰ってかーちゃんに言おうよ。不審者通報しなきゃ。」
「おう、さっき指名手配の回覧板がきてたよな。アイツかも。」
タヌキの親子は足早に帰った。